2008年2月アーカイブ

【2008年2月24日】

オープン戦開幕

いよいよ始まった'08年シーズンのオープン戦。
初戦の安芸市営球場での対阪神戦は休みを取って今日、高知市営球場での対阪神戦からの出場となった濱中選手。

古巣との対決がオリックスの濱中選手として、初の対外試合となるということもあり、その勇姿を見るべく高知に行ってきました。

 

kouchi080224_1.jpg去年までは高知ではビジターチームでしたので、試合前のアップから打撃練習までしっかり見ることが出来たのですが、高知市営球場の開門時間は試合開始2時間前の11時。
このため、今年からホームとなるオリックスに移籍した濱中選手の試合前練習はほとんど見ることが出来ませんでした。

 

kouchi080224_2.jpg球場脇からわずかに見られるアップの様子、外野でノックを受けたりバッティング練習の打球を追いかける姿が何とか遠目に見られただけでした。

昨日までとうってかわって気温が下がり、風も強くふいていたため、濱中選手はしっかりネックウォーマーを首にして、サングラス姿で体を動かしていました。

 

kouchi080224_3.jpg開門時間頃になると球場前では売店のテントでオリックス・阪神両チームのグッズ販売が始まったのですが、今日初めてお目見えしたのが濱中選手のマフラータオルとショートリストバンド。
もちろん、すぐゲットしましたがなかなかかっこよく仕上がっていました。

開門時にはすでに阪神側のバッティング練習が始まっていたのですが、その途中、ベンチから出てきた濱中選手は笑顔で走って阪神ベンチへ。
監督や、コーチ、スタッフさんやチームメイトと握手しながら挨拶していました。

 

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阪神のバッティング練習が終わりに近づき、オリックスの選手達が続々とベンチに出てくるとその中に濱中選手の姿もありました。


kouchi080224_5.jpgそしてベンチ前でアップ開始。

寒そうな仕草を見せながらも、周囲のチームメイトと時折談笑しながらメニューをこなしていました。

 

kouchi080224_6.jpgアップが終わり、グラブを持つとベンチ前で古木選手相手にキャッチボール開始。

 

kouchi080224_7.jpg阪神のバッティング練習が終了と同時に、シートノックが始まりました。
濱中選手はもちろんライトの守備位置について、下山選手と一緒にノックを受け始めました。フェンス際のボールの処理、内野への返球、浅いボールへのチャージ、バックホームなどどれもそつなくこなし守備の不安など全く感じさせない内容でした。

 

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シートノックを終えた濱中選手はベンチに戻りましたが、グラブを置くとベンチ奥に下がることなくその場に腰をかけて阪神のシートノックの様子をじっと見つめていました。

外から見たかつての古巣・タイガース。

濱中選手の目にはどのようにうつったのでしょうか。

試合開始20分前になってようやくスターティングラインナップの発表。

濱中選手は4番ライトでスタメン出場。若手が中心メンバーだった昨日の試合とはうってかわって外国人選手はいないものの他は一軍選手が中心となったメンバー構成の中で濱中選手はチームの中心を任されました。

球場に「4番ライト濱中」のコールが流されるとオリックスファンだけでなくタイガースファンからも大きな声援と拍手が送られていました。

やはりタイガースファンにも愛されていたんですね~。なんかちょっと胸が熱くなってしまいました。

濱中選手には今季活躍してこの両チームのみならず野球ファンみんなから愛される選手になってもらいたいですね。

 

 

kouchi080224_10.jpgこの場内アナウンスを聞きながらベンチ前でバットを黙々と振り続けていた濱中選手でしたが、その表情はリラックスしていてかつての所属チームとの闘いを前にした力みのようなものは感じられませんでした。

そして試合開始。
1回表にライトの守備位置につく濱中選手にライトスタンドのオリックスファンから期せずして「濱中コール」がわき起こり、濱中選手はこれに帽子を取って応えていました。
初回は守備機会の無かった濱中選手。

1回裏に最初の打席が回ってきました。1点先制の後、無死一二塁で打席が回ってきた濱中選手。
追加点の絶好のチャンスです。対するピッチャーは正田投手。

 

kouchi080224_11.jpg濱中選手のオーラに気後れしたのかボールが先行して2ボールナッシング。
見逃しのストライクや三塁線を鋭く襲うファールなどで結局フルカウントとなりましたが、ここから投じた正田投手の7球目は明らかに分かるボール球。
濱中選手はこれを悠々と見送り、第1打席は四球となりました。

 

kouchi080224_12.jpg一塁上で大石一塁コーチと拳をあわせた濱中選手。今度はランナーとして塁上にいたのですが、結局後続が犠牲フライのみで終わり、進塁することは出来ませんでした。

1回裏の攻撃で7番まで打順が回ったこともあり、2回裏、なんと今度は2死満塁の大チャンスで濱中選手の打順が回ってきました。この絶好の好機にも焦ることなく静かに闘志を燃やしながら打席に向かった濱中選手。今度も対戦相手は正田投手。

今度こそ!…期待が高まりました。

ところが、正田投手はやはり濱中選手に対してプレッシャーを感じるのかボールが先行してまったくといっていいほどストライクゾーンにボールが来ません。
なんとストレートの四球で押し出し。きっちり打点を稼ぎ、4番として文句のない仕事をしてくれました。とはいえ、濱中選手ファンとしては、ちゃんと勝負してバットでランナーを一気に返してくれるシーンを期待したのですが…
まぁ、贅沢な悩みですよね。

 

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次に濱中選手の見せ場が来たのは3回表。葛城選手のタイムリーヒットで逆転したタイガースは2死一塁で関本選手の打順。
第1打席にセンターに2ランホームランを打った関本選手はこの打席でも右中間に大きな打球。
その打球が右中間を抜けるかと思ったその瞬間、長い距離を走って落下点にいち早く到達した濱中選手がギリギリでランニングキャッチ。
抜ければ追加点というシーンでのファインプレーでチームを救いました。
このプレーにセンターの坂口選手も大興奮。全力疾走で落ちた濱中選手の帽子を拾い上げるとそのまま濱中選手のところにやってきてグラブでハイタッチ。

 

kouchi080224_14.jpg2人並んでベンチに戻ってきましたが、ベンチ前でも多くの選手が濱中選手をハイタッチで迎えていました。
こうしたシーンを見るとチームの一員として認められていることを実感しますね。

4回裏には濱中選手の第3打席が回ってきました。同点に追いついたあと2死二塁の逆転のチャンス。
この日の打席はここまで全てスコアリングポジションにランナーを置いての打席。
今度は対戦相手は昨年の新人王、上園投手。

ここでも濱中選手相手に投手が気後れしてか、ボール先行となりましたがファール・ファールを挟んで最終的にフルカウント。
そして上園投手が投じた最後の1球を濱中選手は逆らわずに素直にセンター返し。


kouchi080224_15.jpgセンター前のクリーンヒットです。
残念ながら当たりが良すぎて2塁ランナーは本塁に戻ってこられませんでしたが、濱中選手の打撃の調子良さを思わせるすばらしいバッティングでした。

 

kouchi080224_16.jpgここで濱中選手には代走が出され、今日の出番は終わり。
まぁ気温が非常に低いコンディションでもあり、実戦として打席でも守備でも十分な結果を残せ、良いスタートの1戦となったのではないでしょうか。

この後、何度か試合中のライト側ファールグラウンドに姿を見せた濱中選手はダッシュや柔軟体操でダウンを行いながら戦況を見つめていました。
特に阪神の育成選手である田中選手の打席では興味があるのか、そのスイングを真似て見たりしながら注目していました。

 

kouchi080224_17.jpg試合は同点で迎えた9回裏に田中選手のサヨナラ満塁本塁打でオリックスが劇的な勝利。
ベンチ前では濱中選手も一緒に田中選手を迎え、勝利の歓喜の輪に加わっていました。

試合後、濱中選手は沢山のテレビカメラの前で共同会見に応え、続けて新聞記者の共同インタビュー。
「思ったより冷静に打席に入れた。自分のバッティングができたと思う。」と今日の試合をふり返っていました。

 

kouchi080224_18.jpgいよいよオリックスの濱中選手としてスタートした濱中選手。
熾烈な外野手のスタメン争いの中で一歩リードする活躍を見せてくれました。
このまま結果を残し続けて開幕戦にはライトの守備位置でその勇姿を見せてもらいたいものです。

【2008年2月15日】

オリックスでも人気

昨日はバレンタインデー。

キャンプ中でもありますし、移籍直後であることも考えると今年は濱中選手が貰えるチョコって少ないのかなぁと思っていましたが、なんとオリックスでもチームNo.1だったらしいですね。

どこへ行っても濱中選手の人気は変わらないということでしょう!

 

もちろん、実力を発揮すれば更にファンの数は増えるはず。

 

来年はいくつもらえるのか、楽しみでもあります(笑)

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【2008年2月 3日】

キャンプ3日目

今日でキャンプも3日目。とは言え今季のオリックスの春季キャンプは5勤1休。まだまだ第一クールの中日に過ぎません。

3日目となる今日は朝から雨と強風、さらには気温も下がりこの3日間でもっともコンディションの悪い日となりました。

バスで球場入りした選手達は室内練習場までの道を雨に打たれながら歩いていました。


miyakojima080203_1.jpg雨が降り続いていたので当然、ウォーミングアップは室内練習場の中。
米村コーチの掛け声に合わせて入念な準備運動が続けられました。

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ここからは昨日と同じくグループに別れてのローテーションのメニュー。
濱中選手は昨日と同じく村松選手、坂口選手、由田選手と同じグループでしたが最初はティーバッティングからのスタート。

このローテーションでのメニューは3~4人ずつに分かれた6つのグループが1クール15分ずつでティーバッティング、フリーバッティング、マシンバッティング、バント練習、ベースランニング、合気道のそれぞれのメニューをこなしていくのですが、本来野外で行われるはずのティーバッティング、フリーバッティング、バント練習、ベースランニングが悪天候のため全て室内練習場で行われ、さらに投手陣の練習も一部はブルペンで行われるものの他は全員室内練習場で、かなり過密な状態でのトレーニングとなってしまいました。

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ティーバッティングも限られたスペースで行われていたのですがもちろん十分安全には配慮した距離をとって3人が並んでバットを振っていました。ティーバッティングとは言え濱中選手の打球をまともにくらったら大変なことになりますもんね。

このティーバッティングの時も水口コーチがやってきて濱中選手のスイングをチェック。

自らのバットを濱中選手のスイングの軌道上に差し出して、熱心にヘッドが下がらないスイングを指導していました。

ティーバッティングの後はフリーバッティング。濱中選手たちのグループは室内練習場の2つのケージに交代で入りバットを振りはじめました。

 

miyakojima080203_4.jpgこのうち1つのケージにはパ・リーグのアンパイヤの一人が入っていて、キャッチャーの後ろに陣取っていました。
アンパイヤの実戦練習だったのだと思うのですが、濱中選手がケージを出たあとそばにやってきて何やら声をかけていました。
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バットを指差して話していましたが内容まではわかりませんでした。
セ・リーグとパ・リーグのストライクゾーンの違いなどを説明していたのでしょうか。

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次はベースランニングの予定でしたが、野外はもちろん使える状況ではなく、室内練習場の片隅に置いたコーンや低いハードル、はしごなどを使って短い距離でダッシュやステップを繰り返すトレーニング。

 

室内練習場の一番奥でのトレーニングで、撮影するのに苦労しました(笑)。

 

でも遠くからでも元気に動き回ってることだけはよく分かりましたよ。

 

はしごを使って足で細かくステップを踏む様子はまるでタップダンサーのようでした。

よくあれで足がからまないものですね~

 見てる方が息がつまりそうでした。

 

次はバント練習の予定でしたが、野外が使えないので室内でバッティング練習。
速いペースでポンポン上げられるトスを打ち返すティーバッティングと、続けてゆっくり上げられるトスを両足をつけたまま打ち返すティーバッティングを繰り返して交代で行っていました。

 

miyakojima080203_7.jpgそして合気道。今日は残念ながら部屋を閉め切っていたので、中の様子はうかがうことは出来ませんでした。ただ新聞報道などではこの合気道の練習が濱中選手にとってかなり役立っているとのこと。
心構えや呼吸法、力の入れ方なんかが参考になるそうですね。

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ローテーションのメニューの最後は室内でのマシンバッティング。

2つのマシンが並んだケージで交代にバットを振ったのですが、ここで登場したのがコリンズ監督。

2つ目のケージでのマシンバッティングを終えた選手を呼び、その正面に立つと軟式テニス用の軟らかいゴムボールで次々とトスを上げはじめました。
ただ普通のティーバッティングと異なっていたのはボールだけではありませんでした。

1球ごとに少しずつ位置を移動してのティーバッティングだったのです。

坂口選手は少しずつ左に動きながら、濱中選手は少しずつ前進しながら次々とトスを上げられる球を打ち返していました。

でも軟式とはいえプロ野球選手のフルスイングした打球が飛んでくる真正面でボールを投げるのは怖いだろうなぁと心配していましたが、そこはさすがプロ。

一球も監督の体に当てることなくきっちり狙ったところに打ち返していました。

バッティング練習の最後の最後に、通訳を引き連れたディーバスコーチがやってきて大きな声で興奮したように「オー!ガッデム!●△×○・・・」と何か話ながら濱中選手に詰め寄るようにやってきました。そして言うことを言い終えると手にしていたバットの先でチョンと濱中選手の胸をつつきました。
何を言われたのか分からない濱中選手はハトが豆鉄砲を喰らったような表情でポカーン。
回りで見てるファンもコーチのあまりの剣幕に驚いたのですが、通訳の方が笑いながら「いやいや、冗談だよ~」というように濱中選手に話しかけてみんなホッとしていました。詳しくはなんと言っていたのか分からなかったのですが・・・

ここで午前中の練習が終わり、昼食の時間となったので室内練習場から出てきた濱中選手に声をかけてディーバスコーチに何を言われたのかのか聞いたのですが、苦笑いしながら「いやぁ、よく分からないんです」と・・・(笑)
まぁ、たいしたことでは無かったようです。今回もそうですが外国人の方のジョークとかって時々びっくりさせられることがありますね。

午後もグラウンドの状態は良くならず結局室内練習場で練習開始。最初は全員が集まってランダウンプレーについての説明。そしてセカンドアップ開始。

 

miyakojima080203_9.jpg軽くジョギングした後、キャッチボール開始。
狭い室内練習場に野手も投手も全員集まってのキャッチボールですから場所が無くて大変そうでした。濱中選手は一番奥の方で古木選手相手にキャッチボールだったのですが、距離を伸ばしながら後ろに下がると途中から練習場隅に置いてあった機材が邪魔で下がれず、仕方なくその距離でキャッチボールしていました。
早く天候が回復して野外で思い切り体を動かせるといいのですが・・・

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キャッチボールが終わると室内練習場にあるダイアモンドを使ってランダウンプレーの練習。ランナー2塁とか1・3塁とかのシチュエーションを作ってそれぞれの場面での打球処理、送球のシミュレーションです。
濱中選手はライトに移動して、飛んでくる打球を処理。すぐに内野に返球してそのまま1塁のベースカバーに。

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場所が狭くてなかなか思い切ってプレーができませんでしたが、それでもプレーのひとつひとつを丁寧に確実にこなしていました。
ただ、このランダウンプレーの時にもアクシデントが…
濱中選手が返球したボールを受けた1塁手の北川選手が片足を上げて痛そうな表情をしたのです。そして、そのまま肩を担がれて退場となってしまいました。後で報道で確認すると肉離れとのこと。大事にいたらなければいいのですが…

外野手も含めたランダウンプレーは終わり、内野手だけでランダウンプレーの練習が始まったので外野手はバットを持ってバッティングのケージに移動。またマシン相手にバッティング練習です。
この日も何度も何度も打撃練習がありました。

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このあと雨が小雨になっているのを見計らって外野手はメイングラウンドに移動。そこで2ヶ所に別れてノックが始まりました。
濱中選手はライトに移動。古木選手や下山選手とともにノックを受け始めました。


miyakojima080203_13.jpgノッカーは最初は水口コーチ。水口コーチはすぐ後ろでテレビカメラを構えていた取材陣に「誰を撮影してるの?濱中?そうかぁ。」と呟いたので、「これはもしや難しい打球を打っていいところを撮影できるようにしてくれるのかなぁ」と思ったのですが、いたって普通のノックが続けられました。まぁ怪我の心配もあるし当然と言えば当然なのですが…(笑)

 

miyakojima080203_14.jpgしばらくして、もう一方のチームを担当していた松山コーチにノッカーが交代。水口コーチに比べると打球の振り幅が大きくて各選手、右へ左へ、前へ後ろへと走り回らされていました。

雨が降ったり止んだりの状態だったのでノックは早々に切り上げて、再び室内へ。

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内野手や投手・捕手陣が内野でのランダウンプレーの確認を続ける中、濱中選手たち外野手陣は室内練習場のすみで踏み台を使った昇降運動や、コーンを使ったステップ・ダッシュなどをはじめました。

 

miyakojima080203_16.jpg練習のスケジュール的には濱中選手はあと居残りでの特打、ウエイトがある予定だったのですが、僕は帰りの飛行機の時間がきてここで見学終了。

後ろ髪を引かれる思いで球場を後にしました。

天候には悩まされましたがそれでも新しいチームの中で戸惑いを見せながらもひたすら開幕でのポジション争いに勝ち残るためにハードなトレーニングを続ける濱中選手をみて、さらに応援する気持ちが強くなった宮古島での3日間でした。

【2008年2月 2日】

キャンプ2日目

キャンプ2日目となった今日は予報では昨日よりさらに悪天候となるとのことで、正直まともに見学できないことも覚悟して球場に向かいました。
確かに朝から曇天が広がり、いつ雨が降ってもおかしくないくらいの様子でしたが、それでも雨は降ることなく、グラウンドの状況もまずまずでした。

 

miyakojima080202_1.jpgバスで球場にやってきた濱中選手は、鞄を担いだまま室内練習場へ移動。昨日と同じく今日も室内練習場でトレーニングが開始されました。
最初はウォーミングアップとして軽い準備体操。
最初、帽子をかぶっていなかった濱中選手でしたが、途中で帽子をかぶりました。昨日からちょっと気がついたのですが、タイガース時代に比べると帽子をかぶっていることが多いような気がします。案外、オリックスの帽子が気に入ってるのでしょうか。まぁ、途中で寝ころんでストレッチをはじめたときにまた脱いでしまったのですが・・・(笑)。

 

miyakojima080202_2.jpg準備体操のあと、ジョグやダッシュを繰り返してアップは終了。

それぞれのグループに分かれてのローテーション・メニューとなりました。

濱中選手は村松選手、坂口選手、由田選手と一緒のグループでまずはバッティング練習。ホントはバント練習のはずだったのですが、ティーバッティングとなりました。


miyakojima080202_3.jpg窓の格子越し、ネット越しではありましたが間近に見る濱中選手のスイングは迫力満点。自ら宣言したように明らかに昨年と比べてスイングのスピードが上がっているように見えました。

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ティーバッティングを終えた濱中選手は別室に移動して合気道。昨日はチーム全体で受けていた合気道の指導ですが、今日からはグループごとでの指導。


途中、誰かの奇声が部屋から聞こえていましたが、熱心な指導先生の言葉が静かな室内に響く中、濱中選手達は色んな姿勢をとりながら合気道に取り組んでいました。

この合気道をメニューに取り入れているのが、今キャンプの目玉なのかも知れませんね。

具体的な効果のほどはどうなるのかわかりませんが、心身両面での効果を期待してのことではないでしょうか?

どんな場面でも動じることなく、リラックスして普段の力が発揮できる・・・そんな風になればチームの力もグンと上がりそうな気がします。

 

再び室内練習場に戻った濱中選手は、バッティング練習用のケージのところに移動。
フリーバッティングが始まりました。
今日もそばについていたのは水口コーチ。
濱中選手のスイングのひとつひとつに目を光らせ、細かな点までチェックして声をかけていました。

 

miyakojima080202_5.jpgここで再びティーバッティング。
ただ、ちょっと違うのが昨日から取り組んでいる左手1本でバットを握って、右手を左手に添えて行うスイングでのティーバッティングだったこと。
引き手の左手をうまく使うためのスイングのようですが、うまくボールをとらえられないと手に痛みが走るらしく濱中選手も時々顔をしかめながら、それでも真剣にスイングを続けていました。

 

miyakojima080202_6.jpg続けて再びフリーバッティング。
こうして文章にしてみても分かるのですが、明らかに昨年までに比べるとバッティング練習の時間が長くとられています。昨年、チーム低迷の原因が打線の不振にあったオリックスとしては何とか打線の底上げをしたいということなのでしょう。
濱中選手にとっても昨年の不振を振り払うためにはうってつけのメニューになっています。

 

miyakojima080202_7.jpgケージに入った濱中選手はマシン相手にフルスイング。バッティングの様子を見ていると昨年とは明らかに違っています。スイングスピードはもちろん、ボールをとらえる感じやその打球の質などいずれもが劇的に変化しているように見えました。
今年の濱中選手はやってくれる・・・そう確信できる内容のバッティング練習でした。

バッティング練習を終えて午前中最後のメニューはランニング。
とはいっても普通のランニングではなく、十字に置いたコーンとボールを使ったちょっと変わったランニング。

まず、ひとつのコーンから十字の中心に向かってダッシュ。そこにめがけて投げ込まれたボールをキャッチすると右へサイドステップして右サイドのコーンにボールを置き、反転して左サイドのコーンに。そしてそこにあらかじめ置いてあったボールを拾ってセンターに反転して戻ると最後のコーンに向かってダッシュというものです。


ちゃんとタイムを計りながらでしたが、濱中選手はなかなかいいタイムを出していました。
まぁ、俊足の選手には及びませんでしたがそれでも好成績でタイムを計っていた米村コーチからも「いいタイム、いいタイム!」とお褒めの言葉をいただいていました。

ただ、このトレーニングの最中にハプニングが・・・
大久保投手がサイドステップから直進に方向転換する際に「痛い!」と大声を上げてその場にうずくまってしまったのです。結局自分では歩くことも出来ず、トレーナーさんに背負われて退場したのですが、あとでニュースをみるとアキレス腱断裂の可能性もあるとのこと。
その場の選手達もみんな凍てついたような空気の中で、沈黙が続いていました。
キャンプ2日目にしての故障による戦線離脱。とても人ごととは思えませんよね。
他の選手にはとにかく怪我せず、無事にキャンプを乗り切ってもらうことを祈ります。

短いランチタイムを挟んで、午後からはメイングラウンドを使ってのセカンドアップ。


miyakojima080202_9.jpg悪天候のためまだメイングラウンドは使ったことが無かったのでこれが最初のメイングラウンドでのメニューということになりました。

ビジターユニフォームに着替えた濱中選手は他の選手に混じってメイングラウンドの外野の芝生の上を走り回っていました。このとき一緒に横を走っていたのが北川選手。
二人でなにやら話をしながらアップをこなしていましたが、やはりいろいろと気を遣ってくれているようですね。濱中選手にとっても心強いでしょうね。

 

miyakojima080202_10.jpgアップを終えたあと、投手陣と内野陣はメイングラウンドに残ってキャッチボールをはじめましたが、外野手陣は全員室内練習場へ移動。
ここで再びバッティング練習。
今度は午前中にやっていた左手1本でのバッティングをケージに入って軽めの投球に設定したマシン相手に行っていました。
この方法はオリックスでは伝統的に行われているのか、水口コーチは濱中選手と古木選手に「これを1週間でマスターしてもらうからね」とハッパをかけていました。

 

miyakojima080202_11.jpgでも濱中選手はかなりコツを掴んでいるのか、内角のボールはしっかりとらえて打ち返していて、水口コーチも「そこはいい!そのコースはうまく打つね~」と褒めてくれていました。
ただ外角はまだうまく打てなくて「そこがもうひとつやなぁ(笑)」とのことでしたので、もう一踏ん張りといったところでしょうか。
この練習は左手の手首の使い方だけではなく、スイングの軌道がバットが下からでないように、というよりむしろ上を向いた軌道でバットが出て行くようにということを意識した練習のようでした。

この練習は延々40分に渡って繰り返されたのですが、最後の最後に水口コーチから「普通にバットを持って打ってみて」と言われ、バットを握り替えた濱中選手。
フルスイングでボールを打ち返したのですが、スイングの音が明らかに違っていました。
打球は高くあがることは無かったのですが、するどい球足の速い打球がドンドン打ち出されていて早速その効果が出ているように思えました。

バッティング練習を終えた外野手陣は全員グラブを手にメイングラウンドへと走りました。
キャッチボールをしたあと、初めて野手全体でのノックです。

外野は2カ所、ライトとレフトに分かれてノック。
フェンス際のボールの処理やセカンドベース上への返球など、昨日に比べてより実戦的なノックを受けていました。

 

miyakojima080202_12.jpg村松選手の守備のうまさに目がいきがちでしたが、濱中選手も堅実に守備をこなしており途中、難しいボールをスライディングキャッチするシーンも見られました。
指名打者ではなく外野手としてスタメンを目指す心意気が伝わってくる内容でした。

野外での最後の練習はランニング。昨日より距離を短くしてのダッシュでしたが、本数が多く設定されていました。
ちょうどサブグラウンドにやってきたコリンズ監督が「あと何本だ?」と声をかけると米村コーチが「90本以上残ってると言っておけ~!えっと、ナインティーです」と(笑)。

コリンズ監督も負けじと「81本にしておけ」とジョークで答えていました。

でもダッシュを1本こなすごとに「あと97本!」「あと95本!」となぜか残り本数が増えていたのですが、このころからなんとか持ってくれていた曇り空から雨が本格的に降り始めました。

ダッシュの様子を見つめていたコリンズ監督は濡れることもいとわずその場に立って声を上げていましたが「だれだ?こんな場所でキャンプするって決めたやつは?!こんな時間に雨が降るなんて!」とこれまた得意のジョーク。

雨が強くなったからというのを一応の理由にして「20本走ったら終わり」ということになりました。
濱中選手はダッシュ開始のときにはまだ室内練習場にいたため、サブグラウンドに出てくるのが最後になってしまったので、最後まで残って一人になっても雨の中を走っていました。


miyakojima080202_13.jpg体が冷えないかと心配しましたが、気温そのものはそれほど低くなかったですし、ダッシュを繰り返していたのでむしろ雨が気持ちいいくらいだったかも知れません。

ダッシュを終えた濱中選手は早々にサブグラウンドを後にして、トレーニング着に着替えて筋トレ。
ただ、今日はジムの窓は開いていたもののすぐそばまでは近づけないようにコーンが立てられていて撮影などは出来ませんでした。

最後、室内練習場から濱中選手が出ようとしたとき送迎バスまで大雨のため歩いていくのが困難となり、迎えの車が来るのを待っていたのですがこのときも記者陣に囲まれて今日の様子を聞かれていました。

 

miyakojima080202_14.jpg1時間近いウエイトトレーニングのあと、濱中選手が球場を後にしたのは17時をすぎていて、連日長時間のハードなトレーニングとなりました。
キャンプの最初からこんなにとばして大丈夫だろうかと心配になりますが、本人が「このキャンプは最初から全力でとばしていく。そのための準備は自主トレで出来ている」とコメントしていたことを考えると、予定通りの内容なのかも知れません。
とすればかなり中身の濃いキャンプとなりそうな予感を感じさせてくれた今日の内容でした。

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【2008年2月 1日】

キャンプイン

いよいよ球春、キャンプインです。
濱中選手にとっても、オリックスに移籍して初の宮古島キャンプ。

ただ、宮古島地方はここ1週間、ずっと天候がぐずついておりキャンプインとなった今日も朝から雨模様でした。

もちろん、初めて宮古島キャンプに行ったのですが球場に見られるファンの数はまばら。報道陣もタイガース時代に比べるとぐっと少なく、ちょっと寂しいくらいの雰囲気でした。

選手達がバラバラと室内練習場に入って行くのですが、濱中選手の姿はなかなか見られません。どうしたのかなぁと心配しながら待っていると向こうの方からゾロゾロと報道陣がやってきました。

 

miyakojima080201_1.jpgそのカメラの先にいたのが濱中選手。
北川選手と一緒に歩いてきた濱中選手はリラックスした様子で笑顔を振りまきながら、室内練習場へと入っていきました。

初めて見るオリックスのユニフォーム姿。でも筋トレで締まった体にフィットしたユニフォームはかなり濱中選手には似合っていて、全然違和感はありませんでした。

そして室内練習場で始まった'08年の春季キャンプ。

まずはアップから始まったのですが、そのアップのやり方もタイガース時代とは全く違っていました。濱中選手はとまどったような様子を見せながらもそれでも元気いっぱいに体を動かしていました。

オリックスのトレーニングを見ていて驚いたのは、選手もコーチもみんな元気がいいこと。常に大きな声を出して、全力で走り回る様子は見ていて気持ちのいいものでした。

アップが終わると選手達は全員別室に移動して、合気道を取り入れたトレーニング。バットを構えた姿勢を自然な形で維持できるようなトレーニングをしていましたが、途中みんなで拍手したりとリラックスした雰囲気で行われていました。

それが終わると濱中選手はバットを持って、室内でティーバッティング開始。
バッティング練習もタイガース時代とは違って、細かくメニューを区切ってティー、フリーを何度も何度も繰り返していました。

 

 

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このとき、濱中選手に付きっきりになってくれたのが水口コーチ。
濱中選手のスイングを見ると最初に指摘したのが左手の使い方。右打者の濱中選手にとって引き手となる左手の返し方を手取り足取りかなり念入りに指導してくれていました。


miyakojima080201_3.jpgその中で、引き手をうまく使う練習としてバットを一握りあまらせて左手1本で握り、右手は左手首を握ってティーバッティングをするという方法があったのですが、ちょっと変わった方法ながら濱中選手もこの方法に納得したのか、真剣な表情で取り組んでいました。

 

miyakojima080201_4.jpgフリーバッティングの間も濱中選手の様子を水口コーチだけでなく、ディーバスコーチも注目して見ていましたし、途中、コリンズ監督もきて、「もっとポイントを前に」と指導していました。
英語が全く分からないという濱中選手でしたが、通訳を介して必死に監督のアドバイスに耳を傾けていました。まぁ、そのあと水口コーチと目を合わせて「英語は分からないですね~」とでも言うように首をかしげてしましたが・・・(笑)

バッティング練習を終えたところで午前のトレーニングは終了。
お昼ご飯の時間になりました。球場の食事会場に移動した濱中選手でしたが、あっという間に食事を済ませてすぐに出てきて室内練習場へと戻りました。

全員が室内練習場に集まると、先ほど合気道のトレーニングをした別室に移動。そこでミーティングが行われました。
もちろん、外からではどんな内容かは分からなかったのですが、かなり長い時間をかけてミーティングが行われており、今季にかけるチームの気持ちが表れているようでした。

ミーティングを終えた選手達はグラブを持ってそれぞれ投手陣、内野陣、外野陣に分かれました。このころには朝とは違って雨もすっかり上がり、すこし日が差すくらいの好天になっていましたので内野陣だけを室内練習場に残して、投手陣はサブグラウンドの内野、外野陣はサブグラウンドの外野の芝の上に移動してキャッチボールを開始しました。

 

miyakojima080201_5.jpg濱中選手は同じく今季オリックスに移籍となった古木選手を相手にキャッチボール開始。
肩の不安など全く感じさせない様子で最初からかなりしっかりとしたボールを古木選手の胸元めがけて投げ込んでいました。
約50~60mまで距離を伸ばしてしばらくキャッチボールを行った後、少しずつ距離を縮めて終了。

ここで外野陣はノックを受けるチームと室内に戻ってバッティング練習をするチームに分かれたのですが、濱中選手はまずはノックを受けるチーム。松山コーチがノッカーとなり、古木選手、濱中選手、下山選手、村松選手の順にノックを受け始めました。

 

miyakojima080201_6.jpg松山コーチはノックの前に全員に向かって「しっかりキャッチすれば返球は無理するなよ~!山なりのボールでいいからな~」とキャンプ初日ということもあり、ゆっくり調整するように気を遣ってくれていました。

ノックが始まるとそれでもそれぞれの選手達はかなりしっかりとノッカー横のスタッフに向かって返球。

あわてた松山コーチが「もっとゆっくりでいいからな!」といさめていました。
ただ、その言葉を聞いて古木選手がゆっくりと返球したときには「回転が悪いなぁ。緩い球でいいけど回転には気をつけて返球しろよ~」とちゃんとアドバイス。
こういった内容もタイガース時代には聞いたことがありませんでした。

 

miyakojima080201_7.jpg濱中選手は順調にボールをさばいて返球していたのですが、途中一度だけ力んでしまって送球が大きくコーチの頭の上を越えてしまうことがあったのですが、松山コーチは笑いながら「ここはそんなにギャラリー多くないから、リラックス・リラックス」と声をかけていました。まぁ、確かにタイガース時代に比べると観客の数は数えるほどだったのですが・・・(笑)

ノックの方法もバラエティーに富んでいて、普通のノックが終わると距離を縮めて内野手さながらのゴロのノック。右へ左へと走り回ってボールを処理して時にはターンを入れて返球のポーズをとったりしていました。松山コーチいわく「これは下半身のトレーニングなんだからそれを意識しながらな!」とのことでしたが、どの選手も無難にこなしていました。

最後の最後に「じゃあ、最後はクッションボールの処理な」と言ってノック。どういう意味か分からなかったのですが、下山選手もよく分からなかったのか普通に受けて普通に返球。
それをみた松山コーチはがっくりして「ちゃうやん!それやったら普通のノックやんか。クッションボールや、クッションボール。」と続けて村松選手にノック。
ボールをキャッチした村松選手は振り返って送球のポーズ。
「よっしゃ、それや!さすが、よう分かってる!」と松山コーチは満足げ。
そうです、フェンスに当たって戻ってきたボールをキャッチしたつもりで振り返って返球するということだったのです。
続けて古木選手、濱中選手も村松選手をまねてクッションの処理さながらのノックを受けていました。

ここでノックは終了となり、先ほどチーム分けしたもう一つのチームと交代して室内練習場に入ってバッティング練習。
濱中選手はすぐにケージに入るとディーバスコーチが比較的近い位置に置いたバッティング投手用の網の後ろからボールを内外角、高め低めと投げ分けて軽く投げ、それをテンポ良く打ち返していました。
フリーバッティングでもティーバッティングでもなくちょうどその間のような練習でしたがこれも初めて見たバッティング練習でした。でも濱中選手は気持ちよさそうにそのボールを打ち返していて、室内練習場にはメープルのバットの乾いたいい音が響き渡っていました。

 

miyakojima080201_8.jpg古木選手と交代でケージに入っていましたが、途中、反対側に設置されたケージにも入ってここではマシン相手にフリーバッティング。ここではまた水口コーチの指導を受けていました。濱中選手に対する期待の表れなのか、コーチや監督がかなり濱中選手のバッティングに興味深く見入っていて色んな細かな点までアドバイスを受けていました。

ここでバッティング練習は終了。再びグラブをとった濱中選手は先ほどノックを受けていたサブグラウンドの外野に移動。
1軍キャンプに参加している外野選手全員でノックが始まりました。

 

miyakojima080201_9.jpgさっきのメンバーに迎選手、坂口選手、由田選手を加えた7選手が順にボールを追っていきます。村松選手はさすが守備の名手と思えるようなダイビングキャッチなどファインプレーを随所に見せてくれていましたし、俊足の坂口選手は守備範囲が広くて元気に「I got it! I got it!」と声をかけながら走り回っていました。

移籍直後にもかかわらずいじられキャラになっていたのが古木選手。ボールをこぼしたり、追いつけなかったりするとみんなから突っ込まれて、「あと3球!」と追加ノック。最後はへろへろになって足がもつれてくるとすかさず下山選手などから「足に来てるよ~!」と笑われていました。なかなか雰囲気はよかったですよ。

 

miyakojima080201_10.jpgこうしてみるとオリックスには外野手が数多くいて、これ以外にもローズ選手など強力なライバルがいるわけで、スタメン争いは熾烈になりそうですね。
もちろん、濱中選手には負けずにポジションを勝ち取ってもらいたいです!

ノックが終わるといったん室内練習場に戻ってグラブを置くと、再びサブグラウンドに外野手全員が集合。コリンズ監督から一言二言、言葉をかけられていたのですがそうこうしているうちに内野手、投手も含めて全員が集合してグラウンドでのミーティングが始まりました。

 

miyakojima080201_11.jpg帽子をとった濱中選手は真剣なまなざしでコリンズ監督の言葉に耳を傾けていました。

ミーティングのあと、濱中選手たちはスパイクをランニング用のシューズに履き替えるとサブグラウンドの外野に集合。内野手・外野手が集まって米村コーチによるダッシュが始まりました。

ここでも驚いたのはダッシュの距離の長さ。70~80m程度の距離を全力疾走するのですが、走り終わった後も歩いて元の位置に戻っていたら通りかかったコリンズ監督から「歩いて戻ってるから時間が足りなくなるんだ!走れ~!」とカツが入れられていました(笑)。

 

miyakojima080201_12.jpg4本のダッシュが終わったところで、米村コーチが「次、何本目や?!」と聞いたのですが、どの選手の声かは分からなかったのですが「7本目です」と虚偽申告。すぐに見破った米村コーチが「だれや!嘘ついてるのは~」と声を上げると、「いや、岡田がいいました!」とまたまた誰かの声(笑)。米村コーチが「岡田~!今、何本目や!」と聞き直したのですが岡田選手は回りからプレッシャーをかけられて「な、7本目です・・・(ごにょごにょ)」と仕方なく答えて回りから笑いを誘っていました。
結局「5本目です!」と申請し治して5本目からダッシュが再開されたのですが、もうへばってきている選手達は「え~?!ほんまに5本目?」「これ6本目違うんか?」と首をかしげながら必死に走っていました。でも、ホントに5本目でしたよ(笑)。

ダッシュを終えた濱中選手。いったん室内練習場に戻ったのですが、すぐに出てきてグラウンドへ。何が行われるのかと思ったらキャンプを見に来ていた金村さん、大塚さんがインタビューアーとなってJ-Sportsの「がんばれ日本プロ野球!」の'08年第1回の収録でした。

 

miyakojima080201_13.jpg金村節炸裂のかなり面白いインタビューになったのですが、ここで書いちゃうと皆さんご覧になったときの楽しみが半減しますので内容は割愛します。
まだ放送日は決まってないそうで、シーズンに入ってから試合中継の合間に放送されるらしいので見逃さないために全試合J-Sportsの試合は録画しないといけませんね(汗)。

インタビューを終えて引き上げようとした濱中選手は隣で記者達を相手にコメントを発表していたコリンズ監督に呼び止められて、再び記者達の中へ。
そこでは「右肩の調子はどうだい?記者達に聞かれてたんだけど、僕には分からないから本人に聞いてくれと言ってたところなんだよ」と右肩をポンとたたかれていました。
取材陣からは笑いが起こり、濱中選手も笑顔で「大丈夫です」と答えていましたが、濱中選手への注目ぶりは本当にすごいものでした

この後は筋トレ。
ここでびっくりしたのが、タイガース時代なら絶対見ることの出来なかったジムの中も窓から見ることが出来たことでした。

 

miyakojima080201_14.jpgユニフォームを脱ぎ、トレーニング着に着替えた濱中選手はマシンが並べられたジムにやってきて筋トレ開始。
勝手の分からない濱中選手は赤川コーチに色々教えてもらいながらひとつずつメニューをこなしていましたが、先に筋トレをはじめていた吉野投手がそばにやってきてアドバイスしてくれたり、北川選手も声をかけてくれたりしてみんなが気を遣ってくれていました。

濱中選手もファンの方を見て笑いながら「タイガース時代ならこんなことってないですよね~。これはオリックスの方がいいですね!」と声をかけていました。

筋トレが終わってすべての練習が終了。
これであとは帰るだけ・・・と思ったらなんと帰り道に待ちかまえていたのが取材陣。まずはテレビ相手に共同記者会見。続けて新聞各社の取材を受けていました。


miyakojima080201_15.jpgそこではオリックスでのキャンプの印象や、自分自身の今季にかける意気込み、筋トレの効果やバッティングの調子などを聞かれていましたが、濱中選手の言葉からは今季にかける意気込みだけでなく、自信のようなものも伺えましたし、体調も含めてかなり順調に仕上がっているようでした。濱中選手の「僕自身が今季の自分には期待しています」と言う言葉がすべてだろうと思います。

やっとすべてのスケジュールを終え、濱中選手が乗り込んだバスが球場を出たのが17時。朝9時20分にホテルを出て練習開始が10時でしたから、都合7時間以上に渡る初日となりました。

見ている僕でさえ疲れを感じるような1日でしたから、濱中選手にとっては大変な1日だったと思いますが中身のある充実したキャンプインになったのではないでしょうか。

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