2008年3月アーカイブ
'08年シーズン開幕
いよいよシーズン開幕の日。
濱中選手にとってはパ・リーグのオリックス・バファローズに移籍して初めて迎える開幕の日です。
オリックス・バファローズの開幕戦の相手は埼玉西部ライオンズ。
ライオンズの本拠地西武ドームに乗り込んでの3試合です。
祝日である今日を含め、平日の21日をあけて土曜・日曜と試合が行われる変則的なスケジュールですが、悪天候とはいえやはり祝日ということもあり、西武ドームには多くのライオンズファン、バファローズファンが集結していました。
球場にはいるとまさにオリックス・バファローズのバッティング練習がちょうど始まるタイミング。
グラウンドに出てきた濱中選手は最初にバッティングケージ横にいたディーバスコーチに挨拶。なんか、金村さんにTV番組のインタビューで突っ込まれてましたが両手で握手を求めていました(笑)。
ヘルメット姿のまま、1塁ベース上に向かった濱中選手はそこで走塁練習を開始。2塁への走塁を何本かこなして、今度は2塁から3塁へ、最後は3塁から本塁へと続けて練習していました。
まわりでは一緒に数人のチームメイトが走っていましたが、濱中選手はもうすっかりチームにうち解けていて笑顔で話をしながらリラックスしたムードでした。
開幕前だからといったぴりぴりしたムードはなく、チーム全体にキャンプ・オープン戦とやるべきことをしっかりやってきたという自信が見えるようでした。
走塁練習を終えた濱中選手はバットを手に持ち、ティーバッティングの順番待ち。
気温が低かったこともあり、温風器の前でしきりに手を温めていました。
すぐに濱中選手の順番がまわってきて、ティーバッティング開始。
最初はゆっくりと軽くスイングをはじめて、少しずつその手に込める力を強くしてフルスイング。
バットから繰り出されるするどい打球がネットを揺らしていました。
途中、同じ和歌山出身の解説者の東尾さんがそばを通りかかって、濱中選手はスイングを止めて挨拶していました。パ・リーグならではゲストですね。
ティーバッティングを終え、ボールを拾い集めるとフリーバッティングの順番が回ってくるまでケージの後ろでしばし待機。
そのとき、ケージでフリーバッティングを行っていたのはカブレラ選手とローズ選手でしたが、濱中選手と一緒に待っていたのはラロッカ選手。
先の2人のフリーバッティングが終わると、ここで順番の譲り合いが始まりました。
お互い、相手に「どうぞ、どうぞ」と手を出して先に打てと促し合っていましたが、結局「それじゃあ」と濱中選手が先にケージに入りました。
なんか、関西のおばちゃん同士が「どうぞお先に~」と遠慮し合ってるようで、微笑ましかったです。
フリーバッティングではフェンスオーバーも何本かありましたが、基本的にはボールに逆らわずセンターから右への打球が多く見られました。
フリーバッティングを終え、バットを持っていったんベンチ奥に戻った濱中選手は今度はグラブを手に出てきてライトの守備位置へ。
そこでノックを受け始めました。
フリーバッティングで飛んでくる打球に注意しながら前後左右へと軽快にボールを追いかけていました。
そして一通りの試合前の練習を終えた濱中選手はセンターのバックスクリーン前に置かれたネットのところまで移動して、バットを手に取り素振りでスイングを繰り返したり、外野のフェンス際をダッシュしたり、ストレッチしたりしていました。
バファローズのバッティング練習の時間が終わり、ライオンズのシートノックが開始されるとき、メンバー表が交換されました。
続いてバファローズのシートノック開始。濱中選手は元気よくライトの守備位置について、そつなくシートノックをこなしていました。
まぁ、バッティング練習の順番もかなり早かったですし、このシートノックも濱中選手からノックを受けていたので間違いなくスタメンだろうとは思っていましたが、それでもドキドキしながらスターティングラインナップの発表を待ちました。
そろそろかなぁ...なんて思いながらぼーっとスコアボードを眺めているとなんと、一瞬、バファローズのメンバーのところに6番濱中選手の名前が。
どうやらフライングで間違って表示してしまったみたいで、スタメン発表の前に今日のスタメンであることが分かってしまいました(笑)。
ホッとしつつもなんかちょっと緊張感がなくなってしまったというかなんというか...
試合開始前にはセレモニーが行われ、濱中選手を含めバファローズの選手・コーチ・監督も三塁側のラインにそって整列。
紹介されて登場したのは松崎しげるさん。
松崎さんはマウンドに設置されたマイクで国歌を熱唱。
あのダンディーな歌声が球場中に響き渡りました。
県知事による挨拶や始球式も終わり、いよいよ試合開始。
濱中選手にとってオリックス・バファローズのユニフォームに袖を通して初の公式戦が始まりました。
両チームのエース同士の投げ合いということもあり、緊迫した投手戦の様子を呈した試合展開。
濱中選手の第1打席は2回表に回ってきました。四球で出塁したローズ選手を1塁に置いて、ワンアウト1塁のシーンで迎えた打席。
ところが濱中選手の打球はショート真っ正面。
「あっ!ダブルプレーか!」と思ったらその瞬間。
中島選手がエラー。チャンスを広げることが出来ました。
まぁ、結果はエラーだったものの運も味方につけることが大事。今シーズンを占う第1打席としてはよかったのではないでしょうか(笑)
試合は緊迫したまま進んでいきましたが、涌井投手の出来が非常に良く、結局濱中選手は無安打で終わってしまいました。ただ、チーム全体でもバファローズは3安打。
これだけの好投手相手では仕方なかったのかも知れませんね。
それでも試合は効率よく得点をあげ、継投で相手の追撃を振り切ったバファローズの勝利。
開幕戦を勝利で飾りました。
試合終了の瞬間、ライトの守備位置にいた濱中選手。
走って内野に戻ってきて新しいチームメイトと笑顔でハイタッチ。
この光景がたくさん見られるようになるといいですね。
2008年、いよいよ始まったこのシーズンが濱中選手にとって新天地での新たな輝かしい1ページとなることを祈ります。
本拠地でのオープン戦開幕
関西に戻ってきたチームはいよいよ本拠地・京セラドーム大阪でオープン戦開始。
濱中選手も関西で、オリックスのユニフォームの初披露となりました。
対戦相手が古巣タイガースと言うこともあり、京セラドームにはオープン戦とは言え多くのファンが詰めかけていました。こうやってタイガースを離れてみると、タイガースファンの数の多さには今更ながらに驚きますね。
ただ、オリックスファンもかなりたくさん球場に来ていて、外野の応援合戦は決してタイガース応援団にひけをとらないほどでした。
開門時にはもうすでにオリックスのバッティング練習は終了しており、グラウンドではタイガースのバッティング練習が行われていました。
そんな中、一塁側ベンチから突然濱中選手の姿が…
フリーバッティングが行われていたケージの後ろにいた正田元コーチと片岡さんに挨拶にむかったのでした。
帽子を取り握手をしてしばし2人と談笑した濱中選手は笑顔でベンチへと戻ってきましたが、表情が明るいのも濱中選手の調子が良いからなのでしょうね。
そうこうしているうちに、オリックスの選手たちがみんなベンチ前に集まってきてアップ開始。
ここでも濱中選手は始終、リラックスした笑顔。周りの選手ともいろいろ話しながらすっかりチームにうち解けた様子でした。
続けてキャッチボール開始。
この日も濱中選手の相手は古木選手。同じ外野手同士、同じ新入団選手同士、同じスラッガー同士で共通点が多いからでしょうか。でも、濱中選手にとっては開幕スタメンの座を争うライバルですよね~(笑)
グラウンドで行われていたタイガースのバッティング練習が終わると、オリックスのシートノックの時間。
濱中選手は下山選手とともにライトの守備位置へ移動。
軽くキャッチボールをしてからシートノックが始まりました。
これから本拠地となる京セラドームのライトの守備位置の感覚を確認するかのようにボールを追いかけ、しっかりキャッチしては内野や本塁に返球。ひとつひとつのプレーを確実にこなしていきました。
両軍のシートノックの後、今日の試合のスターティングメンバーの発表。
濱中選手は6番ライトで先発出場でした。濱中選手の名前がアナウンスされるとライトスタンドだけではなく、レフトのタイガースファンからも大きな声援と拍手が送られていました。
試合に先立って京セラドームでの初オープン戦ということでセレモニーがありました。
新しく設けられたビジョンのお披露目が行われ、続いては始球式。
なんとこのときバッターとして指名されたのは濱中選手でした。
会釈しながらベンチを飛び出した濱中選手はホームプレートにむかってに走り、そのまま右打席へ。
きっちりお約束通りに空振りすると、タイガースベンチでその様子を見ていた赤星選手など元同僚に一言二言声をかけると帽子を取って会釈してから、記念撮影してベンチに戻りました。
そしていよいよ試合開始。
オリックスのベンチ前にはファンの子供たちが列を作って守備につく選手を送り出しました。濱中選手も子供たちにハイタッチをしながら登場し、そのままダッシュでライトの守備位置へ移動。
もちろんこのときは先ほどまでとは打って変わって真剣な表情でした。
1回表のタイガースの攻撃が終わり裏の攻撃との間のインターバルにはオーロラビジョンに濱中選手が大写しになりました。今年からオリックスのスポンサーとなりユニフォームの袖にロゴが入った「イーモバイル」の携帯電話。濱中選手が契約第1号となってその発表が試合前の会見場で行われたという内容のビデオが放送されたのでした。
やはり人気者の濱中選手。オリックスではチーム内でもメディアに取り上げられたりこうやって営業面でも貢献が期待されているんでしょうね。
2回の裏。ノーアウトランナー一二塁のチャンスで濱中選手の第1打席が回ってきました。
先制の絶好のチャンス。
1ストライク1ボールから積極的に打って出たのですが、力が入りすぎたのかキャッチャーへのファールフライに終わってしまいました。濱中選手は悔しそうな表情で自分のスイングをオーロラビジョンで確認しながらベンチに戻りました。
守備ではいいところがありました。4回表、2死ランナー無しから新井選手が放った打球は右中間へ。
濱中選手は全力疾走で落下点にむかい、センター坂口選手とすれ違うようにボールをキャッチしました。
危うくぶつかるかと思うシーンでしたが、濱中選手と坂口選手は笑顔で並んでベンチへと走って戻ってきました。
ただ、打つ方はやはり力が入ってしまったのかこの日は無安打。
2打席目はフルカウントから「ボール」だと自信を持って見逃した球がストライクと判定され、苦笑い。
結局3打席目が終わったところで途中交代となりました。
まぁ、ここまで紅白戦や練習試合も含めて毎試合連続安打を続けていましたので、今日の試合にヒットが出なかったとしても心配はいらないとは思うのですが、やはりタイガース戦では打って欲しかったなぁなどとついつい贅沢なことを考えてしまいました(笑)
最終回のタイガース攻撃中に一塁側のファールグラウンドで濱中選手はダウンを行っていましたが、その途中でもスイングをチェックするような仕草を繰り返していました。
やはり自分にとって最もアピールすべきは打撃だと感じているのでしょう。
そしてスロースターターの濱中選手のことですからここから開幕に向けて少しずつ調子を上げていってくれることでしょう!
