2007年4月アーカイブ
送球再開に向けて
連日、復帰に向けて鳴尾浜球場でトレーニングに励む濱中選手。
今日もその様子を見に行ってきました。
いつもと同じようなメニューが進められていったのですが、アップの時、濱中選手は右手を上げて送球するフォームの動作を何度もしていて、肩の様子を確かめているようでした。

隣に立っているトレーナーさんに確認しながら腕を振り上げたり、振り下ろしたりしていて、送球練習の再開に向けて少しずつ準備をはじめたのかも知れません。
そう思えることは今日、他にも幾つかありました。
まず、アップの中で昨日までは上半身や腕のストレッチなどはほとんど参加せず、下半身中心にアップしてたのですが、今日は他の選手と同じく腕を振ったり上半身のストレッチにもかなり参加していました。

アップを終えて、昨日と同じくティーバッティングとなったのですが、ここではこの3日のうちで一番の力強いスイングを見せてくれました。
足を上げてのいつものスイングだけでなく、昨日と同じようにオープンに構えたり、両足を拡げて足を上げずに振ったりしていましたが、途中から渾身の力を込めたフルスイング。
そのバットから繰り出される打球はネットを大きく跳ね上げて揺らしていました。
そしてティーバッティングが終わるとそのままバックネット前のガラスに向かって、素振り。
これも気迫のこもったフルスイングでの素振りで、真上から見てるとそのバットが空を切る音が「ブォン、ブォン」と間近に聞こえました。
結局、今日もティーバッティングだけでフリーバッティングは見られませんでしたが、あの素振り、スイングを見てるとそれもすぐだろうと感じられました。
他の選手がフリーバッティングしてる間、濱中選手は外野で守備についていたのですが、今日はバッティング投手ではなく二軍の投手が渾身の力を込めて投げたボールを打っていたためボールがなかなか飛んで来ず、濱中選手は退屈そうでした。
途中、いったんグラウンドから姿を消したり、中村豊選手のそばに行って話をしたりしていましたが、それにも飽きたのか途中でやっと飛んできたボールを使ってシャドーピッチングのように送球フォームを繰り返し確認したりしていました。
あと、フェンス近くまで飛んでいったボールを拾うと、そのまま軽くフェンスに向かってボールを投げつけてバウンドしてきたボールをまた捕って投げてを繰り返したりもしていました。
こうしたところでも送球練習再開が近いんだろうということが実感できました。
ただ、このあともなかなかボールが飛んでこず、ジャグリングのように上に投げ上げてキャッチして退屈しのぎをする濱中選手の姿も見られました(笑)

やっとフリーバッティングが終わり、内野のケージやネットを片づけてノックの時間。
今日も濱中選手、中村豊選手、桧山選手の三人がノックを受けるべく、ベンチから出てきたのですが向かった先は外野・・・ではなく、なんと三塁キャンパス上。
今日は内野でのノックでした。
確かに外野ノックに比べると走り回る距離は短いのですが、いかんせん自分の番が回ってくるのが早くてこれはこれで大変そうでした。
ノッカーは筒井コーチだったのですが、筒井節も健在でした。
中村豊選手に「先輩~、へっぴりですよ」とか、桧山選手に「元三塁手!」って言ったかと思うと続けて「あー、3人とも元内野手か~(笑)」とか・・・

濱中選手以外の2選手は捕ったボールを1塁や2塁へと送球していましたが、濱中選手は投げる構えだけ。近くのネットに下手投げでボールを集めていました。
内野ノックが終わったあと、濱中選手の近くにやってきた筒井コーチが「外野ノックと内野ノック、どっちがいい?」って聞いていましたが、濱中選手は苦笑いしながら「いやぁ・・・」と明言は避けていました(笑)
最後はみんなでトンボをかけてグラウンドを整備。
ここですでに午前の練習時間が終わってしまっていたため、今日は最後のランニング無しで野外練習が終了となりました。

今日は基本的には昨日までと同じ内容の練習ではありましたが、所々で送球練習の再開が近いことを感じさせてくれるような動き、仕草が見られました。その日が来るのが楽しみです!
今日もティーバッティング
昨日に続いて鳴尾浜球場に行ってきました。
聞いたところによると濱中選手は「右広背筋肉離れ」と診断されてから休まずリハビリ・トレーニングに明け暮れる日とのこと。
先日の練習休日の日も休日返上で体を動かしていたとか・・・
復帰に向けての気迫が伝わってきます。
今日も練習開始時間は9時10分・・・のはずだったのですが、グラウンドにパラパラと選手が集まりはじめるとコーチがフライング気味に練習前のミーティング開始。
濱中選手の姿はまだありません。
ちょっとしてグラウンドに入ってきた濱中選手。練習開始までまだ5分くらい時間があったので、安心してやってきたようでしたがグラウンドでみんなが円陣を組んでいるのをみて、あわてて荷物を置いて小走りにみんなの輪に加わりました。
なんか授業に遅れてやってきて、先生に見つからないように教室に入っていく生徒のようで面白かったですよ。
ミーティングのあとはアップ開始。今日は相木投手と一緒に並んでジョグやストレッチ、ダッシュを行っていました。
仲のいい相木投手相手に、笑顔で話をしていてリラックスした様子でした。

ストレッチの途中で、右肩から背中に手をやってるシーンが見られましたが、その表情は決して痛いというものではなく、故障個所に手をやってその状態を確認しているというような雰囲気でした。

アップを終えた濱中選手は、ベンチに荷物を運びバットを出してティーバッティングの準備。
ベンチの最前列に座ってバッティンググラブを付けていた濱中選手に、濱中選手の様子を見に来ていた岡先生からスタンドから声がかけられました。
嬉しそうに席を立った濱中選手はスタンドを見上げて、岡先生に状態を報告するかのようにしばらく話をしていました。
このときの表情も明るくて、肩の調子がいいんだろうなぁと思わせてくれるようなものでした。
そしてティーバッティング開始。
今日、トスを上げてくれたのは石原トレーナー。
石原トレーナーと濱中選手が並んでいる姿を見るとあの辛かったリハビリキャンプの時のことを思い出しますね。
バットを振ることも出来ずひたすらがんばっていたあのころのことを思えば、今の一瞬の離脱なんて、たいしたことはないと思えます。

今日のティーバッティングもカゴ1つ分くらいのボールを打ったのですが、フォームのチェックのためか昨日と比べて7割くらいの力でスイング。
その代わり、トスを上げてもらう場所をこまめに変えたり、クローズに構えたり逆にオープンに構えたり、足を上げずに広く拡げてスイングしたりと色んなバリエーションでバットを振っていました。
ティーバッティングを終えた濱中選手は流れる汗をぬぐいながら、その場を少し離れて何かを確かめるかのように何度か素振りを繰り返してからベンチに戻りました。
ベンチにかけて、タオルで汗を拭いていたのですが、ちょうどその時ベンチ前では投手へのノックが行われていました。
その中には、三東投手の姿もあったのですがそれを見つけた濱中選手は三東投手に向かって「こんな投げ方になってるやん!」ってジェスチャーでからかったりしていました。
2年前のリハビリキャンプでは一緒に汗を流した三東投手。今は共に故障で戦線を離れていますが、お互いこれを乗り越えて一軍の舞台で投打に活躍してもらいたいですね。
なんだか今日はこうやって、岡先生、石原トレーナー、三東投手とあの頃のことを思い出すようなメンバーやシーンが随所に見られました。
汗を拭き終わって守備の準備を済ませた濱中選手はグラブを持って左中間の守備位置へ。
桧山選手、中村豊選手のフリーバッティングの守備につきました。
昨日と同じく基本的には捕った球を下から投げて近くのスタッフに渡していましたが、2球ほど上から投げるシーンもありました。これも、様子を見るようにそっと投げるだけでしたが。
フリーバッティングが終わって、いったんケージやボールを片づけてから昨日と同じメンバーで今日はライトの守備位置へ。
筒井コーチによるノックです。
ハイテンションの筒井コーチのノックはかけ声からして爆笑もの。なぜか桧山選手への打球がうまく上がらないことが多くて、「あー、桧山さん、あかん」と大声で。
当たり損ねで、ライトまで届かず落ちてしまったような打球が3人連続で続いたかと思うと「はい、皆さん、今のはポテンヒットの練習です」とか・・・
逆に一歩も動かなくても捕れるような真正面のボールが飛んでしまうと「あー、イージー。サービスで~す!」と、打つたび、いや喋るたびに観客席にも笑いが起こっていました。
とは言っても、昨日と同じく左右、前後に大きく走り回らされるノックで、うけてる3人は大変そうでした。
桧山選手への打球が一度あまりに大きくて、ホームランになってしまい桧山選手が右手を大きく回して「ホームラン」のジェスチャー。筒井コーチも「オーノー」とビックリするようなシーンもありました。
フライのノックが終わって、最後は昨日と同じく送球も含めてのノック。濱中選手が2塁、3塁、本塁に入って返球を受けていました。

そして最後は外野フェンス前のダッシュ。
レフトからセンターへと何本もダッシュを繰り返して今日の野外練習は終了。
基本的には昨日と同じ内容の練習でした。しばらくはこういった内容のままかも知れませんが、とにかく焦らず、少しずつステップアップして万全の状態に近づけて行って欲しいですね!
バッティング再開
22日の巨人戦で右肩の痛みを訴え、翌日「右広背筋肉離れ」と診断され登録抹消となっていた濱中選手ですが、症状そのものは軽傷だったのかすぐにリハビリを開始。
昨日27日にはバットを振り始め、今日28日からバッティング練習が再開されると報じられたため、その様子を見ようと鳴尾浜球場に行ってきました。
タイガースの二軍は今日は北神戸で試合があり、鳴尾浜球場では居残り組・リハビリ組がこじんまりと練習をしていました。

グラウンドに出てきた濱中選手はアンダーシャツの上に白い練習用シャツを着て、サングラス姿。シューズは白いトレーニングシューズを履いていました。
最初はストレッチから開始。
穏やかな天候のもと、芝生に気持ちよさそうに腰を下ろして下半身を中心にしっかり体をほぐしていました。
途中、何やら言葉を交わしていたのは仲良しの中村豊選手でしたが、始終表情は明るくて悲壮感なんか全くありませんでした。この表情からも今回の故障が軽傷であることが伺えました。
その次には、はしごや小さなハードルを使って色んな動きで走り回っていました。横に走ったり、足を高く上げながら走ったり、左右に足を拡げながらまるで曲芸のような動きで走ったり・・・
そしてアップの最後はダッシュ。レフト側のラインからセンター近くまでダッシュを数本繰り返してアップは終了となりました。
居残り組の選手の多くはここでグラブを持ってきて、キャッチボールをはじめたのですが、濱中選手は荷物を持ってベンチへ。
バッティング練習が始まるのを待つ間に、バッグから何か手の平に収まるくらいの大きさの物を出して自分の白木のバットのグリップのあたりをこすっていました。愛用のバットをしっかりメンテナンスしているようでしたよ。
しばらくして準備が整い、グラウンドに出てきた濱中選手は、バックネット前へ。
筒井壮コーチを相手にティーバッティングを開始しました。

スイングは最初は様子を見るように少し軽めに振っていたのですが、痛みの無いことが確認できたからかすぐにフルスイング。
かなり力強く振っていて、そのバットから繰り出される打球がネットを揺らす音が重く、大きくその場に響いていました。
これを見ると「バッティングでは痛みがない」という濱中選手の言葉に十分うなづけました。
バッティング再開初日なので、軽めで終えるかと思ったティーバッティングでしたが、結構な球数を打っていました。そんなに飛ばして大丈夫かなぁとちょっと心配になるくらい・・・
ケージ一つ分くらい打って、ボールを片づけるとバットを持った濱中選手はそのままバックネット前のガラスの前へ。

ここでスイングのフォームを確認しながら、何度も何度も素振りを繰り返していました。
これで野外練習が終わりかと思っていたのですが、ベンチに戻った濱中選手はバットを置くと今度はグラブを手にして、サングラスをかけ直して出てきました。
そのまま外野に移動して、桧山選手や中村豊選手のフリーバッティングのボールを追いかけていました。ただ、投球はまだ様子を見ているようでボールを捕ると下手投げで近くのスタッフの所に戻していました。
ただ、途中で2回ほど右肩の様子を確認するかのようにゆっくりとしたフォームで軽く上からも投げていました。
ちょっとビックリしましたが、もうそのくらいまで回復してるということでしょう。
フリーバッティングが終了し、内野に戻ってきてボールを片づけていましたが、ここでもまた確かめるように1球だけ上からボールをなげていました。
いったんベンチに戻ってきた濱中選手は喉を潤してから中村豊選手と一緒に出てくると再び外野へ。
何と、濱中選手、中村豊選手、桧山選手と一軍ライトを目指す三人が並んでノックを受け始めました。
ノッカーは筒井壮コーチ。
筒井コーチはいつもの元気な声で「ハマ~」と声をかけてからノック。濱中選手も元気な声で返事をしてボールを追いかけていました。
筒井コーチは中村豊選手には「せんぱーい!」と声をかけ、桧山選手には「ひーさん」と声をかけながらのノックで、なんか微笑ましかったです(笑)
ただ、このほのぼのした雰囲気とは違ってノックの打球はかなりきつくて、三人は右へ左へ、前へ後ろへとかなり走らされていました。
ここでも濱中選手は捕ったボールを下から投げて近くのスタッフにボールを渡していました。
最後、ノック終了!・・・と思い、濱中選手が「ありがとうございました~!」とお辞儀したのですが、筒井コーチは両手を大きく振って「違う、違う、まだ5球あるよ~」とアピール。
最後の仕上げということもあり、濱中選手だけは内野に戻ってきて内野手の役。
最初は二塁キャンパス上にいて外野からの中村豊選手・桧山選手からの返球を受け、続いて三塁、本塁でも同じように返球を受けていました。
これでノックも終了。ベンチに戻った濱中選手たちは荷物をまとめてグラウンドをあとに・・・するかと思ったら出口近くに荷物を下ろして、中村豊選手と二人でランニング。
レフト寄りの外野のフェンス前を二人で競い合うように何本もダッシュしていました。
ダッシュを終えて、今度こそ野外練習は終了。
荷物を再び担ぐとグラウンドに一礼して、その場をあとにしました。
午後はどうやら室内での練習のようでしたので、僕もここまでで帰ったのですが、濱中選手は野外練習の間、ずっとリラックスした表情で笑顔も見られましたし、バットを懸命に振る姿は痛みを全く感じさせないもので、見ていて本当に安心できました。
あとはボールを投げて問題なければ実戦復帰に一直線ですね。今日の様子を見ていればその日は決して遠い先の話ではなく、すぐにでもやってくるように感じられました。

登録抹消
開幕からの不振からもやっと脱出しようとしていた濱中選手。
22日の巨人戦に先発出場したのですが、6回表に右肩の痛みを訴えて途中交代となりました。
記事によると秋季キャンプのときと同じような痛みがあるとのことで自ら交代を申し出たようです。
結局、23日から登録抹消。
23日には病院で検査、24日に診断結果が発表と報じられました。
昨年は1年通じて離脱することなく過ごしていただけに、「もう大丈夫!」と思っていましたから今回の登録抹消の報道にはびっくり。
かなり心配です。
秋季キャンプと同じならしばらく安静だけで大丈夫なのかなぁと思いますが、まずは検査の結果の発表を待つしかないですね。
とにかく軽症で出来るだけ早く戻ってきてくれることを祈っています。

今季初長打、初打点!
昨日に続いて晴天の甲子園でのデーゲーム。対横浜ベイスターズ戦。

横浜ベイスターズの先発投手が工藤投手と予想されていたこともあり、昨日に続いて濱中選手が6番ライトで先発出場となりました。
タイガースのスターティングラインナップは投手を除いて昨日と全く同じ。
そして試合は初回から大きく動きました。
1回の表のピンチをしのいだタイガース。
その裏の攻撃は鳥谷選手の先頭打者ホームランから幕開けました。
横浜ベイスターズの先発・工藤投手が不調だったのか、連打連打で6番の濱中選手に回ってきたときにはすでにタイガースは2点先制し、1アウトランナー1・3塁。
濱中選手にとっては打点を上げる願ってもないチャンスです。

そして工藤投手が投じた第1球、真ん中高めの変化球を狙いすましたように振り抜いた濱中選手。
打球は左中間を破る二塁打。
今季初の長打、そして打点となりました。
やっと出た打点。甘い球でしたが、それを逃さず長打することが出来たことが、濱中選手の復調振りを物語っていました。
もう大丈夫でしょう。濱中選手本来のバッティングが戻ってきたと言ってもいいのではないでしょうか。
結局、このイニングは打者12人で7点というビッグイニングになり、ここで試合の行方は決まってしまいました。

濱中選手は初回の長打で、この日こそ「マルチ安打を!!!」と期待が高まったのですが、残り3打席のうち2打席が四球。結局この日は2打数1安打1打点2四球とマルチ安打を達成することは出来ませんでした。
でも四球を選んだ2打席とも2ストライク3ボールのフルカウントからの四球で、ボールの見極めがしっかり出来ていることを感じさせてくれるものでした。
2試合連続での安打。そして初打点、初長打。
やっと濱中選手らしい打球が戻ってきました。
きっと数字もすぐに上がってくることでしょう。
あとは本塁打。
濱中選手らしい高々と舞い上がる美しい放物線を描くホームランが早く見たいですね!

今季初の甲子園デーゲーム
今シーズン最初の甲子園でのデーゲーム。対横浜戦。
前日の大雨が嘘のように晴れ上がった甲子園球場は週末ともあり超満員でした。
濱中選手はいつものようにライトでシートノックを受けていたのですが、昨夜の雨で芝生が軟らかくなっていたのか、思い切りバックホームしたときに足が滑ってそのまま前につんのめりそうになって苦笑いしていました。

シートノックも終わり、タイガースの選手達はベンチへ引き返しました。あとはスタメンの発表を待つのみ。
なかなかバッティングの調子が上がってこない濱中選手ですが、ここ数試合は少しずつ当たりが戻ってきていて、今日もその打席の内容に期待が高まりました。
いよいよスターティングラインナップが発表されましたが、横浜ベイスターズの先発が土肥投手と予想されていたのと、赤星選手が首の故障で欠場となったためタイガースのスターティングメンバーは右打者がずらりと並んだオーダーとなりました。
ただ、横浜ベイスターズの先発投手は実際には右投手の川村投手。
タイガースサイドは裏をかかれたことになりました。

まぁ、おかげで濱中選手は6番ライトでスタメン出場。やっと調子を取り戻しつつある中で、スタメン出場で少しでも多く打席に立てることはチャンスでもあります。
最初の打席は2回裏。この回の先頭打者としてバッターボックスに立った濱中選手。心なしかその仕草は落ち着いているようにも見えました。

1ボールの後のストライクを見逃し、続くストライクを打ちに出ましたが空振り。追い込まれましたが、1球ボールを見送って2ストライク2ボールの平行カウント。
そして続く第5球。アウトコースのボールを濱中選手はうまくバットの先でレフト前に運びヒット。
すごくいい当たり!・・・というわけではありませんが、技ありの一打でした。
結局、この日はこの1安打だけだったのですが、残りの第2~4打席はレフトフライ・センターフライ・ライトフライの結果でいずれもなかなかいい当たりでした。
しっかりバットでとらえられるようになってきていると感じさせてくれる内容でした。
守備の方でも、この日は結構ライトに飛んでくるシーンがありました。
2回の裏の内川選手のライトフライを皮切りに、5回表のライト前ヒットの処理、7回表には2本のライトフライなどきっちり守備機会をこなしていました。
最後には9回表に佐伯選手のライトオーバーの3ベースヒットがあったのですが、フェンス直撃となるこのボールとキャッチしようとフェンスにぶつかるくらいの闘志を見せてくれました。
まぁ、見てる方は怪我でもしたら大変だとハラハラさせられたのですが・・・
勝敗の結果はともかく濱中選手の打撃の調子が少しずつ復調してきていることは間違いないと思わせてくれる内容の試合でした。

甲子園開幕
大阪ドームで幕開けを迎えたシーズン。関東遠征を終え、チームはやっと本拠地甲子園に帰ってきました。
濱中選手も開幕スタメンでシーズンインしたものの、バッティングで結果が出せず先日の巨人戦では1試合スタメンを外れることもありました。
数字的には不本意な打率しか残せていないものの打球そのものはいい当たりが野手の正面を突いたり、ファインプレーに阻まれたりと不運な面もあり、取りざたされているほどの不調とは思えないのですが、それでも勝負の世界は結果がすべて。
濱中選手に奮起を促すような監督やコーチ、解説の方々の言葉が新聞紙面を連日飾っています。
そんな中、いよいよ甲子園での開幕の日を迎えました。
タイガースと言えばやはり聖地・甲子園。
ここに戻ってくればスタンドからは他の球場以上の大きな声援での後押しもありますし、慣れ親しんだ球場でならプレッシャーを感じずに濱中選手らしいプレーが期待できます。
ちょうど僕が球場に入ったときには、スターティングメンバーの発表が行われていました。
濱中選手のスタメンを信じて球場に足を運んだのですが、発表の瞬間はドキドキ。もしかしてスタメンを外れてはないだろうか・・・不安が頭をかすめましたが、それは杞憂に終わりました。
「6番ライト、濱中」
対戦相手の中日ドラゴンズの先発が山本昌投手ということもあり、濱中選手がスターティングメンバーに名を連ねました。
甲子園球場の緑の芝生の上、ライトの守備位置に向かう濱中選手。ユニフォームだけは変わったものの、そこにはいつもと変わらぬ濱中選手の姿がありました。
ライトスタンドからの声援に応えてサインボールの投げ入れが行われ試合開始。
濱中選手の最初の打席は2回の裏に回ってきました。ノーアウトランナー無しで迎えた第1打席。ファーストストライクを積極的に打ちに出ましたが一塁側スタンドに切れるファール。
ボールを1球はさんで3球目を打ってセカンドゴロ。併殺打となってしまいました。
結果としては最悪の結果。でも初球からストライクを積極的に打って出る姿勢はこの前では見られなかったものでした。
最初の守備機会はその後すぐ。3回表にやってきました。
ワンアウトランナー2塁。井端選手の打球はライト線を破る二塁打。もちろん二塁ランナーの谷繁選手はホームインしましたが、濱中選手はライトのクッションボールをうまく処理して内野に返球。本拠地のライトの守備に慣れたところを見せてくれました。
第2打席は4回の裏。ノーアウトランナー1・3塁のチャンスで今岡選手が空振り三振。ワンアウトランナー1・3塁となって濱中選手の打席が回ってきました。
慎重になった山本昌投手はボールが先行しノースリー。そこからきわどいボール2球がいずれもストライクと判定されツースリーに。

ここからが、これまでとは明らかに違っていました。インコース低めの変化球を三塁側にカット。アウトコース低めの変化球をこれもカット。
そして8球目をジャストミート。ただ、ライナーは残念ながら荒木選手の正面を突き、セカンドライナーになってしまいました。惜しい・・・
でも、ボールに食らいついていく姿は「何が何でも打ってやる」という気持ちにあふれていました。不調でやや消極的になっていた濱中選手の姿はそこには無く「今日は違う!」と明らかに感じさせれくれる打席でした。
続く5回表。
二度目の守備機会がありました。
ノーアウトランナー二塁で谷繁選手の打球はライトのファールフライ。
セカンドから森野選手がタッチアップで三塁へ。濱中選手も懸命に内野に返球しましたが、捕った位置がファールグラウンドで三塁で刺すことはできませんでした。
続いて5回の裏に濱中選手の第3打席が回ってきました。
タイガースの猛攻で山本昌投手をノックアウトし4対2と逆転。
濱中選手の打席を迎えるときドラゴンズの投手が山本昌投手からS・ラミレス投手に交代となりました。
それを見ていた濱中選手はいったんベンチの奥へ。
「え?もしかして交代?」と一瞬びっくりしましたが、すぐに出てきて一安心。
そのまま濱中選手は打席へ。

そしてこの打席でもワンボールからのファーストストライクを積極的に打って出てセンター前ヒット!
クリーンヒットを放ちました。
これが濱中選手のバッティングですよね。

甲子園に戻って濱中選手の心境の中で何が変わったのかは僕にはわかりませんが、濱中選手のボールに食らいついていく姿、ファーストストライクからどんどん振っていく積極性・・・これらはここまでの試合ではあまり見ることのできなかったものです。
最終打席も結果は三振に終わりましたが、浅尾投手の150km/hを越える速球に対して、決して当てに行くというスイングではなく、フルスイングで何度もファールを打って粘っていました。
結果を焦るあまりに当てに行くようなバッティングをするのではなく、「結果がどうあろうと自分自身で納得のできるスイングをするんだ!」と言うような意志を感じさせてくれる内容でした。
不調のままここまでやってきた濱中選手でしたが、今日の甲子園開幕で何かが変わった気がします。
何かを吹っ切ったように見える濱中選手。
そろそろ自分らしさを発揮してくれるのではないでしょうか。
不調の中にあっても、我々ファンには応援することしかできませんがとにかくこのスランプを1日も早く抜けてくれることを祈るばかりです。

がんばれ!濱中選手!!
今季初安打
開幕2戦を無安打で終わった濱中選手。
特に昨日の試合では第1打席のセンター前に抜けるかという当たりを梵選手にファインプレーでおさえられたり、第3打席のいい当たりの右中間の打球がセンターのポジション取りがライトよりだったためにキャッチされたりと不運な面もありました。
今日は開幕シリーズの3戦目。チームも1勝1敗で負けられない試合ですし、濱中選手にとってもなんとかヒットを打ってきっかけをつかみたいゲームとなりました。
なかなかヒットのでないことで、精神的に焦りが出てるのではないかと心配したのですが、試合前のシートノックに向かった濱中選手はキャッチボールで使っていたボールを内野に返球するとき、フォークボールの握りを見せてからセットポジションの構え。そして2塁キャンパスあたりに座ってキャッチャーの格好をしてくれた藤本選手に向かって投球練習。藤本選手がこれをキャッチしてそのままひっくり返ってずっこけるジェスチャーをしてくれて二人で笑っていました。リラックスしてて、ホッと出来る一コマでした。
今日も濱中選手は6番ライトで先発出場。
最初の打席が2回の裏に回ってきました。この回、先頭打者として打席に立った濱中選手。
初日の試合が黒のバット。2試合目が白木のバットでしたが、今日はまたもや黒いバット。毎日の打席の中で何かを感じ取ってバットを変えているのかも知れませんね。
今日の相手はカープ先発の大竹投手。
1球目が一塁側へのファール。2球目空振りと簡単に2ストライク0ボールと追い込まれてしまいました。
そうして投じられた3球目。インコースよりのボールを濱中選手はうまくさばき、打球は三遊間を抜けてレフト前へ。

ようやく出ました、今季初安打!!
願掛けというほどのものではなかったのですが、濱中選手の初安打が出るまで球場でビール飲むのを封印していましたが、3試合目でやっと乾杯できました(笑)
あー、美味しいビールでした☆
1試合目、2試合目からちょっと気になってたズボンの左後ろポケットに入れてあった黒いグラブでしたが、ここで初めて登場。
スライディンググラブでした。いつも守備でもバッティングでも赤いグラブをしている姿を見ているので、黒いグラブを両手にはめて塁上にいる濱中選手が何となく新鮮というか不思議な感じでした。
そしてランナーに出たすぐその次の矢野選手の初球、濱中選手はいきなりスタートを切り2塁へ。矢野選手も打ってでましたが、ファール。ヒットエンドランのサインが出ていたようでした。
去年までは見られなかったような積極的な作戦にちょっと驚きましたが、これが今年のタイガースの目指す野球なのかも知れませんね。
ともかく濱中選手に1本出てちょっと一安心。見てる方も気持ちが楽になりましたしこうなると現金なもので次の打席が楽しみで楽しみで・・・
その第2打席は3回裏に回ってきました。2死ランナー一塁で迎えた第2打席。今回も相手は大竹投手。
低めに外れる1球目を見逃して1ボールからの2球目。
なんとインコースに大きく外れたボールは濱中選手の右手首を直撃。デッドボールとなってしまいました。痛そうに手を振りながら一塁に向かう濱中選手。トレーナーさんがすぐに駆け寄ってコールドスプレーを当てていました。
そのまま一塁ランナーになった濱中選手。これでチャンスは2死一二塁となりました。
ランナーに出た濱中選手でしたが、手首の痛みのせいかこのときはスライディンググラブははめていませんでした。
続くバッターは矢野選手。矢野選手はセンター前ヒットを放ち、二塁ランナーの今岡選手も濱中選手も一斉にスタート。
今岡選手が三塁を蹴ってホームに向かうのを見て濱中選手も二塁を回って三塁へと向かいました。
センターからの返球をカットした内野はこの走塁を見てバックホームを止めて三塁へ送球し、濱中選手は三塁手前でストップし二三塁間に挟まれました。この間に今岡選手はホームイン。
そのまま本塁に返球されていればクロスプレーでアウトになっていたかも知れないタイミングだっただけに濱中選手の走塁が追加点を助ける走塁となりました。
第3打席、第4打席は残念ながら凡退に終わってしまいましたが、この得点もあり結局タイガースは4対2で勝利。
3打数1安打1死球と初安打を放った濱中選手にとっての開幕戦となったこの日の勝利は濱中選手自身にとっても意味のある大きなものとなることでしょう。
このあと関東へ遠征しヤクルト・ジャイアンツと闘うタイガース。
濱中選手にはぜひ今季1本目のホームランを見せてもらいたいものです!

