2007年3月アーカイブ
2007年シーズン開幕
いよいよ'07年シーズンが開幕しました。
昨年、中日とのデッドヒートの末、惜しくもシーズン2位に終わったタイガースにとってリベンジの年。
濱中選手にとっても、自己新記録となった昨シーズンの成績を上回るべく望む飛躍の年。
オフには一時、不調でその状態が心配された濱中選手でしたが、最終的には打撃の調子も順調に上がってきて開幕を直前には開幕スタメンは揺るぎないという文字が新聞紙面を飾りました。
開幕直前には岡田監督自らが「今年の打線のキーマンは5番今岡と6番濱中」と名指しで明言。濱中選手のバッティングにかける期待の大きさが報じられました。
そして今日がその開幕の日。4年ぶりとなる開幕スタメンライト。その勇姿を見ようと僕も京セラドームへと行ってきました。
5時過ぎに球場に入ったときには、濱中選手はちょうどアップを終えてベンチ前で赤星選手相手にキャッチボールをしているところでした。
ほんの数日前までオープン戦を闘っていた京セラドーム。ユニフォームも何もかも同じなのですが、やはりシーズン開幕となると球場全体の雰囲気が違います。
ファンの数はもちろんですが、スタンドみんなのワクワクした気持ち、グラウンド上にいる選手の緊張した様子、多くのマスコミ陣など「あー、いよいよ始まるんだなぁ」としみじみ感じられる雰囲気が球場に拡がっていました。
対戦相手のカープのバッティング練習が終わり、タイガースのシートノックの時間が来ると濱中選手はライトの守備位置に。中村豊選手と並んで外野で軽くキャッチボールをすると、シートノック開始です。
ボールを追いかける濱中選手にライトスタンドから何度も何度も声援が送られていました。
タイガースのシートノック・カープのシートノックが終わりスタメンの発表。

1番鳥谷選手の発表から球場のボルテージが上がり、順にスタメン選手の名前が読み上げられました。そして6番。
「6番ライト濱中」のアナウンス。
分かっていたとは言え、開幕スタメンに名を連ねるのは実に4年ぶり。スコアボードに並ぶその名前を見ると感慨深いものがありました。
この後、試合を前にシーズン開幕のセレモニーが行われました。
両軍の選手・監督・コーチがベンチ前に出てきて一列に整列。チアリーダーのダンスがあり、このあと選手たちが行進してスタンドに向かいました。場内も全員起立してSkoop On Somebodyによる国歌斉唱。

そしていよいよ試合開始です。
セレモニーの最後はタイガースの選手が守備についてから行われた始球式。水川あさみさんがその大役を果たされ、これで開幕セレモニーが終了。
18時ちょうどにプレイボールがかかりました。
ライトの守備位置にいる濱中選手も心なしか、緊張しているかのような動きに見えましたがゲームの展開は静かに進んでいきました。
濱中選手の第1打席は2回の裏。
いまだに両チームあわせて1本のヒットもランナーも出ない緊迫した状況でした。
2死ランナー無しでバッターボックスに向かう濱中選手の手にあったのは黒いメープルのバット。
シーズンインまで何度も迷っていましたが、昨年後半に相性の良かったバットをまずは選択したようでした。
黒田投手が投じた1球目、インコース高めの球を果敢に打って出た濱中選手でしたが、差し込まれて三塁フライ。
残念ながら初打席を安打で飾ることは出来ませんでした。

3回にカープが梵選手の犠牲フライで1点先制したもののそのあとは先発の下柳投手と黒田投手の投げ合いで緊迫した投手戦となりました。
ただ、黒田投手がタイガース打線を寄せ付けなかったのに比べ、下柳投手はランナーは出すものの要所を締めて交わしていくようなピッチングで5回まで粘ったのですが、ついに6回表に追加点を取られ降板。
結局、タイガース打線はリリーフの投手にも押さえ込まれ4安打1点。濱中選手も第2打席にはライトへの大きな当たりもあったのですが、わずかに切れてファールとなってしまいまい、結局4打席凡退に終わってしまいました。
初戦を飾ることは出来ませんでしたが、タイガースが優勝した'03年も'05年も開幕初戦は黒星。
濱中選手も'03年はなかなかヒットが出ませんでしたが、その後はあの大活躍でしたから今日の1試合だけで不安を感じる必要はないでしょう。
とにかく始まった'07年シーズン。
きっとまたすぐに濱中選手らしいバッティングを見せてチームを引っ張っていってくれるものと信じています。

オープン戦最終戦
今日でオープン戦も最後。

その締めくくりの試合を見るために大阪ドームに行ってきました。
振り返ってみればこのオフは秋季キャンプで右肩の異和感を訴えてリタイアがあったものの、自主トレは金澤投手と淡路で順調に過ごし、2月のキャンプインからもほとんど休みを取ることなく連日ハードなトレーニングに汗を流してきました。
そうして迎えたオープン戦では、当初から打撃不振が続きいったんオープン戦本隊から離れ一人黙々とバッティングの強制に励み、甲子園球場で劇的なセンターオーバーツーベースでの復帰。
その後のオープン戦ではすっかりバッティングの調子を取り戻し、一気に開幕スタメンの座を引き寄せて迎えた最終戦。

そのスコアボードに並ぶ先発メンバーは大事をとって出場を控えている金本選手をのぞいては開幕を想定したメンバー。
濱中選手の名前は6番ライトにありました。
岡田監督の頭の中では、濱中選手の開幕スタメンはもう確実なものとなっているのでしょう。
試合前のアップ、キャッチボール、シートノックでも濱中選手の表情はリラックスしていて開幕を間近に控えても気負うところはなさそうでした。

試合の方は・・・ご存じのようにタイガースの一方的な敗戦。
濱中選手も4打数無安打に終わってしまいました。
まぁ、先日まで連続安打を続けていましたし、チームも8連勝の後の連敗。オープン戦でずっと負け無しだと、シーズンに入ってからが心配だったので、ちょうど良かったのではないでしょうか(笑)
さぁ、いよいよ27日の紅白戦を挟んで30日からシーズン開幕。
待ちに待った'07年シーズンの幕開けです。
濱中選手にとってはチームの優勝と自身の打撃記録3割30本100打点という大きな目標を持ってのシーズンです。
昨年も4月は打ちに打ちまくってくれた濱中選手。
今年もスタートダッシュのためには濱中選手の打撃爆発は欠かせません。
昨年以上の大活躍、期待しちゃいましょう!

京セラドームでのオープン戦
オープン戦もいよいよ大詰め。
関西に戻って京セラドームでヤクルトを相手に最後の2試合。

一時の打撃不振から脱し、すっかり調子を取り戻した濱中選手ですが、開幕に向けてスタメンを確定させるためにも大事な2試合です。
ヤクルトの試合前の打撃練習が終わりに近付くと、一塁側のタイガースベンチに選手たちが続々と出てきました。
濱中選手は藤本選手、赤星選手、秀太選手たちと並んで最前列に。
しばらくヤクルトの選手のフリーバッティングの様子を眺めていました。
そしてタイガースのアップ開始。みんなベンチから出てきて準備運動、ストレッチを行い、そのまま軽くジョギング。
いったんベンチに戻ってグラブを持ってキャッチボールに出てきました。今日もお相手は赤星選手。
軽くキャッチボールをして、ヤクルトの打撃練習が終わるのと同時にシートノック開始。
もちろん、濱中選手はライトの守備位置につきます。今日は一緒に並んでいるのは赤松選手。
ノックが始まると最初に打球を受けたのは濱中選手。二塁への返球。フェンス際のボールの処理、三塁送球、そしてバックホームとそれぞれのノックを難なくこなした濱中選手は、颯爽と走ってベンチへと戻りました。
タイガースのシートノックが終わって、ヤクルトのシートノックの最中に先発メンバーの発表。
濱中選手は6番ライトでスタメンです。
どうやらこのまま開幕も6番ライトでスタメンという雰囲気で、ちょっとほっとしました。
試合開始となり、ライトの守備位置についた濱中選手。
なんと試合開始の初球を青木選手がライトスタンドへ放り込むという幕開けになり、濱中選手はその打球が頭上を越えていくのを見送るしかありませんでした。
ただ、最初の守備機会はすぐにやってきました。1アウトランナー無しでリグス選手の打球は右中間へ。濱中選手が素早く落下点に入ってこれを抑えました。
第1打席が回ってきたのは2回裏。
1アウトランナー無しで登場した濱中選手。1ボールからの2球目を積極的に打って出ましたが、残念ながらセカンドフライに終わってしまいました。

第2打席は5回裏。
この回の先頭打者として登場した濱中選手。
相手投手はグライシンガー投手。新しい投手で、データが無かったと思いますがフルカウントまで粘り、さらにここからファール2球。
そして8球目を思い切り叩くと、打球は左中間をまっぷたつ。
2塁打となりました。
この打球を見てると濱中選手はすっかり自分のスイングを取り戻したようですね。軸がぶれることなくしっかりスイングしてボールをとらえられていて見ていても安心できるバッティングでした。
ただ、後続が凡退して濱中選手は本塁に戻ることは出来ませんでした。
このあと7回裏、9回裏にも濱中選手に打席が回ってきましたが、残念ながらいずれも凡退。
結局この日は4打数1安打(2塁打)。チームも無得点で連勝が終わってしまいました。
ただ、濱中選手は開幕に向けて順調そのもの。いつ開幕しても大丈夫と安心させてくれました。
完全復活!
今日の小牧球場での中日とのオープン戦に4番ライトとして先発出場した濱中選手。
オープン戦での先発出場は6日以来ですが、第2打席になんとツーランホームラン。
第3打席にもセンター前にタイムリーヒットを放ち、5打数2安打3打点の大活躍でした!
もうすっかり不振からは脱出したようで、一安心。
一時はどうなることかと心配しましたが、もう大丈夫ですね。
ここから濱中選手の快進撃が見られそうですね~
開幕に向けて楽しみです☆

(画像はjunkoさんにお借りしました。ありがとうございます!)
教育リーグ2戦目から甲子園でのオープン戦へ
教育リーグの調整も今日で2日目。
昨日の試合で4打数1安打と、なんとか安打を放ったもののまだ濱中選手らしい当たりをみることが出来ない状態でしたが、今日こそは・・・と大きな期待を胸に球場に向かいました。
鳴尾浜球場は昨夜から降り続いた雨は朝にはすっかり上がっていたものの、グラウンドにはうっすらと雨が浮いていて強い風が吹き渡っていました。
昨日ならすでに選手が出てきていた時間なのに、グラウンドにいる選手の姿はほとんど無く、ちらほら見かけた選手もみんなベンチを後にしてグラウンドを出て行ってしまいました。
もしかして、グラウンド状態が悪いので室内でアップするんだろうか・・・と思って少し待っていると、ぞろぞろと選手とコーチが入ってきました。
そのまま外野の芝生の上でアップ開始。
下が濡れているため、座ったり寝そべったりのストレッチが出来ず、代わりに途中で馬跳びをしたりしてました。
濱中選手の鳴尾浜での馬跳び姿を見るのは久しぶりで、鳴尾浜球場に通い詰めたあの頃のことをちょっと懐かしく思い出しちゃいました。
アップを終えると野手組は室内練習場へ。
さすがに内野の土のコンディションはまだ改善していなくて、ここではバッティング練習はできなかったようで、しばらくは投手陣が外野の芝生の上でキャッチボールを行っているのを見ていました。
少しして、野手陣もちらほらと姿を見せ始め、外野でノックを開始しました。
若手の二軍選手が中心で濱中選手は最初はいなかったのですが、しばらくして濱中選手は高橋光選手と一緒にグラブを持ってグラウンドへとやってきました。
まずは内野の一塁側ファールグラウンドでキャッチボール開始。
その後、そのまま外野に移動して今度は狩野選手と並んでノックを受け始めました。
ここでもグラウンド状態が悪いためかフライノックばかりを受けて、返球もそばのスタッフの所にしていました。
ノックを終えて、グラウンドを後にするのかと思ったのですが出口すぐ横のブルペンを覗き込むとそこでピッチングをしていたのは仲良しの福原投手。
それを見た濱中選手はブルペンに入ってどうやらそのピッチングのバッターボックスに立っていたようでした。
かなり長い間、ブルペンにいたのは福原投手のため・・・と言うだけでなく、自分自身が生きた球を目にして少しでもバッティングのタイミングをつかもうとしていたのかも知れません。
いったんこの後グランドを出た濱中選手でしたが、昼食の時間を終え1時間くらいしてから今度はいつものバッグとバットを持ってやってきました。
ベンチ奥でウインドブレーカーを脱ぎ、ユニフォームに着替えるとグラブを手に出てきてベンチ前の焚き火の缶の前に座って手をかざしていました。
そして試合前のアップ開始。
ベンチ前で軽くジョグやダッシュを繰り返して、続いてキャッチボール。
このときのお相手も高橋光選手でした。
そのままシートノック開始。ライトの守備位置に高橋勇選手と一緒に向かった濱中選手は最初はライン際のクッションボールの処理をしてセカンドへ返球。
続いてライト前ヒットを3塁へ返球。そうしてフライ処理のバックホーム、ライト前ヒット処理のバックホームといつもと同じ順番で次々と打球を処理して、ベンチへと颯爽と引き上げました。
スターティングオーダーの発表では、濱中選手の打順は何と3番。
新聞報道では、「鳴尾浜球場での教育リーグで数打席打った後、甲子園球場でのオープン戦に合流して途中出場する計画もある」とあったので、少しでも早い打順でとなったのかも知れません。
タイガースのシートノックが終わり、ソフトバンクのシートノックの時間、濱中選手はベンチの隅っこに高橋勇選手と並んで座っていたのですが、このとき何と空から雪が・・・
さっきまでは好天だったのですが、ホントにあっという間の天候の変化でめまぐるしいコンディションの変化の中、プレーする選手は大変ですね。
雪の中、バットを持ってベンチ前に出てきた濱中選手は突然の雪に苦笑いしながら素振りを開始。雪を吹き飛ばすような鋭いスイングを見せてくれました。

そしていよいよ試合開始。
1回の裏、濱中選手の第1打席が回ってきました。
2ストライク1ボールからの外角の球を打って出たのですが、残念ながらセカンドフライ。
3回裏に回ってきた第2打席。
ここではかなり大きな当たりもあったのですが、残念ながらレフト線に切れるファール。結局2ストライク1ボールから高めのボール球に手を出してショートゴロに終わりました。
今日はベンチ内やネクストサークルで町田コーチが何度も濱中選手に声をかけてスイングのチェックをしていました。
5回表、6回表にはそれぞれ1回ずつライトフライの守備機会がありましたが、これは難なく処理。

6回裏に第3打席。2スIトライク2ボールからの5球目。インコース低めの難しいボールを打って出たのですが、ショートゴロに終わってしまいました。
結局3打数0安打。
ベンチに引き上げた濱中選手はベンチのみんなにぺこりと頭を下げ、そのままベンチ奥に。
そして自分の荷物をまとめると、鳴尾浜球場を後にしました。
そう、甲子園球場へと向かったのです。
僕も濱中選手の出場機会を信じて、甲子園球場へと急ぎました。
甲子園球場に着くと、試合は5回裏が終わったところ。すぐに濱中選手がベンチに入ってきました。
他にも鳴尾浜球場から甲子園球場に駆けつけた選手が数人いて出場機会を得ていましたが、濱中選手はベンチ入りの瞬間に姿を見ただけで他は全くその姿が見あたりませんでした。
「きっと代打出場に向けてベンチ奥でバットを振っているんだ」と信じてその時が来るのを待ちました。
そして最終回。その時が来ました。
1アウト1塁から濱中選手の名前が甲子園球場にコールされ、球場中に大歓声がわき上がりました。
やはり濱中選手にはこの大歓声に包まれた甲子園球場が似合いますね。いつもと同じ仕草でバッターボックスに向かう濱中選手。
そしてゆっくりと右バッターボックスに入りました。
1球目、見送りのストライク。
2球目、空振りのストライク。
いきなり2ストライクに追い込まれてしまいました。
教育リーグでの調整に入り、結局昨日の1安打のみでその後凡退に終わっていた濱中選手。
その打席をこの目でずっと見てきていましたが、なかなか結果を出せずに苦しんでいる濱中選手の気持ちを思うと、ここからはもう祈るような気持ちになっていました。
そして打席に立つ濱中選手の姿をカメラのファインダー越しに見ながら、もう僕には球場の音が聞こえなくなっていました。
3球目はインコース高めのボール。牽制球2球をはさんで4球目はアウトコース低めのボール。
2ストライク2ボールの並行カウントとなりました。
そして・・・濱中選手のバットが真田投手の投じた第5球を捕らえました。その打球は低い弾道ながらグングンと伸びてゆきセンターのはるか頭上を越え、フェンス直撃。
ツーベースヒットとなりました!
やりました。あの苦しんでいた濱中選手のここ数打席が嘘のような素晴らしい当たりでした。もうちょっとでホームランという当たりでしたが、そんなことはもうどうでも良かったです。
とにかく濱中選手らしい当たりが出た、それだけで満足でした。
誇らしげに二塁上に立つ濱中選手の姿・・・そしてスタンド中から大きな拍手と歓声が送られました。
このバッティングが見られれば大丈夫。そう思える文句ない当たりでした。この挨拶代わりの一撃をのろしに、明日からオープン戦に再合流し、今度こそ開幕スタメンに向けての再スタートですね。
きっと不調を乗り越えた濱中選手が、成長したその勇姿を見せてくれるでしょう!

鳴尾浜での教育リーグ
打撃不振からオープン戦帯同を離れ、今日から鳴尾浜での教育リーグに参加となった濱中選手。
ただ、広澤コーチの指導でバッティングの状態は上向きだと聞き、その活躍を信じて鳴尾浜球場に向かいました。
朝8時半ころから少しずつ選手が球場に姿を現しはじめ、濱中選手もすぐにやってきました。
黒いウインドブレーカーにサングラス、赤のリストバンドに黒い手袋、赤と白のいつものバッグを持って喜田選手と談笑しながらベンチに入りました。

その表情はとてもリラックスしていて、笑顔を見ただけでここ数日の心配が少し晴れた気がしました。
荷物をダッグアウトに置いてベンチから出てきた濱中選手は朝早くて眠いのかアクビをしながらベンチ前に置かれた焚き火の缶のそばに行き、暖を取っていました。
選手がみんな集まると外野に移動。コーチがやってくると円陣を組んで今日のスケジュールの説明。
いつものように最前列に並んだ濱中選手はコーチの手元の予定表を思い切り覗き込みながらそれを聞いていました(笑)
そしてアップ開始。
寒い中、体をほぐそうと入念にストレッチした後、ジョグ、ダッシュと続けていきました。
ここで投手陣と野手陣が別れて投手陣はキャッチボール開始。
野手陣はレフトのフェンス前に移動して、ここでダッシュの続き。ベースランニングの距離を2人並んで競争して走っていました。
濱中選手のお相手は中村豊選手。僅差で中村豊選手が勝利して、勝利の瞬間、右手を「1ばーん」と高々と上げていました(笑)
そうして打撃練習開始。濱中選手はベンチに戻ると右手にヘルメット、左手に黒と白木の2本のバットを持って出てきました。

そこに現れたのが平塚コーチ。しばらく話し込んでいた二人でしたが、途中、濱中選手は身振り手振りで今のバッティングフォームの問題点を説明しているようでした。
どうも前にポイントがずれてしまってて、あまり意識しすぎると今度は差し込まれて・・・と言うような内容のようでした。それを聞いた平塚コーチからもスイングについての説明・指導が行われていました。
その指導のあと、ティーバッティング開始。
最近、見慣れてきた関本選手のバッティンググラブをして白木のバットで真剣にスイングを繰り返していました。
ティーバッティングを終えた濱中選手は汗をぬぐって、ケージの後ろへ。自分の番を待っていましたが、すぐに番が回ってきてまずは筒井壮コーチがバッティングピッチャーをしてくれているケージでフリーバッティング開始。
打球は結構いい角度で上がるものが多く、筒井壮コーチからも「完璧!」「ナイスバッティング!」「よっしゃ~」とその都度、声がかけられていました。
続いて隣のケージで今度はマシン相手にフリーバッティング継続。
ここでも自らのバッティングのポイントを確かめるように1球1球丁寧にスイングしていました。
バッティング練習を終えた濱中選手はいったんベンチに戻りウインドブレーカーを脱いで練習着に着替えるとグラブを持ってグラウンドに戻ってきました。
三塁側の内野のファールグラウンドで軽くキャッチボールをした後、レフトに移動してノック。
ノッカーの平塚コーチからは「何本かは自分で決めろよ~」と言われ、頷いてノック開始。
ただ、平塚コーチのノックボールがあまり勢いが無くて・・・(笑)
途中から濱中選手がジェスチャーで「こーんなボール」「ここのコースに打って」とリクエストが入っていたのですが、なかなか思うような打球が飛んでこなくて、ちょっとずっこけるシーンもありました。
それでも捕球したボールは全てノッカーの横までしっかり返球できていましたし、一人でノックを受けていたからかいつもより多くボールを追いかけていました。
ノックを終えるとセンターに移動してフリーバッティングの守備についていましたが、しばらくして内野に戻ってくると走塁練習開始。
まずは一塁上で秀太選手と並んで二塁へのベースランニング。
続いて二塁上に移動してここから三塁への走塁練習。
ただ、途中でなぜかグラブを持ってショートの守備についたりしてました(笑)
二塁上での走塁練習を終えると最後は三塁側のファールグラウンドで三塁から本塁への走塁練習をしていました。

そうしてベンチに戻ったので、これでシートノックまでもう出てこないかと思っていたら、しばらくしてから再びグラブを持って登場。
センターの守備についていました。守備の途中、またもや平塚コーチがやってきてここでもスイングについての談義なのか、グラブをバットに見立ててスイングの形を繰り返していました。議論が白熱している間にタイガースの打撃練習が終了。
散らばったボールを片づけて、昼食を摂るためにいったんグラウンドを後にしました。
1時間弱ほどしてから今度はホームのユニフォームに着替えた濱中選手が、右手に白木のバットを1本持って仲良しの山本記者と一緒にグラウンドに戻ってきました。ベンチの所までやってきた二人は、ベンチには入らず、その横の記者席のフェンスに腰掛けてしばらく話し込んでいました。
二人で同じ方向に足を組んでて見てると面白かったですよ。
ソフトバンクのバッティング練習の時間が終了して、片づけの時間。濱中選手もみんなと一緒にネットなどを運んで片づけていました。
そしてベンチ前でアップをしてからキャッチボール。続けてライトでシートノックを受けました。
この後、スタメンの発表。濱中選手は4番ライトで先発出場。
試合前には選手がベンチ前に全員集合して円陣を組んで、声を掛け合っていました。
そしてこの後、恒例のベンチ前での素振りがあって、いよいよ試合開始。
まずはタイガースナインが守備につきました。
ライトの守備位置についた濱中選手。初回から守備機会がやってきました。
2アウトからライトフライが飛んできて濱中選手はこれを難なくキャッチ。
3アウトチェンジとなりました。
2回には最初の打席がまわってきました。
先頭打者として打席に立った濱中選手。1ストライク1ボールからの3球目。
インコースよりのボールを思い切りスイング。
ややつまり気味でしたが、レフト前ヒットとなりました。久しぶりのヒットで濱中選手は一塁に出塁。
何はともあれ、ずっと無安打が続いていた濱中選手にとってもちょっとホッと出来る1本になりました。
続く喜田選手の3塁打で一気に本塁に戻って先制のホームベースを踏んだ濱中選手がベンチに戻ると選手たちがみんな揃って祝福してくれました。
加藤コーチも汗をぬぐっていた濱中選手のところにわざわざやってきて笑顔でハイタッチしてくれていました。みんなが濱中選手にヒットが生まれたことを喜んでくれていて、このシーンを見てるとジーンと来ました。
ベンチでその後の攻撃を見てる濱中選手の表情も少し晴れやかに見えました。
ただ、結局この日はこの1本だけ。
第2打席は三振。第3打席はセカンドフライ。最終打席は当たりはよかったもののピッチャーゴロで併殺打に終わってしまいました。
最後まで出場した濱中選手は試合後もミーティングを終えて、再びスイングを確認するためか、立石コーチと一緒に三塁側のファールグラウンドへ。ここでコーチとスイングについて少し話した後、ロングティーを開始。
7~8本くらいをワンブロックとしてこれを何度も何度も繰り返して打っていました。
自分のバッティングのポイントを取り戻すため、何度も何度も・・・
ブロックとブロックの間には流れる汗をぬぐい、息を整えてまた打つ。

カゴに積まれていたボールが無くなっても、横で行われていたフリーバッティングのケージの中に落ちているボールを拾い集めてまた打つ。
振り続けることがこのスランプから脱出する一番の近道だと言わんばかりにスイングを続けていました。
そうしてやっとティーバッティングを終えようとしたのですが、フェンスオーバーしたらこれで終わりと2球だけ立石コーチにボールを渡したのですが、残念ながらボールはフェンス直前までしか届かず、またあわててボールを2球拾いに走りました。
でもこれもまたダメで、笑いながら更に2球。
「これはいったやろ~」の一言とともに飛んだボールはイイ当たりだったのですがラインドライブがかかってフェンス直撃。ずっこけた濱中選手はまた走ってボールを拾って再挑戦。
今度こそ「いったやろ~!!」で、フェンスオーバー。
長かったロングティーをやっと終了しました。
この後も最終チェックをするように立石コーチとスイングについてしっかり話し合って、打ち続けて外野に転がったボールを拾い集めた濱中選手が長い1日を終えてグラウンドを後にしたのはもう4時半でした。
完全復活とはいきませんでしたが、そのきっかけとなる1本が出た試合。今日何かを掴んだ濱中選手はきっと明日以降、本来の姿へと近付いて行ってくれると思います。

関西でのオープン戦
関西での最初のオープン戦。
対戦相手はまたまたオリックス。
球場に入ると濱中選手はちょうどバットを持ってベンチから出てくるところでした。
それを見つけた解説者の田尾さんがそばにやってきてしばし談笑。
どんなことを話していたんでしょうね。
田尾さんも濱中選手も表情は明るくて、決して不振で深刻という表情ではありませんでしたよ。
そうして濱中選手のバッティング練習開始。
まず始まったのはティーバッティング。
2つ並んだネットのうち、三塁側のネットの前にきた濱中選手は赤いバッティンググラブをして黒い自らのバットを持って、ティーバッティングをはじめました。
力一杯スイングする姿はいつもの濱中選手で、とても力強く見えました。決して調子が悪いようには見えませんでしたよ。
続いて行われたフリーバッティングもしかり・・・
フルスイングしたバットから繰り出される打球は高々と舞い上がって何本も何本もフェンスを越えていきました。
上段のスタンドにも何度か届いていて、濱中選手らしい滞空時間が長く、きれいな放物線を描く打球が数多く見られました。
岡田監督もこのフリーバッティングの様子をケージに張り付いてじっと見ていました。
フリーバッティングを終えて濱中選手がケージから出てくると、そばにいた正田コーチが歩み寄ってフォームのチェックをしていました。
その後、いったんベンチ奥に姿を消した濱中選手でしたが、グラブを持って再び登場。
赤星選手と一塁ファールグラウンドでキャッチボールをしてからライトに移動してノック開始。
これも赤星選手と交互にノックを受けていました。
最初はきっちりノッカー横まで返球。
濱中選手は返球した後、ボールの行方を最後までじっと見て、ボールがちゃんと狙ったところに行ったのを確認すると小さく頷くのが癖みたいですね。
しばらくボールを追いかけて右へ左へ前へ後ろへと走り回っていましたが、守備練習を終えると一塁キャンパス上へ。
走塁練習です。
フリーバッティングの打球にあわせて二塁へとスタートを切ったり、打球の行方を見て一塁へ戻ったり・・・
それが終わると二塁へ移動して、同じように走塁練習。
ここでは吉竹コーチがそばにいて濱中選手に走塁について指導してくれていました。
バッティング練習が終わり、オリックスのシートノック。
そしていよいよタイガースのシートノック開始です。
濱中選手は藤原選手や高橋選手と並んでライトでノックを受けていました。
シートノックの途中でスタメンの発表があり、「4番ライト濱中」のコール。バックスクリーンのスクリーンに濱中選手の姿が大写しになしました。
シートノックを終えたタイガースナインはベンチ前で円陣を組み、試合前のミーティング・・・試合に備えていました。
このあと、野手はみんなでベンチ前に出てきて素振り。
いよいよ試合開始・・・の前に、今日が京セラドームでの初ゲームと言うこともあり、オリックスに今年からやってきた選手やコーチ陣の紹介がありました。
場内アナウンスにのって、選手たちがベンチからマウンドの所に走っていくのですが途中、一塁側のラインをまたぐところでわざと転んでみたり、大きく飛び越えてみたりそれぞれパフォーマンスをしていて、見ていた濱中選手たちタイガースナインもベンチの中で大笑いでした。

試合開始。
濱中選手の最初の打席は2回表。
この回、先頭打者としてバッターボックスに向かった濱中選手。0-1からのファーストストライクを積極的に打って出たのですが、残念ながらショートフライ。凡退に終わりました。
最初の守備機会は2回裏。先頭打者の下山選手の打球はライトのライン寄りに上がるフライでしたが、濱中選手はしっかりこれをキャッチしました。
4回表には第2打席。一死1・2塁のチャンスでの打席でしたが、空振り三振に終わってしまいました。残念。
6回裏に2回目の守備機会がきました。一死2・3塁で岡田選手の打球はライト前ヒット。二塁ランナーは大引選手で、アウトカウントを除くと安芸の時と同じ状況だったのですが前回の捕殺の送球のイメージが強かったからか、今回は大引選手は三塁でストップしました。
濱中選手の送球がホンモノに近付いてるからこそでしょうね。
7回表、9回表に回ってきた打席でも残念ながらヒットを打つことは出来ず、この日は4打数無安打でした。
試合も結局4-1で敗戦。
あまりいいところなく終わってしまった試合でしたが、今のこのオープン戦の時期に問題点をすべて出し尽くしてしまった方がいいのではないでしょうか。それによって今を乗り切ることが出来れば、一段階進歩した状態で開幕を迎えられることでしょう。

春季キャンプ打ち上げ
2月1日に沖縄宜野座村で幕開けた春季キャンプも1ヶ月の日程を終え、今日ついに打ち上げとなりました。
ほとんどの休日を返上してひたすらトレーニングに明け暮れた日々。
その成果はすでに現れ始めています。
自らのブログでは「まだ万全とは言える状態ではない」と述べているものの、連日のオープン戦や紅白戦では好調な打撃を見せてくれていますし、守備の方でも光るプレーもあります。
ただ、この1ヶ月間、突っ走ってきただけに疲れがあるのも確かでしょう。
久々の自宅でゆっくり体を休めて、また週末からのオープン戦でがんばってもらいたいですね!

