自主トレキャンプ1クール目第3日

暖冬だった日本列島に寒波がやってきた土曜日。
すでに8日から自主トレを開始した濱中選手の様子を見るために徳島に足を伸ばしました。予報では徳島も雪。防寒対策をしっかりして車を降りましたが、外は風が吹くと耳が痛くなるような寒さでした。

球場に入るとすでにトレーニングは始まっていました。
濱中選手は藤本選手、秀太選手とスタッフ3名の計6人はグラウンドでトレーナーさんの指導の元、手まりを使ったアップを行っている最中でした。
昨年の自主トレの時にも見たこのトレーニング。
手をラケットのように使って手まりをぽん・ぽんと打ち上げてみんなでラリーを続けていたのですが、去年と違ったのは打ち上げた後、決められた小さなコーンに向かって走っていってこれにタッチしていたことです。
人数が増えた分、ラリーとラリーの間にアクションを挟んでトレーニングが間延びしないように工夫が凝らされていました。

 

tokushima090110_1.jpg手まりを使ったメニューはこれだけではありませんでした。
今度は円盤状のラケットを手にして、これを使ってラリーが続けられました。
さっきより手まりをうちやすくはなったのですが、細かなコントロールがつけにくくなって手首の使い方にさらに神経を使わなくてはならないようでした。

みんなでのラリーが終わると全員が一人ひとつずつ手まりをもち、ラケットを持つ手を背中に回してこの上に乗せた手まりを頭の上にポンと打ち上げ、これを体の前でラケットでキャッチするというメニューが始まりました。
トレーナーさんが簡単にやって見せたのをまねてみんながトライしてみるのですが、これがなかなかに難しい。
濱中選手も投げあげた手まりが頭を越えて前に飛んでこずにあわてて振り返ってキャッチしたり、逆に前に飛びすぎて飛びついてキャッチしたりと大変そうでした。

 

tokushima090110_2.jpg手まりを使ってのメニューはここまで。
選手たちは手にしていた道具を置くと揃って外野の芝生の上に移動。ここに並べたミニハードルを使ってのトレーニングが始まりました。
ミニハードルを横向きにまたぎながら走ったり、背走や足を高く上げてのダッシュなどで次々とクリアして行きました。

今度は小さなカラーコーンを20m間隔くらいに直線上に並べて3選手がそれぞれのコーンの位置に移動。
一風変わったトレーニングが始まりました。真ん中に立った選手が一方の選手が立っている方を向くともう一方の背中を向けられた選手は真ん中の選手に向かってダッシュ。
真ん中の選手はその選手に背中を触られないように途中で方向を変えてクルッとターン。
正面向きになるとダッシュしてきていた選手はストップして背走。逆に背中を向けられた選手がダッシュ開始。
こうやって真ん中の選手は両脇の選手から身を守るためにタイミングを計りつつ、ターンを繰り返すのです。

最初、真ん中に立ったのは秀太選手。秀太選手の動きに合わせて濱中選手はダッシュしたり背走したり...。逆の方向からは藤本選手が行ったり来たりしていました。
3選手はそれぞれ場所・役割を入れ替えながらこの練習を繰り返していました。

まるで鬼ごっこのようで3人はワイワイはしゃぎながらそれでもかなりしっかり走り込んで、寒さの中で白い息を弾ませていました。

 

tokushima090110_3.jpg次はコーンを一辺15m位の正方形に並べてそれぞれの辺に選手やスタッフ1人ずつを配置。この真ん中にミニラグビーボールを持った選手がはいって合図とともにゲームスタート。中の選手がこの正方形の外に逃げようとするのですが、その際、捕まえる側の辺を守る人は正方形の辺の直線上しか移動できません。
隙を突いて体に触られることなく外へと脱走を企てるのですが、これがなかなか難しい。
最初、真ん中に入った秀太選手は四苦八苦してなんとか外に出ていました。濱中選手にも逃走役が回ってきましたが、要領がいいのかちょっとフェイントをかけてあっという間に逃げ出していました。
こういうゲームは得意のようですね(笑)
何度かゲームを繰り返していましたが、毎回うまく逃げ出していました。

この後、軽いストレッチを行ってアップ終了。寒いだけにしっかり体を温めているようで、戻ってきた選手たちはみんな汗びっしょり。

 

tokushima090110_4.jpg汗をかいた上着をベンチで着替えて、キャッチボールの開始です。
グラブを持ってグラウンドに飛び出した濱中選手の相手はいつものように藤本選手。
濱中選手の移籍後は、このコンビでキャッチボールするシーンはこの自主トレでしか見られなくなりましたが、なんの異和感もありませんでした。やっぱり仲良しだし、自然な雰囲気だからでしょうかね。

短い距離から始まったキャッチボール。最初はゆっくりと、そして距離を伸ばしながらピッチを上げて、ボールに力を込めて...。寒い中で投げるシーンを見ると未だにちょっとドキドキしますが3選手の中では濱中選手がもっとも力を入れて投げているように見えました。最終的にキャッチボールで投げた距離は50~60m程度だったでしょうか。もう全く何の問題も無いようでした。

 

tokushima090110_5.jpgキャッチボールを終えた3選手は外野の芝生から内野に移動。3塁キャンパスの横に並んで一緒にノックを受け始めました。
ノッカーが繰り出すボールを右へ左へと走り回って追いかける3選手。一緒にノックを受ける藤本選手も秀太選手も本職の内野手で、華麗なグラブさばきを見せてくれてましたが、我らが濱中選手も負けじとナイスプレーの連続でした。
ただ、時々イレギュラーしたボールで手をうったりする選手がいて、寒さのため痛みが倍増するのか「い゛って~~!!!」と絶叫がグラウンド中に響き渡っていました。もちろん、その後に続くのは他の選手の大笑いの声(笑)

かなり長い間ノックが続けられ、濱中選手はずっと3塁キャンパスにいましたが、藤本選手や秀太選手はショートに移動して二塁への送球なんかもやってました。

 

tokushima090110_6.jpgノックでも汗を流したので更に着替えて今度はバッティング練習。
まずはティーバッティングです。
秀太選手、藤本選手に続いてネットに向かった濱中選手。最初はゆったりとしたスイングで...。そうして途中からはフルスイング。さらにはピッチをあげてハイスピードでのティーバッティングとしっかり振り込んでいました。

 

tokushima090110_7.jpgそしてそのままフリーバッティング。秀太選手、藤本選手、濱中選手の順に打席に向かいました。
バッティング投手を務めてくれるのはスタッフの一人。
それぞれ10球ずつ交替で打席に立ち、フリーバッティングを行っていきました。何度も何度も繰り返し、カゴに入ったボールが4カゴも5カゴもなくなるまでバットを振り続ける3人の選手たち。寒い空気を切り裂く鋭い打球がバットから次々と繰り出されていました。

濱中選手も調子がいいのか、柵越えを連続。外野だけでなくフェンスの向こう、スタンドにも球拾いのスタッフが待ち構えるほどでした。
気持ちよさそうに打ち続ける3選手を見ていて、予定の数のボールを投げ終えたバッティング投手が「まだ投げられますよ。もう少し行きますか?」と提案。

散らばったボールを取りあえず1カゴ分だけ集めて、フリーバッティングが続けられました。
自主トレキャンプ1クール目にしてこれだけ打ち込むのかとちょっと驚きでした。

 

tokushima090110_8.jpgフリーバッティングを終えるとランニング。
外野に直線上に多数並べた小さなカラーコーンを右に左にジグザグと縫いながらダッシュを3本行っていました。
さらにコーンをT字、スクエアに並び替えてこれを使ってダッシュやサイドステップ、バックダッシュなどを4本。
引き続いてはまた見たこともないようなダッシュ。


tokushima090110_9.jpg2人一組になり、1本の長くて太いゴムチューブをお互いの腰に結び、10mはあろうかというゴムをさらに長くなるようにいっぱいに引っ張り合い、この力を利用してのダッシュ。ゴムの力を利用してて楽そうに見えるのですがいつも以上に加速がつくダッシュですので足の回転が速くてダッシュ後はしんどそうでした。


tokushima090110_10.jpg次に用意されたのはエアロビー。真ん中に穴の空いたフリスビーです。
ダッシュした選手に向かってトレーナーさんがエアロビーを投げるのですが、これが絶妙の距離感。ギリギリで追いつくかどうかという位置に投げて、濱中選手たちは必死でこれを追いかけていました。

3人揃って合同でのトレーニングはここまで。
藤本選手は夜に後援会のパーティーがあるため、ここで球場を後にしました。
秀太選手はティーバッティング。

 

tokushima090110_11.jpgそして濱中選手は外野のフェンス前に一人で移動して、ここで黙々とランニング。
かなりのハイペースでライトからレフト。レフトからライトへと走り回っていました。
汗びっしょりで戻ってきた濱中選手を見て、「これで終了かなぁ」と思ったのですが、さらに着替えた濱中選手はバットをもって出てきてバックネットの前に。

そう、さらに一人残ってティーバッティングの開始です。すでに自分のティーバッティングを終えた秀太選手が濱中選手にトスを上げてくれていました。
低い体勢でのティーバッティングや片手でのティーバッティング、さらにかなり低いボールを投げてもらってのティーバッティングなどいろんな形で自分のスイングを確かめていました。

 

tokushima090110_12.jpg途中、バットをかすめたボールがティーバッティング用のネットを超えてバックネットまで飛んでいってしまって、そのネットに引っかかってしまったのですが、なんと濱中選手は次の打球でそのボールを狙い打ち。見事そのボールの近くに打球をあててボールを落としました。
うまいもんですね~。さすがです。

この日のトレーニングはここまで。
昼食もとらず、2時くらいまでぶっ続けのトレーニングでしたが、ホテルに戻って身体のケアがあるようでした。
寒い中でもしっかり体を動かしていましたし、この時期にしてはバッティングについてもかなり仕上がっている印象でした。キャンプに向けて順調そうな様子にホッとしながら球場を後にしました。

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このページは、hamaちゃんが2009年1月10日 23:00に書いたブログ記事です。

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