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春季キャンプ2日目
キャンプ2日目。バスで球場にやってきた濱中選手は、今日も高波選手と並んでサブグラウンドに向かいました。
ホームのユニフォームにトレーニングシューズ、左手にはスパイクとグラブ、タオルを持っての移動です。

前日と同じく、野手組・投手組に分かれてミーティングをした後、ウォーミングアップ開始です。
今日はサブグラウンド全体を使って軽いジョグからスタート。
芝生部分を大きく使ってゆっくり全員で走り始めました。
ジョギングの後は、ストレッチですが前日とはうってかわって入念にストレッチが行われました。
まずは手や足を中心としたストレッチ。
腕や肩を回したりのばしたり、足を交差してみたり曲げ伸ばししたり...
これらのストレッチが終わってから体幹のストレッチに移行。ゴザを芝生の上に引いてこの上で体幹を曲げ伸ばししていきました。
よく見る運動もあったのですが、今まで見たこともないような動きのストレッチもあってかなり気を遣って体をほぐしているようでした。
ようやくストレッチが終わって、ダッシュ開始。昨日は「60%程度でいいよ」と言っていた米村コーチでしたが、この日は「昨日よりちょっと上げていこう」と少しペースアップを指示。
結構しっかり走り込んでいました。
アップが終わってからのメニューは基本的には初日と一緒。
グラブを持って上着を脱いだ濱中選手は高波選手相手にキャッチボールを開始。ゆっくりとしたペースで始めたキャッチボールでしたが、昨日より距離を伸ばして70~80mくらい。しかもしっかり強めに送球していました。
ここからの流れは基本的には前日と同じ。まずは外野手全員でメイングラウンドに移動してノック。前日は三塁や本塁への返球も行っていましたが、この日は捕球だけ。近くにいるスタッフに捕ったボールを軽く返していました。
キャンプ序盤ですので肩も休めながらということなのでしょうね。
続いてローテーションでの野手全体の守備練習。
昨日と同じく濱中選手はショートでのノックからスタート。
ここでは華麗なフィールディングで一塁への送球もこなしていました。
続いてレフトでのノックマシン相手のフライキャッチ。セカンドでの内野守備、センターでのノックなども前日同様。
守備練習後は午前最後の練習となるランニング。前日とは違ってこの日のランニングは内野の土のグラウンドと外野の芝生の境目にそって一塁から三塁、三塁から一塁とダッシュを繰り返していました。塁間よりはるかに長い距離のダッシュですから前日よりきつそうでしたが、汗をぬぐいながら、両手を膝に付いて肩で息をしながらも最後まで必死に走っていました。
ここで午前の練習が終了となりました。ベンチに戻った濱中選手は美味しそうに水を飲んでホッとした表情で食事に向かいました。
30分のランチタイムの後、野手は全員メイングラウンドに集合。
軽いウォーミングアップがあって、今度は打撃・走塁のローテーションでのトレーニング。
この日の濱中選手は走塁練習から開始でしたので、すぐにサブグラウンドに移動。前日に引き続き本塁から一塁へのベースランニングから始められました。
最初は一塁ベースを駆け抜け、続いて一塁ベースからハーフウェイまで。
今度は一塁ベース上に移動してそこから二塁ベースを越えて二三塁間までと続けてベースランニングが行われました。
走塁の後は、芝生の上に移動して軽く体幹のストレッチ。
そして室内練習場に入り、バッティング練習が開始されました。
この日の室内練習場でのバッティングはちょっと変わっていて、軟式テニスのボールを使った練習でした。濱中選手は投手役のスタッフに真っ正面に向かうように肩幅より広めのスタンスで立ち、体の正面に投げられるボールを払うように打ち返すというものです。
緩いボールですが、ピンポイントでそれをとらえ、確実にミートするのは集中力が必要なのか濱中選手は真剣な表情で軟式テニスのボールに向かっていました。
しばらくこの練習を繰り返した後は、前日と同じくバント練習とマシン相手のバッティングを行っていました。
室内練習場でのバッティングを終えると今度はメイングラウンドに移動。
ロングティーが始まりました。
北川選手、高波選手と並んで3人でスタンドにポンポン打球をほうり込んでいましたが、どうやら3人で勝負をしている模様。
とはいえホームランの数や飛距離を競っているのではなく、ライトのポールに何球ボールを当てられるかの勝負のようでした。
距離と方向をあわせて打つのはなかなか大変そうでしたが器用な濱中選手は結構うまく当てていましたよ。どうやら発案者は北川選手らしく「な?この方が面白いやろ?」と2人に声をかけていました。
もちろん、ポールを狙うだけでなくフルスイングした濱中選手のバットからは前日に引き続いて高い高いフェンスを越える大きな場外弾も飛び出していました。
続けて行われたフリーバッティング。ロングティーのようには行きませんでしたが、それでもレフトの柵越えもチラホラ。
センターから右方向へはヒット性の当たりを連発していました。
バッティング練習の最後はティーバッティング。バックネット前に来て、かなり長い時間ティーバッティングを行っていました。
このバッティング練習の間、しきりに濱中選手が気にしていたのが手のひらの状態。マメがつぶれたようで、何度もテーピングをまき直したり、手袋を取って確認したりしていました。
それくらい気合いの入ったスイングの連続だったということでしょう。
ここまでで通常練習は終了。予定表では濱中選手は個別練習の対象にはなっていませんでしたが、バットを持って室内練習場に移動。
マシン相手に最後までバットを振り続けていました。
最後はウエイトトレーニング。
マシンを使ったり、ダンベルを使ってウエイトトレーニングをしたり、途中で室内練習場に移動してストレッチをしていました。
これでこの日の練習を締めくくりましたが、かなりバッティング練習に力を入れている印象で、自分でもバッティングこそが自分の最大の魅力であること、そしてその完全復活こそがレギュラー確保のための絶対条件であることを十分理解しているようでした。

春季キャンプ初日
いよいよ'09年シーズンの開幕。キャンプインの日が来ました。
今年は濱中選手がオリックスに来て2年目のキャンプ。
昨年は初顔合わせで緊張して迎えたキャンプ初日でしたが、今年はもうすっかりチームの輪の中心。
グラウンドにもたくさんの選手達と一緒に輪になってやってきました。
昨年とはうってかわって宮古島は快晴。気温も高く2月だと言うのに20度を超えておりTシャツ1枚の人もチラホラ。
関西の寒さと昨年の宮古島の寒さで、今年もこんなものだろうと予想した僕の格好は場違いなまでに厚着で、暑さとの戦いの中でのキャンプ見学となりました。
キャンプ初日とはいえ、グラウンドでの特別なセレモニーはなし。
サブグラウンドに集まった選手達は野手組と投手組に分かれてミーティングだけ行うとすぐにアップが始まりました。
暖かな日差しの中、ホーム用のユニフォームと汗出しを着た選手達は軽いジョグを開始。
そしてその場で手足を軽く動かして、徐々にしっかりとしたストレッチへと移行していきました。
暖かいとはいえ、初日ですから無理は出来ません。少しずつ少しずつ体をほぐしていました。
ストレッチが終わるとダッシュ。
ダッシュの時も米村コーチが「60%の力でいいから。無理すんな。早くなりすぎるな~」と声をかけていました。
ここまででウォーミングアップは終了。
選手達は着替えてグラブを手にすると再びサブグラウンドにやってきてキャッチボール開始。
濱中選手のキャッチボールの相手は高波選手。今年はオリックスでの1年先輩として、移籍してきたばかりの高波選手についてあげているようでした。
初日なのでこれもあまり距離は伸ばさず、でも50~60m位でボールの感触を確かめるようにゆっくり何度も何度も投球を繰り返していました。
キャッチボールが終わると本格的な練習の開始です。
野手組は外野手・内野手に分かれ、それぞれメイングラウンド、室内練習場を使って守備練習。濱中選手はもちろん外野手組としてメイングラウンド移動しました。
松山コーチから簡単な守備練習の説明を受けると8選手は外野に移動。レフトに5人、センターに3人の変則的な配置でしたがこれだけライバルが居る熾烈な生存競争なんですね~
濱中選手はレフトの1番手としてノックを受け始めました。
浅めの守備位置でノックの打球を捕球するとまずは3塁への返球を始めました。
「あまり強いボール投げなくていいぞ~。確実性重視や。無理すんなよ。」ここでも松山コーチからの注意です。昨年はキャンプ序盤に怪我で脱落者が続出したのでくれぐれも無理せず怪我のないキャンプにしたいというコーチ達の心遣いが伝わってきました。
3塁への返球を何度か繰り返した後、今度は本塁への返球。
本塁と外野手の間にカットマンが入り、場合によっては返球と途中でカットしながらノックが続けられました。
濱中選手もカットマンに送球したり、直接本塁に返球したりしていましたが、比較的いいボールが続いていましたよ。
返球を行うノックは比較的早めに終了。あとは守備位置を少し深めにして、ただ打球をキャッチするだけで返球不要のノックが続けられました。右左、前後と走り回る選手達の額にはしっかり汗が流れていました。
ここでまでで内野手と外野手が別々の守備練習は終了。
今度はメイングラウンドに内野手が合流して、合同での守備練習です。ただ、合同といってもそれぞれ外野手が外野・内野手が内野の守備位置についての守備練習ではなく、全野手を4~5人ずつのグループに分けて、グループごとに10分ずつ、「ショートの守備位置でノックを受けて一塁に送球」「レフトの守備位置でノックマシンの飛球をキャッチ」「セカンドの守備位置でノックを受ける」「センターの守備位置でノックを受ける」を交代しながら受けていくというものです。
濱中選手は後藤選手、大引選手、北川選手とともにショートから開始。大石監督から直接ノックを受けて軽快に1塁に返球していました。とはいえ、他の3選手はみんな内野の本職。その辺は監督も分かってくれていて、濱中選手への打球だけはちょっとだけ他の選手より左右への振り幅を少なくしてくれていました。
続いてレフトに移動してノックボールのあげるフライを追いかけました。
でもここでの飛球も普通のボールではなく、ショートやセカンドの守備位置から外野にふらふらと上がったボールを捕るような打球。
背走して高く上がった飛球を追いかけ、最後は場合によってはポケットキャッチになるようボールを追いかけていました。
そして続けてセカンドに移動。
ここではさっきとはノッカーが変わって松山コーチ。送球は不要となりましたが、さっきより振り幅の大きい打球に必死に食らいついていました。
最後はセンターに行って水口コーチによるノックを受けました。主にフライを処理するノックを受けていましたが、風が強かったせいもあって打球の行方の見極めは大変そうでした。
守備練習が終わると午前最後のメニュー、ランニング。
一塁キャンパス横に2列に並んだ選手達は、米村コーチの合図とともにスタートを切って本塁・一塁間の距離をダッシュ。これを何度も繰り返していました。
ここまでのメニューを終えてやっとランチの時間。
スケジュール通りとはいえ、暑い中、初日から結構ハードな内容です。
30分間のランチタイムを挟んで午後の部がスタート。
メイングラウンドに集まった野手達はセカンドアップを軽く行って、また4つのグループに分かれました。今度はさっきとは別のグループ。濱中選手は後藤選手、大引選手、北川選手、一輝選手、高波選手と一緒の6人グループに入りました。
このグループでローテーションを組んでの打撃・走塁練習です。
濱中選手のグループはまずはフリーバッティング。もちろん、いきなりケージに入って打つわけにも行かず、軽くティーバッティングをしてから順にフリーバッティングを始めました。
初日ですからあまり思い切って振ることはないのかなぁと思っていましたが、なんのなんの。
フルスイングした濱中選手の打球はどんどんフェンスオーバーしていて、「最初っから、こんなに飛ばして大丈夫?!」とこちらが心配になるほどでした。
次のメニューはティーバッティング。ん?なんでフリーバッティングのあとティーバッティングなんだろうと不思議に思いながらも見ていると、やはりバックネット前に戻って再びティーバッティングを開始。
ゆっくり振ったり、片手で振ったり、フルスイングしたりとメリハリをつけながら結構な時間、ティーバッティングを行っていました。そしてここからが本番。場所を1塁側のファールグラウンドに移動してロングティーが始まりました。
3つ並べたホームベースにそれぞれトスを上げてくれるスタッフがついて、3選手がロングティーを行っていきます。
ここではどの選手もフルスイング。
濱中選手もガンガンスタンドに打ち込んでいましたが、それでも納得がいかないのか途中で首をかしげたり「あぁ~、あかん」と声を出しながら、外野スタンドにボールを打ち込んでいました。
ティーバッティングも終わりに近づいた頃、ある1球を打った瞬間に濱中選手がハタと動きを止めてその打球の行方を見つめました。
なんと打球は外野席のさらに向こう側に設置された高いフェンスを越える場外へ。
満足げに「やっと出た」とつぶやく濱中選手。
完璧な当たりに感触を掴んだのかこのあと3球ほど続けて場外へ。
高々と舞い上がる濱中選手の打球は本当に見ていて惚れ惚れするようなものでした。
ここでロングティーは終了。
今度は場所をサブグラウンドに移して、ベースランニングの開始です。
本塁横に並んだ6選手は順に1塁キャンパスを蹴ってハーフウェイへ。
何度かこれを繰り返した後、今度は1塁キャンパスを駆け抜ける走塁練習。
1塁までの走塁練習が終わると今度は1塁キャンパスに全員移動して2塁への走塁練習。
この日は、松山コーチがマウンド上でセットポジションをとり送球にあわせてスタートを切っていたのですが、マウンドから見てリードの距離を「まだいける」「そこなら刺せるとは全然思えないからもう一歩出てみろ」「そこくらい」などと各選手にアドバイスしていました。
また2塁への走塁も、普通の盗塁のスタートではなくギャンブルでスタートを切る練習でした。各選手は松山コーチが投球モーションに入ってからではなく、足が上がるほんのワンテンポ早いタイミングでスタートを切っていました。
もちろん、うまいタイミングでスタートできることもあれば早すぎるスタートや遅すぎるスタートとなることもあり、早すぎる場合には勇気を持って途中で止まるように指示されていました。
濱中選手は結構うまくスタートを切って二塁までいけてましたし、松山コーチからも「今のタイミングならセーフや」と太鼓判を押されていました。
走塁練習の後は、そのままサブグラウンドの芝生に移動して米村コーチによる大きな青いボールを使ったトレーニング。バスケットボールよりも一回り大きな比較的柔らかそうなボールを使い、2人一組で色んな動きをしていきました。
まずは数m離れて正面に向き合い、頭の上に両手に持ったボールを振りかぶって相手に投げる動きを反復。続けて横向きになって両手に持ったボールを横に振って相手に投げ、最後は背面で向かい合って両手で持ったボールを足の間から海老反るようにして相手に投げていました。
ボールを使ったトレーニングはもうひとつありました。今度は一人が芝生の上に敷いたゴザの上に横たわり足下に立ったもう一人の選手がまるでボクシングで腹筋にボールを当てるトレーニングをするかのように相手にボールを投げるのです。
もちろん、腹筋でボールを受け止めるのではなく、ちゃんと両手でボールを受けてそのボールを体の左右に受け流したあと再び相手に投げ返していました。
最後のメニューは室内練習場でのマシン相手のバッティング練習。
最初、マシンで打ち込んでいた濱中選手は途中から後藤選手と一緒にバント練習。
普段バントをする機会はそう多くない濱中選手ですが、ここでも真剣にバットコントロールしてうまくボールを転がしていました。
通常メニューはここまでだったのですが、この後は指名された選手だけの個別メニュー。
濱中選手は特打の中に名前がリストアップされていました。
2本のバットを持ってメイングラウンドに戻った濱中選手は古木選手とペアを組んでケージに入るとフリーバッティング開始。マシン相手のケージ、左投げのバッティング投手相手のケージを行ったり来たりしながら自分のスイングを確かめていました。
ここまでの練習が終わった時点ですでに時間は16時。
朝10時前から練習が始まったので、もう6時間を超えています。
そろそろ終わりかと思って様子を見ていましたが、ユニフォームを脱ぎ、ジャージとTシャツ姿に着替えた濱中選手が出てきてなんとウエイトのためのマシンを置いた部屋に移動。
途中、自分の携帯電話を取り出してブログ用にキャンプ風景を撮影していたのはご愛敬でしたが(笑)
移動が終わって、ここからさらにウエイトトレーニングです。
十分水分を補給した上で、ダンベルやマシン、バランスボールやチューブなどを使って赤川コーチによって決められたメニューをこなしていきました。
結局、すべてのメニューが終わったのは16時40分頃。
初日からかなりハードな1日となりましたが、仕上がりの順調さをアピールできたキャンプインとなりました。
このまま全日程を怪我無く過ごして欲しいですね。
自主トレキャンプ1クール目第3日
暖冬だった日本列島に寒波がやってきた土曜日。
すでに8日から自主トレを開始した濱中選手の様子を見るために徳島に足を伸ばしました。予報では徳島も雪。防寒対策をしっかりして車を降りましたが、外は風が吹くと耳が痛くなるような寒さでした。
球場に入るとすでにトレーニングは始まっていました。
濱中選手は藤本選手、秀太選手とスタッフ3名の計6人はグラウンドでトレーナーさんの指導の元、手まりを使ったアップを行っている最中でした。
昨年の自主トレの時にも見たこのトレーニング。
手をラケットのように使って手まりをぽん・ぽんと打ち上げてみんなでラリーを続けていたのですが、去年と違ったのは打ち上げた後、決められた小さなコーンに向かって走っていってこれにタッチしていたことです。
人数が増えた分、ラリーとラリーの間にアクションを挟んでトレーニングが間延びしないように工夫が凝らされていました。
手まりを使ったメニューはこれだけではありませんでした。
今度は円盤状のラケットを手にして、これを使ってラリーが続けられました。
さっきより手まりをうちやすくはなったのですが、細かなコントロールがつけにくくなって手首の使い方にさらに神経を使わなくてはならないようでした。
みんなでのラリーが終わると全員が一人ひとつずつ手まりをもち、ラケットを持つ手を背中に回してこの上に乗せた手まりを頭の上にポンと打ち上げ、これを体の前でラケットでキャッチするというメニューが始まりました。
トレーナーさんが簡単にやって見せたのをまねてみんながトライしてみるのですが、これがなかなかに難しい。
濱中選手も投げあげた手まりが頭を越えて前に飛んでこずにあわてて振り返ってキャッチしたり、逆に前に飛びすぎて飛びついてキャッチしたりと大変そうでした。
手まりを使ってのメニューはここまで。
選手たちは手にしていた道具を置くと揃って外野の芝生の上に移動。ここに並べたミニハードルを使ってのトレーニングが始まりました。
ミニハードルを横向きにまたぎながら走ったり、背走や足を高く上げてのダッシュなどで次々とクリアして行きました。
今度は小さなカラーコーンを20m間隔くらいに直線上に並べて3選手がそれぞれのコーンの位置に移動。
一風変わったトレーニングが始まりました。真ん中に立った選手が一方の選手が立っている方を向くともう一方の背中を向けられた選手は真ん中の選手に向かってダッシュ。
真ん中の選手はその選手に背中を触られないように途中で方向を変えてクルッとターン。
正面向きになるとダッシュしてきていた選手はストップして背走。逆に背中を向けられた選手がダッシュ開始。
こうやって真ん中の選手は両脇の選手から身を守るためにタイミングを計りつつ、ターンを繰り返すのです。
最初、真ん中に立ったのは秀太選手。秀太選手の動きに合わせて濱中選手はダッシュしたり背走したり...。逆の方向からは藤本選手が行ったり来たりしていました。
3選手はそれぞれ場所・役割を入れ替えながらこの練習を繰り返していました。
まるで鬼ごっこのようで3人はワイワイはしゃぎながらそれでもかなりしっかり走り込んで、寒さの中で白い息を弾ませていました。
次はコーンを一辺15m位の正方形に並べてそれぞれの辺に選手やスタッフ1人ずつを配置。この真ん中にミニラグビーボールを持った選手がはいって合図とともにゲームスタート。中の選手がこの正方形の外に逃げようとするのですが、その際、捕まえる側の辺を守る人は正方形の辺の直線上しか移動できません。
隙を突いて体に触られることなく外へと脱走を企てるのですが、これがなかなか難しい。
最初、真ん中に入った秀太選手は四苦八苦してなんとか外に出ていました。濱中選手にも逃走役が回ってきましたが、要領がいいのかちょっとフェイントをかけてあっという間に逃げ出していました。
こういうゲームは得意のようですね(笑)
何度かゲームを繰り返していましたが、毎回うまく逃げ出していました。
この後、軽いストレッチを行ってアップ終了。寒いだけにしっかり体を温めているようで、戻ってきた選手たちはみんな汗びっしょり。
汗をかいた上着をベンチで着替えて、キャッチボールの開始です。
グラブを持ってグラウンドに飛び出した濱中選手の相手はいつものように藤本選手。
濱中選手の移籍後は、このコンビでキャッチボールするシーンはこの自主トレでしか見られなくなりましたが、なんの異和感もありませんでした。やっぱり仲良しだし、自然な雰囲気だからでしょうかね。
短い距離から始まったキャッチボール。最初はゆっくりと、そして距離を伸ばしながらピッチを上げて、ボールに力を込めて...。寒い中で投げるシーンを見ると未だにちょっとドキドキしますが3選手の中では濱中選手がもっとも力を入れて投げているように見えました。最終的にキャッチボールで投げた距離は50~60m程度だったでしょうか。もう全く何の問題も無いようでした。
キャッチボールを終えた3選手は外野の芝生から内野に移動。3塁キャンパスの横に並んで一緒にノックを受け始めました。
ノッカーが繰り出すボールを右へ左へと走り回って追いかける3選手。一緒にノックを受ける藤本選手も秀太選手も本職の内野手で、華麗なグラブさばきを見せてくれてましたが、我らが濱中選手も負けじとナイスプレーの連続でした。
ただ、時々イレギュラーしたボールで手をうったりする選手がいて、寒さのため痛みが倍増するのか「い゛って~~!!!」と絶叫がグラウンド中に響き渡っていました。もちろん、その後に続くのは他の選手の大笑いの声(笑)
かなり長い間ノックが続けられ、濱中選手はずっと3塁キャンパスにいましたが、藤本選手や秀太選手はショートに移動して二塁への送球なんかもやってました。
ノックでも汗を流したので更に着替えて今度はバッティング練習。
まずはティーバッティングです。
秀太選手、藤本選手に続いてネットに向かった濱中選手。最初はゆったりとしたスイングで...。そうして途中からはフルスイング。さらにはピッチをあげてハイスピードでのティーバッティングとしっかり振り込んでいました。
そしてそのままフリーバッティング。秀太選手、藤本選手、濱中選手の順に打席に向かいました。
バッティング投手を務めてくれるのはスタッフの一人。
それぞれ10球ずつ交替で打席に立ち、フリーバッティングを行っていきました。何度も何度も繰り返し、カゴに入ったボールが4カゴも5カゴもなくなるまでバットを振り続ける3人の選手たち。寒い空気を切り裂く鋭い打球がバットから次々と繰り出されていました。
濱中選手も調子がいいのか、柵越えを連続。外野だけでなくフェンスの向こう、スタンドにも球拾いのスタッフが待ち構えるほどでした。
気持ちよさそうに打ち続ける3選手を見ていて、予定の数のボールを投げ終えたバッティング投手が「まだ投げられますよ。もう少し行きますか?」と提案。
散らばったボールを取りあえず1カゴ分だけ集めて、フリーバッティングが続けられました。
自主トレキャンプ1クール目にしてこれだけ打ち込むのかとちょっと驚きでした。
フリーバッティングを終えるとランニング。
外野に直線上に多数並べた小さなカラーコーンを右に左にジグザグと縫いながらダッシュを3本行っていました。
さらにコーンをT字、スクエアに並び替えてこれを使ってダッシュやサイドステップ、バックダッシュなどを4本。
引き続いてはまた見たこともないようなダッシュ。
2人一組になり、1本の長くて太いゴムチューブをお互いの腰に結び、10mはあろうかというゴムをさらに長くなるようにいっぱいに引っ張り合い、この力を利用してのダッシュ。ゴムの力を利用してて楽そうに見えるのですがいつも以上に加速がつくダッシュですので足の回転が速くてダッシュ後はしんどそうでした。
次に用意されたのはエアロビー。真ん中に穴の空いたフリスビーです。
ダッシュした選手に向かってトレーナーさんがエアロビーを投げるのですが、これが絶妙の距離感。ギリギリで追いつくかどうかという位置に投げて、濱中選手たちは必死でこれを追いかけていました。
3人揃って合同でのトレーニングはここまで。
藤本選手は夜に後援会のパーティーがあるため、ここで球場を後にしました。
秀太選手はティーバッティング。
そして濱中選手は外野のフェンス前に一人で移動して、ここで黙々とランニング。
かなりのハイペースでライトからレフト。レフトからライトへと走り回っていました。
汗びっしょりで戻ってきた濱中選手を見て、「これで終了かなぁ」と思ったのですが、さらに着替えた濱中選手はバットをもって出てきてバックネットの前に。
そう、さらに一人残ってティーバッティングの開始です。すでに自分のティーバッティングを終えた秀太選手が濱中選手にトスを上げてくれていました。
低い体勢でのティーバッティングや片手でのティーバッティング、さらにかなり低いボールを投げてもらってのティーバッティングなどいろんな形で自分のスイングを確かめていました。
途中、バットをかすめたボールがティーバッティング用のネットを超えてバックネットまで飛んでいってしまって、そのネットに引っかかってしまったのですが、なんと濱中選手は次の打球でそのボールを狙い打ち。見事そのボールの近くに打球をあててボールを落としました。
うまいもんですね~。さすがです。
この日のトレーニングはここまで。
昼食もとらず、2時くらいまでぶっ続けのトレーニングでしたが、ホテルに戻って身体のケアがあるようでした。
寒い中でもしっかり体を動かしていましたし、この時期にしてはバッティングについてもかなり仕上がっている印象でした。キャンプに向けて順調そうな様子にホッとしながら球場を後にしました。
秋季キャンプ
私的な事ながら、仕事があまりに忙しくて全くと言って良いほど公式戦を観戦できなかった今シーズン。
シーズンが終わって秋季キャンプが始まってもその状態は変わらず、平日はもちろん週末もずっと仕事の日が続いていました。
「今年は秋季キャンプも見に行けないかなぁ」と諦めかけていましたが、今週末は金曜・土曜と福岡に出張ながら日曜日は久々のオフ。
かなりハードなスケジュールながら一念発起して土曜日夕方に福岡から関西にもどり、そのままとるものも取り敢えず車に飛び乗り高知へと向かいました。
天気予報では16日の日曜日は雨・雨・雨の予報...
ダメでも仕方ないやと半分あきらめの気持ちで向かった高知は土曜の夜からやはり雨が降り始め、「あ~、明日もこのままだったら骨折り損だったなぁ」と暗い空を恨めしげに見つめつつ、眠りにつきました。
翌朝...祈りが通じたのか、まだ空は曇っているものの何とか雨は上がっており、道路の様子を見ても「これなら野外でやれる?!」という程度。
喜び勇んで高知東部球場に向かいました。
球場は内野のベース周囲などは水が浮いた状態でしたが、スタッフの皆さんが野外練習に備えて懸命にグラウンド整備をしている最中。
そうこうしているうちに、選手を乗せたバスが球場に到着。濱中選手も、金澤投手と一緒にバスから降りてきました。
荷物を置いた選手達はサブグラウンドに集合。コーチ陣から今日の練習についての一通りの説明があった後、ウォーミングアップ開始。
軽いジョギングが始まりました。
サングラスにウインドブレイカー、トレーニングシューズを履いた濱中選手はうつむき加減に地面をしっかり見つめて体をほぐしていました。
ジョグを終えるとストレッチ、そして体幹のトレーニングが続けて行われました。
まっすぐ体を伸ばして両手を左右にピンと伸ばし片手を付いた姿勢で30秒間の静止。続けて反対側も30秒。さらにV字に体を屈曲させ、おしりでバランスをとってこれも30秒とかなりしんどそうな体幹トレーニングでした。
最後にもう一度、各種ランニングを行ってウォーミングアップは終了となりました。
ここからは5人ずつのグループに分かれてローテーションでのトレーニング開始。濱中選手のグループはまずは室内練習場でのマシンバッティング。
一旦、球場奥に姿を消した濱中選手は、上着を脱ぎ、トレーニングシューズをスパイクに履き替え、サングラスを外してバッティンググラブを両手に付けた姿でバットを持って室内練習場へと入っていきました。
この室内練習場、わずかに室内の一部が見えるもののその全景を確認できる場所はなく、濱中選手はこの見えない部分でバッティングを始めたようで外からその様子を見ることは出来ませんでした。
しばらく室内練習場の回りをうろうろしたのですが、結局濱中選手の姿は全く見つけられなかったため、仕方なく次の練習場所で待機。
15分ほどするとバット2本を持ってサブグラウンドに現れた濱中選手。
今度はバントと走塁練習です。
最初にバッターボックスに入ると、早速マシン相手にバント練習を始めました。
コーチの「ランナー一塁」「プッシュバント」「セーフティー」「スクイズ」などのかけ声に合わせてそれぞれ転がすコースや打球の強さを調整して、バントを続ける濱中選手。
シーズン中でもバントする機会はそれほど多くはなく、ましてやスクイズなどほとんどすることはないでしょうが、それでも濱中選手は真剣な表情でマシンに向かい、ボールを転がし続けていました。
バント練習が終わると濱中選手は三塁ベース横へ移動。
ここで走塁練習を始めました。他の選手がバントでボールを転がすのに合わせてスタートを切る練習を何度も繰り返し、三塁と本塁の間を入ったり来たりしていました。
バント練習・走塁練習は2クールで終了。
ボールをみんなで片づけて、今度はメイングラウンドに移動です。
メイングラウンドで行われたのはバッティング練習。
今日は昨夜の雨の影響でグラウンド状態が悪かったためか、守備練習は一切行われませんでした。
メイングラウンドに入ってきた濱中選手は帽子を脱ぎ、バットに丹念に滑り止めのスプレーを吹き付けるとティーバッティングを始めました。
普段より少し広めにスタンスをとり、左足を上げずにハイスピードのティーバッティングからスタート。
数セット終わった頃には汗がにじみ、それを拭いながら大引選手と交代。
水口コーチに指導されながらバットを振る大引選手の姿を笑顔で見つめていました。
続けて、広めのスタンスは変わらないもののゆっくりと大きなスイングでのティーバッティング。このときは合間に濱中選手も水口コーチからバットの指導のタイミングについてアドバイスをもらっていました。
それを聞く濱中選手の表情も真剣そのものでした。
そしてそのアドバイスを参考に、ティーバッティングの最後は普通の構えから足を上げてフルスイング。そのバットからは、球場全体に響き渡るほどの乾いた高い打球音を残して鋭い打球が繰り出されていました。
ネット前から移動したあと、今度はロングティー。
ここでは左手1本でバットを持つと、右手は左手首に添えてミート中心のティーバッティング。
引き手の左手と、インパクトの瞬間に注意しながら何度も何度もバットを振っていました。
ティーバッティングの次は、フリーバッティング。
右のケージ、左のケージをいったり来たりしながらバットを振り続けていたのですが、このときメイングラウンドのスタンドには沢山の少年野球の子ども達が...
実は、今日は午後から少年野球指導教室の予定。そのイベントに参加予定の少年野球チームが続々と集まり始めていたのです。
フェンスに張り付いた野球少年達は濱中選手のバッティングを見て、感動しきり。
「うぉー、すげー打球!」「めっちゃ打球早いって!」「あの7番だれ?格好いい!」「濱ちゃん?濱ちゃんがっばって~」と口々に言い始めました。
濱中選手の打球1球1球に拍手や感嘆のため息、歓声が上がっていました。
それだけ濱中選手のバッティングが目立っていたということでしょうね。
確かに今日の濱中選手のバッティングは光っていました。サク越え連発ですし、上がらない打球も鋭くて球足の速い打球ばかり。
一緒にケージを入ったり来たりするチームメイトの中でも一際輝いていました。
そのスイングですっかり少年達の心をつかんでしまったようでした。
ここまでで、午前中の練習メニューは終了。ランチタイムとなりました。
少年達も午後の野球教室の準備を開始し、選手達も食事のため球場奥に一旦引っ込みました。
そして午後からは野球教室。
坂口選手から少年達に挨拶があって、6チームに分かれて指導が始まりました。
まずはキャッチボール開始。濱中選手たちも最初は少年達と並んでキャッチボール開始していましたが、その後は子供たちの後ろに移動して、キャッチボールの様子を見ながら時々、声をかけていました。少年達は、ちょっと緊張した面持ちで声をかけられるとちょっとドキドキした様子で受け答えをしていました。まぁ、当然ですよね。憧れのプロ野球選手がすぐそばにいるわけですから...
キャッチボールの後は、守備練習。
今度は濱中選手はノッカーです。一列に並んだ選手達に順番にノックをしていきます。
1周したころには濱中選手はそれぞれの選手の力量を見極めたのか、選手によって打球に強弱を付けながらノックし始めました。上手な選手には強い打球で左右にふりながら、あまり上手でない選手には捕りやすいように正面に比較的弱い打球をといった具合に...
最初は、短い少年野球用の金属バットで軟球を打つ濱中選手を見て、ちょっと似合ってないかなぁなんて思いましたが、そうやって選手一人一人に目配りしながら指導してる姿を見てると指導者としての濱中選手も格好良く見えてくるから不思議なものですよね。
ゴロのノックが終わるとフライ。ただ、グラウンドを6チームで割って使っているため、バットでフライを上げるのは危ないため、バットを置いた濱中選手が自分で投げてフライを上げていました。もちろんこのときも、選手一人一人に応じてフライの高さや場所をきめ細かく変えながら投げていました。
最後はバッティング練習としてティーバッティングを始めました。
順番に5球ずつ打っていく少年達。なかなか堂に入ったバッティングを見せる少年達に、教える方も「完璧!言うこと無し!」と絶賛のコメント。
ところがここでハプニングが...
ある少年が打った打球がトスを上げていた一輝選手を直撃。もちろん、少年の打球ですし軟球ですのでそれほど激しく痛んだわけでは無いと思うのですが、「痛っ!」とオーバーアクションで笑いをとろうとした一輝選手。
ところが打った本人はそれを見て動揺してしまったのか、次から全くバットにボールが当たらなくなってしまいました。
何度振っても何度振っても全くかすりもしない。最初は、「大丈夫、大丈夫。」「リラックスして~」なんて軽く考えて何球かトスを上げていた一輝選手と、後ろからアドバイスしていた濱中選手でしたが、その少年のあまりの動揺ぶりに途中からは何とかしてバットに当ててもらおうと必死の指導が続きました。
一輝選手は、責任を感じたのかマンツーマンでその少年に付きっ切りになってフォームの指導。それでもダメならバントをさせてみて、当たるのを確認してから軽く振ってみたりバスターをしてみたのですがそれでもダメ。
最後はその少年に覆い被さって二人羽織のように一緒にバットを持ってスイング。
そこまでしても少年のバッティングの様子は改善しませんでした。でもここで何かに気付いたようにトスを上げる濱中選手が中腰になって少し高い場所からボールを上げると...
当たった!!
バットにボールが当たった瞬間に球場中から拍手がわき上がり「当たった~!」「よかったね~」とスタンドから声援が飛びました。
ボールの上下の動きに付いていけなかった少年の様子を見た濱中選手は上下の動きが少なくなるように少し高いところからまっすぐとボールを投げて、それが見事にもくろみ通りとなりました。
続けて同じように投げられたボールもちゃんとミートでき、球場中にホッとした空気が流れました。
こうして野球教室も終わり、濱中選手達はみんな室内での筋トレへと向かいました。
久しぶりに見た濱中選手の姿。
充実した秋季キャンプを過ごす濱中選手は、何かを掴んだのか自信を持った表情の様に見えました。まだまだ自主トレ、キャンプと来季に向けてのトレーニングは続いていきますが、順調なオフの滑り出しといったところでしょうか。
秋季キャンプも終盤。残り少ない時間もさらに充実したものになることを祈ってます。
シーズン終盤に向けて

一軍復帰以後、好調を維持し続けている濱中選手。
その活躍を見るため京セラドームに行ってきました。
好調とはいえ、相手投手が右投手か左投手かによってスタメンかどうかが大きく左右されるため、ドキドキしながら球場に向かったのですが、今日の日ハムのスタメンは左投げの八木投手。
ホッとしながらも、それでも緊張しながらスタメン発表を待っていました。
試合前のシートノックではレフトの守備位置に向かった濱中選手。
最初にノックを受けていましたし、「コレは間違いない!」と思っていましたが、場内放送の前にメンバー表交換の時にちゃんと分かりました。
バックネット裏での観戦だったのですが、メンバー表を持った大石監督が真下にやってきたので、上からその手に持った紙を覗き込むと5番か6番のあたりに「※中」の文字が...
「中」が2文字目に付く選手はオリックスには濱中選手だけなので、この瞬間濱中選手のスタメンが分かりました。
久々の球場での観戦だったのでスタメン出場してくれるかどうかが一番の心配でしたが、ここからは安心しての観戦モードに変更となりました(笑)

両チームのシートノックが終わり、いよいよスタメン発表。
濱中選手は6番レフトでの先発出場でした。
前日の活躍もあってか、濱中選手の名前がコールされると球場中には大きな歓声と拍手が巻き起こり、あちこちから「ハマちゃーん」「頼むでー」の声。
クライマックスシリーズ出場に向けての闘いを続けるチームの中にあって、濱中選手のバットに寄せられる期待も大きいことを実感しました。
そして試合開始。
1打席目は三振に終わった濱中選手でしたが、4回裏に先頭打者としてバッターボックスに立つと、粘りに粘って最後には外角高めの球を逆らわずにライト前へ。

クリーンヒットで、チャンスを作りました。後続が続かず得点には結びつきませんでしたが、この時点で濱中選手の打率が.250に乗りました。
続く5回裏にも打順が回ってきました。
2死1塁で迎えた第3打席。今度は内角よりのボールを素直に打ち返して、センター前へ。
これで連日のマルチ安打となりました。
ここでも後続が倒れ、得点にはなりませんでしたが6番打者として十分、その役割を果たしていました。

打撃では良いところを見せていた濱中選手でしたが、7回の表の守備でちょっとやっちゃいました。
1死1塁から7番高橋選手の打球はレフト直撃の大きな打球。
クッションボールを捕ろうと追いかけた濱中選手でしたが、目測を誤りボールを逸らしてしまいました。
その間に1塁ランナーが生還。
点差もありましたし、その後もヒットが続いていたので結果的にはエラーというようなプレーにはなりませんでしたが、ちょっと「ありゃりゃ...」と冷や汗もののプレーになってしまいました。

8回裏に4回目の打席が回ってきたのですが、ここで清原選手と交代。
この日の結果は3打数2安打で打率を.254にまで引き上げました。
8月は打率が3割を越えやっと本領を発揮しはじめた濱中選手。
チームの好調の原動力となっています。
この日の大勝で3位タイとなったチームは、クライマックスシリーズ出場にむけて邁進中。
2位も十分ねらえる位置にまで上がってきました。
今後のチームの更なる浮上のキーマンとして、そのバットに寄せられる期待はますます大きくなっていくことでしょう。そして濱中選手はきっとその期待に応えてくれるものと信じています。

勝負強さを発揮!
開幕からなかなか波に乗れないチームと濱中選手。
それでも少しずつチームの打線も上向き、濱中選手の調子も好転してきていて今後の展開が楽しみです。
今日は京セラドームでの対日本ハム戦。
球場に入ったときにはまだファイターズのバッティング練習が行われていたのですが、そうこうしているうちにバファローズの選手達がベンチ前に集まりはじめ、アップを開始しました。
いつもと同じく濱中選手も守備用のグラブを左手にしたまま笑顔でランニングを開始。
そしてそのままキャッチボールを開始しました。
濱中選手の相手は、1軍に上がってきたばかりの古木選手。濱中選手は少しずつ距離を伸ばしながら、力一杯のボールを古木選手の胸元めがけて投げ込んでいました。
そしてファイターズのバッティング練習が終わるとライトの守備位置へと走って向かいました。
バファローズのシートノックが始まったのですが、ライトにいたのは濱中選手と古木選手。濱中選手から先にノックを受けていてどうやらスタメン出場してくれそうでちょっとホッとしながらノックの様子を見ていました。
濱中選手自身もリラックスした表情でボールを追いかけていましたが捕球・送球のときはさすがに真剣な表情になって、しっかり丁寧にこなしていました。
そして両チームのスターティングメンバーの発表。
濱中選手はやはりちゃんと6番ライトで先発出場でした。このところ7番や6番を行ったり来たりでしたが、このひはBB打線に続いての6番。
先日の満塁ホームランといい勝負強さが発揮されはじめたことに対するコリンズ監督の期待が表れた起用なのかも知れません。
1回の表の守備につく濱中選手は一塁自由席とライトスタンドにサインボールの投げ入れ。これまであまり見たことのないシーンでしたが、バファローズでも時にはこうやってボールの投げ込みがあるんですね。
あと守備のシーンで今日気づいたことがひとつ。
タイガース時代には、アウトカウントの確認のため、内野手に向かって指を1本立てたり2本立てたりしてジェスチャーを送っていたのですが、バファローズに移籍してからはまだ遠慮もあるのかその仕草を見ることがなくなっていたのですが、今日、毎回ではありませんがそうやって内野手に向かってアウトカウントの確認をしてるシーンを見ました。
内野といっても特に大引選手に向かってジェスチャーを送っているように見えましたが、これも少しずつチームの中にとけ込んできているという証拠なのかもしれませんね。
(残念ながらその瞬間は写真に撮れてないのですが・・・)
今日の濱中選手はその勝負強さで魅せてくれました。
第1打席こそ内野ゴロに終わりましたが、第2打席は粘って四球。チャンスを拡げました。
第3打席には1死2塁でレフト前にタイムリーヒット。レフトのエラーの間に二塁へと到達しました。
その直後にはライトフライで3塁へタッチアップ。走塁でも勝利にかける意気込みを感じさせてくれました。
8回裏に回ってきた第4打席は無死満塁。途中ワイルドピッチで三塁ランナーがかえり、23塁となりましたが、ここで濱中選手は高めの変化球を鋭くレフトに打ち返して連続タイムリー。
スコアリングポジションでの打率が5割を越える勝負強さをしっかりと発揮してくれました。
結局、このあと濱中選手の代走として坂口選手が送られて今日の出番は終わりとなりましたが、9回表にはライトの守備についた下山選手のキャッチボールの相手としてファールグラウンドの所に出てきていました。
3連敗のあとでしたが、濱中選手の活躍もあり7対2と大勝。近藤投手にプロ入り初の完投勝利をプレゼントできました。
まだ打率は十分とは言えない数字ですが、それでも得点圏打率や打点ではリーグのトップクラスとなった濱中選手。
クリーンナップの外国人野手がチャンスメイクしてくれれば、もっともっとその数字はふえていくことでしょう。今後の濱中選手の打撃が楽しみになるような最高の試合でした。
'08年シーズン開幕
いよいよシーズン開幕の日。
濱中選手にとってはパ・リーグのオリックス・バファローズに移籍して初めて迎える開幕の日です。
オリックス・バファローズの開幕戦の相手は埼玉西部ライオンズ。
ライオンズの本拠地西武ドームに乗り込んでの3試合です。
祝日である今日を含め、平日の21日をあけて土曜・日曜と試合が行われる変則的なスケジュールですが、悪天候とはいえやはり祝日ということもあり、西武ドームには多くのライオンズファン、バファローズファンが集結していました。
球場にはいるとまさにオリックス・バファローズのバッティング練習がちょうど始まるタイミング。
グラウンドに出てきた濱中選手は最初にバッティングケージ横にいたディーバスコーチに挨拶。なんか、金村さんにTV番組のインタビューで突っ込まれてましたが両手で握手を求めていました(笑)。
ヘルメット姿のまま、1塁ベース上に向かった濱中選手はそこで走塁練習を開始。2塁への走塁を何本かこなして、今度は2塁から3塁へ、最後は3塁から本塁へと続けて練習していました。
まわりでは一緒に数人のチームメイトが走っていましたが、濱中選手はもうすっかりチームにうち解けていて笑顔で話をしながらリラックスしたムードでした。
開幕前だからといったぴりぴりしたムードはなく、チーム全体にキャンプ・オープン戦とやるべきことをしっかりやってきたという自信が見えるようでした。
走塁練習を終えた濱中選手はバットを手に持ち、ティーバッティングの順番待ち。
気温が低かったこともあり、温風器の前でしきりに手を温めていました。
すぐに濱中選手の順番がまわってきて、ティーバッティング開始。
最初はゆっくりと軽くスイングをはじめて、少しずつその手に込める力を強くしてフルスイング。
バットから繰り出されるするどい打球がネットを揺らしていました。
途中、同じ和歌山出身の解説者の東尾さんがそばを通りかかって、濱中選手はスイングを止めて挨拶していました。パ・リーグならではゲストですね。
ティーバッティングを終え、ボールを拾い集めるとフリーバッティングの順番が回ってくるまでケージの後ろでしばし待機。
そのとき、ケージでフリーバッティングを行っていたのはカブレラ選手とローズ選手でしたが、濱中選手と一緒に待っていたのはラロッカ選手。
先の2人のフリーバッティングが終わると、ここで順番の譲り合いが始まりました。
お互い、相手に「どうぞ、どうぞ」と手を出して先に打てと促し合っていましたが、結局「それじゃあ」と濱中選手が先にケージに入りました。
なんか、関西のおばちゃん同士が「どうぞお先に~」と遠慮し合ってるようで、微笑ましかったです。
フリーバッティングではフェンスオーバーも何本かありましたが、基本的にはボールに逆らわずセンターから右への打球が多く見られました。
フリーバッティングを終え、バットを持っていったんベンチ奥に戻った濱中選手は今度はグラブを手に出てきてライトの守備位置へ。
そこでノックを受け始めました。
フリーバッティングで飛んでくる打球に注意しながら前後左右へと軽快にボールを追いかけていました。
そして一通りの試合前の練習を終えた濱中選手はセンターのバックスクリーン前に置かれたネットのところまで移動して、バットを手に取り素振りでスイングを繰り返したり、外野のフェンス際をダッシュしたり、ストレッチしたりしていました。
バファローズのバッティング練習の時間が終わり、ライオンズのシートノックが開始されるとき、メンバー表が交換されました。
続いてバファローズのシートノック開始。濱中選手は元気よくライトの守備位置について、そつなくシートノックをこなしていました。
まぁ、バッティング練習の順番もかなり早かったですし、このシートノックも濱中選手からノックを受けていたので間違いなくスタメンだろうとは思っていましたが、それでもドキドキしながらスターティングラインナップの発表を待ちました。
そろそろかなぁ...なんて思いながらぼーっとスコアボードを眺めているとなんと、一瞬、バファローズのメンバーのところに6番濱中選手の名前が。
どうやらフライングで間違って表示してしまったみたいで、スタメン発表の前に今日のスタメンであることが分かってしまいました(笑)。
ホッとしつつもなんかちょっと緊張感がなくなってしまったというかなんというか...
試合開始前にはセレモニーが行われ、濱中選手を含めバファローズの選手・コーチ・監督も三塁側のラインにそって整列。
紹介されて登場したのは松崎しげるさん。
松崎さんはマウンドに設置されたマイクで国歌を熱唱。
あのダンディーな歌声が球場中に響き渡りました。
県知事による挨拶や始球式も終わり、いよいよ試合開始。
濱中選手にとってオリックス・バファローズのユニフォームに袖を通して初の公式戦が始まりました。
両チームのエース同士の投げ合いということもあり、緊迫した投手戦の様子を呈した試合展開。
濱中選手の第1打席は2回表に回ってきました。四球で出塁したローズ選手を1塁に置いて、ワンアウト1塁のシーンで迎えた打席。
ところが濱中選手の打球はショート真っ正面。
「あっ!ダブルプレーか!」と思ったらその瞬間。
中島選手がエラー。チャンスを広げることが出来ました。
まぁ、結果はエラーだったものの運も味方につけることが大事。今シーズンを占う第1打席としてはよかったのではないでしょうか(笑)
試合は緊迫したまま進んでいきましたが、涌井投手の出来が非常に良く、結局濱中選手は無安打で終わってしまいました。ただ、チーム全体でもバファローズは3安打。
これだけの好投手相手では仕方なかったのかも知れませんね。
それでも試合は効率よく得点をあげ、継投で相手の追撃を振り切ったバファローズの勝利。
開幕戦を勝利で飾りました。
試合終了の瞬間、ライトの守備位置にいた濱中選手。
走って内野に戻ってきて新しいチームメイトと笑顔でハイタッチ。
この光景がたくさん見られるようになるといいですね。
2008年、いよいよ始まったこのシーズンが濱中選手にとって新天地での新たな輝かしい1ページとなることを祈ります。
本拠地でのオープン戦開幕
関西に戻ってきたチームはいよいよ本拠地・京セラドーム大阪でオープン戦開始。
濱中選手も関西で、オリックスのユニフォームの初披露となりました。
対戦相手が古巣タイガースと言うこともあり、京セラドームにはオープン戦とは言え多くのファンが詰めかけていました。こうやってタイガースを離れてみると、タイガースファンの数の多さには今更ながらに驚きますね。
ただ、オリックスファンもかなりたくさん球場に来ていて、外野の応援合戦は決してタイガース応援団にひけをとらないほどでした。
開門時にはもうすでにオリックスのバッティング練習は終了しており、グラウンドではタイガースのバッティング練習が行われていました。
そんな中、一塁側ベンチから突然濱中選手の姿が…
フリーバッティングが行われていたケージの後ろにいた正田元コーチと片岡さんに挨拶にむかったのでした。
帽子を取り握手をしてしばし2人と談笑した濱中選手は笑顔でベンチへと戻ってきましたが、表情が明るいのも濱中選手の調子が良いからなのでしょうね。
そうこうしているうちに、オリックスの選手たちがみんなベンチ前に集まってきてアップ開始。
ここでも濱中選手は始終、リラックスした笑顔。周りの選手ともいろいろ話しながらすっかりチームにうち解けた様子でした。
続けてキャッチボール開始。
この日も濱中選手の相手は古木選手。同じ外野手同士、同じ新入団選手同士、同じスラッガー同士で共通点が多いからでしょうか。でも、濱中選手にとっては開幕スタメンの座を争うライバルですよね~(笑)
グラウンドで行われていたタイガースのバッティング練習が終わると、オリックスのシートノックの時間。
濱中選手は下山選手とともにライトの守備位置へ移動。
軽くキャッチボールをしてからシートノックが始まりました。
これから本拠地となる京セラドームのライトの守備位置の感覚を確認するかのようにボールを追いかけ、しっかりキャッチしては内野や本塁に返球。ひとつひとつのプレーを確実にこなしていきました。
両軍のシートノックの後、今日の試合のスターティングメンバーの発表。
濱中選手は6番ライトで先発出場でした。濱中選手の名前がアナウンスされるとライトスタンドだけではなく、レフトのタイガースファンからも大きな声援と拍手が送られていました。
試合に先立って京セラドームでの初オープン戦ということでセレモニーがありました。
新しく設けられたビジョンのお披露目が行われ、続いては始球式。
なんとこのときバッターとして指名されたのは濱中選手でした。
会釈しながらベンチを飛び出した濱中選手はホームプレートにむかってに走り、そのまま右打席へ。
きっちりお約束通りに空振りすると、タイガースベンチでその様子を見ていた赤星選手など元同僚に一言二言声をかけると帽子を取って会釈してから、記念撮影してベンチに戻りました。
そしていよいよ試合開始。
オリックスのベンチ前にはファンの子供たちが列を作って守備につく選手を送り出しました。濱中選手も子供たちにハイタッチをしながら登場し、そのままダッシュでライトの守備位置へ移動。
もちろんこのときは先ほどまでとは打って変わって真剣な表情でした。
1回表のタイガースの攻撃が終わり裏の攻撃との間のインターバルにはオーロラビジョンに濱中選手が大写しになりました。今年からオリックスのスポンサーとなりユニフォームの袖にロゴが入った「イーモバイル」の携帯電話。濱中選手が契約第1号となってその発表が試合前の会見場で行われたという内容のビデオが放送されたのでした。
やはり人気者の濱中選手。オリックスではチーム内でもメディアに取り上げられたりこうやって営業面でも貢献が期待されているんでしょうね。
2回の裏。ノーアウトランナー一二塁のチャンスで濱中選手の第1打席が回ってきました。
先制の絶好のチャンス。
1ストライク1ボールから積極的に打って出たのですが、力が入りすぎたのかキャッチャーへのファールフライに終わってしまいました。濱中選手は悔しそうな表情で自分のスイングをオーロラビジョンで確認しながらベンチに戻りました。
守備ではいいところがありました。4回表、2死ランナー無しから新井選手が放った打球は右中間へ。
濱中選手は全力疾走で落下点にむかい、センター坂口選手とすれ違うようにボールをキャッチしました。
危うくぶつかるかと思うシーンでしたが、濱中選手と坂口選手は笑顔で並んでベンチへと走って戻ってきました。
ただ、打つ方はやはり力が入ってしまったのかこの日は無安打。
2打席目はフルカウントから「ボール」だと自信を持って見逃した球がストライクと判定され、苦笑い。
結局3打席目が終わったところで途中交代となりました。
まぁ、ここまで紅白戦や練習試合も含めて毎試合連続安打を続けていましたので、今日の試合にヒットが出なかったとしても心配はいらないとは思うのですが、やはりタイガース戦では打って欲しかったなぁなどとついつい贅沢なことを考えてしまいました(笑)
最終回のタイガース攻撃中に一塁側のファールグラウンドで濱中選手はダウンを行っていましたが、その途中でもスイングをチェックするような仕草を繰り返していました。
やはり自分にとって最もアピールすべきは打撃だと感じているのでしょう。
そしてスロースターターの濱中選手のことですからここから開幕に向けて少しずつ調子を上げていってくれることでしょう!
オープン戦開幕
いよいよ始まった'08年シーズンのオープン戦。
初戦の安芸市営球場での対阪神戦は休みを取って今日、高知市営球場での対阪神戦からの出場となった濱中選手。
古巣との対決がオリックスの濱中選手として、初の対外試合となるということもあり、その勇姿を見るべく高知に行ってきました。
去年までは高知ではビジターチームでしたので、試合前のアップから打撃練習までしっかり見ることが出来たのですが、高知市営球場の開門時間は試合開始2時間前の11時。
このため、今年からホームとなるオリックスに移籍した濱中選手の試合前練習はほとんど見ることが出来ませんでした。
球場脇からわずかに見られるアップの様子、外野でノックを受けたりバッティング練習の打球を追いかける姿が何とか遠目に見られただけでした。
昨日までとうってかわって気温が下がり、風も強くふいていたため、濱中選手はしっかりネックウォーマーを首にして、サングラス姿で体を動かしていました。
開門時間頃になると球場前では売店のテントでオリックス・阪神両チームのグッズ販売が始まったのですが、今日初めてお目見えしたのが濱中選手のマフラータオルとショートリストバンド。
もちろん、すぐゲットしましたがなかなかかっこよく仕上がっていました。
開門時にはすでに阪神側のバッティング練習が始まっていたのですが、その途中、ベンチから出てきた濱中選手は笑顔で走って阪神ベンチへ。
監督や、コーチ、スタッフさんやチームメイトと握手しながら挨拶していました。

阪神のバッティング練習が終わりに近づき、オリックスの選手達が続々とベンチに出てくるとその中に濱中選手の姿もありました。
そしてベンチ前でアップ開始。
寒そうな仕草を見せながらも、周囲のチームメイトと時折談笑しながらメニューをこなしていました。
アップが終わり、グラブを持つとベンチ前で古木選手相手にキャッチボール開始。
阪神のバッティング練習が終了と同時に、シートノックが始まりました。
濱中選手はもちろんライトの守備位置について、下山選手と一緒にノックを受け始めました。フェンス際のボールの処理、内野への返球、浅いボールへのチャージ、バックホームなどどれもそつなくこなし守備の不安など全く感じさせない内容でした。


シートノックを終えた濱中選手はベンチに戻りましたが、グラブを置くとベンチ奥に下がることなくその場に腰をかけて阪神のシートノックの様子をじっと見つめていました。
外から見たかつての古巣・タイガース。
濱中選手の目にはどのようにうつったのでしょうか。
試合開始20分前になってようやくスターティングラインナップの発表。
濱中選手は4番ライトでスタメン出場。若手が中心メンバーだった昨日の試合とはうってかわって外国人選手はいないものの他は一軍選手が中心となったメンバー構成の中で濱中選手はチームの中心を任されました。
球場に「4番ライト濱中」のコールが流されるとオリックスファンだけでなくタイガースファンからも大きな声援と拍手が送られていました。
やはりタイガースファンにも愛されていたんですね~。なんかちょっと胸が熱くなってしまいました。
濱中選手には今季活躍してこの両チームのみならず野球ファンみんなから愛される選手になってもらいたいですね。
この場内アナウンスを聞きながらベンチ前でバットを黙々と振り続けていた濱中選手でしたが、その表情はリラックスしていてかつての所属チームとの闘いを前にした力みのようなものは感じられませんでした。
そして試合開始。
1回表にライトの守備位置につく濱中選手にライトスタンドのオリックスファンから期せずして「濱中コール」がわき起こり、濱中選手はこれに帽子を取って応えていました。
初回は守備機会の無かった濱中選手。
1回裏に最初の打席が回ってきました。1点先制の後、無死一二塁で打席が回ってきた濱中選手。
追加点の絶好のチャンスです。対するピッチャーは正田投手。
濱中選手のオーラに気後れしたのかボールが先行して2ボールナッシング。
見逃しのストライクや三塁線を鋭く襲うファールなどで結局フルカウントとなりましたが、ここから投じた正田投手の7球目は明らかに分かるボール球。
濱中選手はこれを悠々と見送り、第1打席は四球となりました。
一塁上で大石一塁コーチと拳をあわせた濱中選手。今度はランナーとして塁上にいたのですが、結局後続が犠牲フライのみで終わり、進塁することは出来ませんでした。
1回裏の攻撃で7番まで打順が回ったこともあり、2回裏、なんと今度は2死満塁の大チャンスで濱中選手の打順が回ってきました。この絶好の好機にも焦ることなく静かに闘志を燃やしながら打席に向かった濱中選手。今度も対戦相手は正田投手。
今度こそ!…期待が高まりました。
ところが、正田投手はやはり濱中選手に対してプレッシャーを感じるのかボールが先行してまったくといっていいほどストライクゾーンにボールが来ません。
なんとストレートの四球で押し出し。きっちり打点を稼ぎ、4番として文句のない仕事をしてくれました。とはいえ、濱中選手ファンとしては、ちゃんと勝負してバットでランナーを一気に返してくれるシーンを期待したのですが…
まぁ、贅沢な悩みですよね。

次に濱中選手の見せ場が来たのは3回表。葛城選手のタイムリーヒットで逆転したタイガースは2死一塁で関本選手の打順。
第1打席にセンターに2ランホームランを打った関本選手はこの打席でも右中間に大きな打球。
その打球が右中間を抜けるかと思ったその瞬間、長い距離を走って落下点にいち早く到達した濱中選手がギリギリでランニングキャッチ。
抜ければ追加点というシーンでのファインプレーでチームを救いました。
このプレーにセンターの坂口選手も大興奮。全力疾走で落ちた濱中選手の帽子を拾い上げるとそのまま濱中選手のところにやってきてグラブでハイタッチ。
2人並んでベンチに戻ってきましたが、ベンチ前でも多くの選手が濱中選手をハイタッチで迎えていました。
こうしたシーンを見るとチームの一員として認められていることを実感しますね。
4回裏には濱中選手の第3打席が回ってきました。同点に追いついたあと2死二塁の逆転のチャンス。
この日の打席はここまで全てスコアリングポジションにランナーを置いての打席。
今度は対戦相手は昨年の新人王、上園投手。
ここでも濱中選手相手に投手が気後れしてか、ボール先行となりましたがファール・ファールを挟んで最終的にフルカウント。
そして上園投手が投じた最後の1球を濱中選手は逆らわずに素直にセンター返し。
センター前のクリーンヒットです。
残念ながら当たりが良すぎて2塁ランナーは本塁に戻ってこられませんでしたが、濱中選手の打撃の調子良さを思わせるすばらしいバッティングでした。
ここで濱中選手には代走が出され、今日の出番は終わり。
まぁ気温が非常に低いコンディションでもあり、実戦として打席でも守備でも十分な結果を残せ、良いスタートの1戦となったのではないでしょうか。
この後、何度か試合中のライト側ファールグラウンドに姿を見せた濱中選手はダッシュや柔軟体操でダウンを行いながら戦況を見つめていました。
特に阪神の育成選手である田中選手の打席では興味があるのか、そのスイングを真似て見たりしながら注目していました。
試合は同点で迎えた9回裏に田中選手のサヨナラ満塁本塁打でオリックスが劇的な勝利。
ベンチ前では濱中選手も一緒に田中選手を迎え、勝利の歓喜の輪に加わっていました。
試合後、濱中選手は沢山のテレビカメラの前で共同会見に応え、続けて新聞記者の共同インタビュー。
「思ったより冷静に打席に入れた。自分のバッティングができたと思う。」と今日の試合をふり返っていました。
いよいよオリックスの濱中選手としてスタートした濱中選手。
熾烈な外野手のスタメン争いの中で一歩リードする活躍を見せてくれました。
このまま結果を残し続けて開幕戦にはライトの守備位置でその勇姿を見せてもらいたいものです。
オリックスでも人気
昨日はバレンタインデー。
キャンプ中でもありますし、移籍直後であることも考えると今年は濱中選手が貰えるチョコって少ないのかなぁと思っていましたが、なんとオリックスでもチームNo.1だったらしいですね。
どこへ行っても濱中選手の人気は変わらないということでしょう!
もちろん、実力を発揮すれば更にファンの数は増えるはず。
来年はいくつもらえるのか、楽しみでもあります(笑)

キャンプ3日目
今日でキャンプも3日目。とは言え今季のオリックスの春季キャンプは5勤1休。まだまだ第一クールの中日に過ぎません。
3日目となる今日は朝から雨と強風、さらには気温も下がりこの3日間でもっともコンディションの悪い日となりました。
バスで球場入りした選手達は室内練習場までの道を雨に打たれながら歩いていました。
雨が降り続いていたので当然、ウォーミングアップは室内練習場の中。
米村コーチの掛け声に合わせて入念な準備運動が続けられました。

ここからは昨日と同じくグループに別れてのローテーションのメニュー。
濱中選手は昨日と同じく村松選手、坂口選手、由田選手と同じグループでしたが最初はティーバッティングからのスタート。
このローテーションでのメニューは3~4人ずつに分かれた6つのグループが1クール15分ずつでティーバッティング、フリーバッティング、マシンバッティング、バント練習、ベースランニング、合気道のそれぞれのメニューをこなしていくのですが、本来野外で行われるはずのティーバッティング、フリーバッティング、バント練習、ベースランニングが悪天候のため全て室内練習場で行われ、さらに投手陣の練習も一部はブルペンで行われるものの他は全員室内練習場で、かなり過密な状態でのトレーニングとなってしまいました。

ティーバッティングも限られたスペースで行われていたのですがもちろん十分安全には配慮した距離をとって3人が並んでバットを振っていました。ティーバッティングとは言え濱中選手の打球をまともにくらったら大変なことになりますもんね。
このティーバッティングの時も水口コーチがやってきて濱中選手のスイングをチェック。
自らのバットを濱中選手のスイングの軌道上に差し出して、熱心にヘッドが下がらないスイングを指導していました。
ティーバッティングの後はフリーバッティング。濱中選手たちのグループは室内練習場の2つのケージに交代で入りバットを振りはじめました。
このうち1つのケージにはパ・リーグのアンパイヤの一人が入っていて、キャッチャーの後ろに陣取っていました。
アンパイヤの実戦練習だったのだと思うのですが、濱中選手がケージを出たあとそばにやってきて何やら声をかけていました。
バットを指差して話していましたが内容まではわかりませんでした。
セ・リーグとパ・リーグのストライクゾーンの違いなどを説明していたのでしょうか。

次はベースランニングの予定でしたが、野外はもちろん使える状況ではなく、室内練習場の片隅に置いたコーンや低いハードル、はしごなどを使って短い距離でダッシュやステップを繰り返すトレーニング。
室内練習場の一番奥でのトレーニングで、撮影するのに苦労しました(笑)。
でも遠くからでも元気に動き回ってることだけはよく分かりましたよ。
はしごを使って足で細かくステップを踏む様子はまるでタップダンサーのようでした。
よくあれで足がからまないものですね~
見てる方が息がつまりそうでした。
次はバント練習の予定でしたが、野外が使えないので室内でバッティング練習。
速いペースでポンポン上げられるトスを打ち返すティーバッティングと、続けてゆっくり上げられるトスを両足をつけたまま打ち返すティーバッティングを繰り返して交代で行っていました。
そして合気道。今日は残念ながら部屋を閉め切っていたので、中の様子はうかがうことは出来ませんでした。ただ新聞報道などではこの合気道の練習が濱中選手にとってかなり役立っているとのこと。
心構えや呼吸法、力の入れ方なんかが参考になるそうですね。

ローテーションのメニューの最後は室内でのマシンバッティング。
2つのマシンが並んだケージで交代にバットを振ったのですが、ここで登場したのがコリンズ監督。
2つ目のケージでのマシンバッティングを終えた選手を呼び、その正面に立つと軟式テニス用の軟らかいゴムボールで次々とトスを上げはじめました。
ただ普通のティーバッティングと異なっていたのはボールだけではありませんでした。
1球ごとに少しずつ位置を移動してのティーバッティングだったのです。
坂口選手は少しずつ左に動きながら、濱中選手は少しずつ前進しながら次々とトスを上げられる球を打ち返していました。
でも軟式とはいえプロ野球選手のフルスイングした打球が飛んでくる真正面でボールを投げるのは怖いだろうなぁと心配していましたが、そこはさすがプロ。
一球も監督の体に当てることなくきっちり狙ったところに打ち返していました。
バッティング練習の最後の最後に、通訳を引き連れたディーバスコーチがやってきて大きな声で興奮したように「オー!ガッデム!●△×○・・・」と何か話ながら濱中選手に詰め寄るようにやってきました。そして言うことを言い終えると手にしていたバットの先でチョンと濱中選手の胸をつつきました。
何を言われたのか分からない濱中選手はハトが豆鉄砲を喰らったような表情でポカーン。
回りで見てるファンもコーチのあまりの剣幕に驚いたのですが、通訳の方が笑いながら「いやいや、冗談だよ~」というように濱中選手に話しかけてみんなホッとしていました。詳しくはなんと言っていたのか分からなかったのですが・・・
ここで午前中の練習が終わり、昼食の時間となったので室内練習場から出てきた濱中選手に声をかけてディーバスコーチに何を言われたのかのか聞いたのですが、苦笑いしながら「いやぁ、よく分からないんです」と・・・(笑)
まぁ、たいしたことでは無かったようです。今回もそうですが外国人の方のジョークとかって時々びっくりさせられることがありますね。
午後もグラウンドの状態は良くならず結局室内練習場で練習開始。最初は全員が集まってランダウンプレーについての説明。そしてセカンドアップ開始。
軽くジョギングした後、キャッチボール開始。
狭い室内練習場に野手も投手も全員集まってのキャッチボールですから場所が無くて大変そうでした。濱中選手は一番奥の方で古木選手相手にキャッチボールだったのですが、距離を伸ばしながら後ろに下がると途中から練習場隅に置いてあった機材が邪魔で下がれず、仕方なくその距離でキャッチボールしていました。
早く天候が回復して野外で思い切り体を動かせるといいのですが・・・

キャッチボールが終わると室内練習場にあるダイアモンドを使ってランダウンプレーの練習。ランナー2塁とか1・3塁とかのシチュエーションを作ってそれぞれの場面での打球処理、送球のシミュレーションです。
濱中選手はライトに移動して、飛んでくる打球を処理。すぐに内野に返球してそのまま1塁のベースカバーに。

場所が狭くてなかなか思い切ってプレーができませんでしたが、それでもプレーのひとつひとつを丁寧に確実にこなしていました。
ただ、このランダウンプレーの時にもアクシデントが…
濱中選手が返球したボールを受けた1塁手の北川選手が片足を上げて痛そうな表情をしたのです。そして、そのまま肩を担がれて退場となってしまいました。後で報道で確認すると肉離れとのこと。大事にいたらなければいいのですが…
外野手も含めたランダウンプレーは終わり、内野手だけでランダウンプレーの練習が始まったので外野手はバットを持ってバッティングのケージに移動。またマシン相手にバッティング練習です。
この日も何度も何度も打撃練習がありました。

このあと雨が小雨になっているのを見計らって外野手はメイングラウンドに移動。そこで2ヶ所に別れてノックが始まりました。
濱中選手はライトに移動。古木選手や下山選手とともにノックを受け始めました。
ノッカーは最初は水口コーチ。水口コーチはすぐ後ろでテレビカメラを構えていた取材陣に「誰を撮影してるの?濱中?そうかぁ。」と呟いたので、「これはもしや難しい打球を打っていいところを撮影できるようにしてくれるのかなぁ」と思ったのですが、いたって普通のノックが続けられました。まぁ怪我の心配もあるし当然と言えば当然なのですが…(笑)
しばらくして、もう一方のチームを担当していた松山コーチにノッカーが交代。水口コーチに比べると打球の振り幅が大きくて各選手、右へ左へ、前へ後ろへと走り回らされていました。
雨が降ったり止んだりの状態だったのでノックは早々に切り上げて、再び室内へ。

内野手や投手・捕手陣が内野でのランダウンプレーの確認を続ける中、濱中選手たち外野手陣は室内練習場のすみで踏み台を使った昇降運動や、コーンを使ったステップ・ダッシュなどをはじめました。
練習のスケジュール的には濱中選手はあと居残りでの特打、ウエイトがある予定だったのですが、僕は帰りの飛行機の時間がきてここで見学終了。
後ろ髪を引かれる思いで球場を後にしました。
天候には悩まされましたがそれでも新しいチームの中で戸惑いを見せながらもひたすら開幕でのポジション争いに勝ち残るためにハードなトレーニングを続ける濱中選手をみて、さらに応援する気持ちが強くなった宮古島での3日間でした。
キャンプ2日目
キャンプ2日目となった今日は予報では昨日よりさらに悪天候となるとのことで、正直まともに見学できないことも覚悟して球場に向かいました。
確かに朝から曇天が広がり、いつ雨が降ってもおかしくないくらいの様子でしたが、それでも雨は降ることなく、グラウンドの状況もまずまずでした。
バスで球場にやってきた濱中選手は、鞄を担いだまま室内練習場へ移動。昨日と同じく今日も室内練習場でトレーニングが開始されました。
最初はウォーミングアップとして軽い準備体操。
最初、帽子をかぶっていなかった濱中選手でしたが、途中で帽子をかぶりました。昨日からちょっと気がついたのですが、タイガース時代に比べると帽子をかぶっていることが多いような気がします。案外、オリックスの帽子が気に入ってるのでしょうか。まぁ、途中で寝ころんでストレッチをはじめたときにまた脱いでしまったのですが・・・(笑)。
準備体操のあと、ジョグやダッシュを繰り返してアップは終了。
それぞれのグループに分かれてのローテーション・メニューとなりました。
濱中選手は村松選手、坂口選手、由田選手と一緒のグループでまずはバッティング練習。ホントはバント練習のはずだったのですが、ティーバッティングとなりました。
窓の格子越し、ネット越しではありましたが間近に見る濱中選手のスイングは迫力満点。自ら宣言したように明らかに昨年と比べてスイングのスピードが上がっているように見えました。

ティーバッティングを終えた濱中選手は別室に移動して合気道。昨日はチーム全体で受けていた合気道の指導ですが、今日からはグループごとでの指導。
途中、誰かの奇声が部屋から聞こえていましたが、熱心な指導先生の言葉が静かな室内に響く中、濱中選手達は色んな姿勢をとりながら合気道に取り組んでいました。
この合気道をメニューに取り入れているのが、今キャンプの目玉なのかも知れませんね。
具体的な効果のほどはどうなるのかわかりませんが、心身両面での効果を期待してのことではないでしょうか?
どんな場面でも動じることなく、リラックスして普段の力が発揮できる・・・そんな風になればチームの力もグンと上がりそうな気がします。
再び室内練習場に戻った濱中選手は、バッティング練習用のケージのところに移動。
フリーバッティングが始まりました。
今日もそばについていたのは水口コーチ。
濱中選手のスイングのひとつひとつに目を光らせ、細かな点までチェックして声をかけていました。
ここで再びティーバッティング。
ただ、ちょっと違うのが昨日から取り組んでいる左手1本でバットを握って、右手を左手に添えて行うスイングでのティーバッティングだったこと。
引き手の左手をうまく使うためのスイングのようですが、うまくボールをとらえられないと手に痛みが走るらしく濱中選手も時々顔をしかめながら、それでも真剣にスイングを続けていました。
続けて再びフリーバッティング。
こうして文章にしてみても分かるのですが、明らかに昨年までに比べるとバッティング練習の時間が長くとられています。昨年、チーム低迷の原因が打線の不振にあったオリックスとしては何とか打線の底上げをしたいということなのでしょう。
濱中選手にとっても昨年の不振を振り払うためにはうってつけのメニューになっています。
ケージに入った濱中選手はマシン相手にフルスイング。バッティングの様子を見ていると昨年とは明らかに違っています。スイングスピードはもちろん、ボールをとらえる感じやその打球の質などいずれもが劇的に変化しているように見えました。
今年の濱中選手はやってくれる・・・そう確信できる内容のバッティング練習でした。
バッティング練習を終えて午前中最後のメニューはランニング。
とはいっても普通のランニングではなく、十字に置いたコーンとボールを使ったちょっと変わったランニング。
まず、ひとつのコーンから十字の中心に向かってダッシュ。そこにめがけて投げ込まれたボールをキャッチすると右へサイドステップして右サイドのコーンにボールを置き、反転して左サイドのコーンに。そしてそこにあらかじめ置いてあったボールを拾ってセンターに反転して戻ると最後のコーンに向かってダッシュというものです。
ちゃんとタイムを計りながらでしたが、濱中選手はなかなかいいタイムを出していました。
まぁ、俊足の選手には及びませんでしたがそれでも好成績でタイムを計っていた米村コーチからも「いいタイム、いいタイム!」とお褒めの言葉をいただいていました。
ただ、このトレーニングの最中にハプニングが・・・
大久保投手がサイドステップから直進に方向転換する際に「痛い!」と大声を上げてその場にうずくまってしまったのです。結局自分では歩くことも出来ず、トレーナーさんに背負われて退場したのですが、あとでニュースをみるとアキレス腱断裂の可能性もあるとのこと。
その場の選手達もみんな凍てついたような空気の中で、沈黙が続いていました。
キャンプ2日目にしての故障による戦線離脱。とても人ごととは思えませんよね。
他の選手にはとにかく怪我せず、無事にキャンプを乗り切ってもらうことを祈ります。
短いランチタイムを挟んで、午後からはメイングラウンドを使ってのセカンドアップ。
悪天候のためまだメイングラウンドは使ったことが無かったのでこれが最初のメイングラウンドでのメニューということになりました。
ビジターユニフォームに着替えた濱中選手は他の選手に混じってメイングラウンドの外野の芝生の上を走り回っていました。このとき一緒に横を走っていたのが北川選手。
二人でなにやら話をしながらアップをこなしていましたが、やはりいろいろと気を遣ってくれているようですね。濱中選手にとっても心強いでしょうね。
アップを終えたあと、投手陣と内野陣はメイングラウンドに残ってキャッチボールをはじめましたが、外野手陣は全員室内練習場へ移動。
ここで再びバッティング練習。
今度は午前中にやっていた左手1本でのバッティングをケージに入って軽めの投球に設定したマシン相手に行っていました。
この方法はオリックスでは伝統的に行われているのか、水口コーチは濱中選手と古木選手に「これを1週間でマスターしてもらうからね」とハッパをかけていました。
でも濱中選手はかなりコツを掴んでいるのか、内角のボールはしっかりとらえて打ち返していて、水口コーチも「そこはいい!そのコースはうまく打つね~」と褒めてくれていました。
ただ外角はまだうまく打てなくて「そこがもうひとつやなぁ(笑)」とのことでしたので、もう一踏ん張りといったところでしょうか。
この練習は左手の手首の使い方だけではなく、スイングの軌道がバットが下からでないように、というよりむしろ上を向いた軌道でバットが出て行くようにということを意識した練習のようでした。
この練習は延々40分に渡って繰り返されたのですが、最後の最後に水口コーチから「普通にバットを持って打ってみて」と言われ、バットを握り替えた濱中選手。
フルスイングでボールを打ち返したのですが、スイングの音が明らかに違っていました。
打球は高くあがることは無かったのですが、するどい球足の速い打球がドンドン打ち出されていて早速その効果が出ているように思えました。
バッティング練習を終えた外野手陣は全員グラブを手にメイングラウンドへと走りました。
キャッチボールをしたあと、初めて野手全体でのノックです。
外野は2カ所、ライトとレフトに分かれてノック。
フェンス際のボールの処理やセカンドベース上への返球など、昨日に比べてより実戦的なノックを受けていました。
村松選手の守備のうまさに目がいきがちでしたが、濱中選手も堅実に守備をこなしており途中、難しいボールをスライディングキャッチするシーンも見られました。
指名打者ではなく外野手としてスタメンを目指す心意気が伝わってくる内容でした。
野外での最後の練習はランニング。昨日より距離を短くしてのダッシュでしたが、本数が多く設定されていました。
ちょうどサブグラウンドにやってきたコリンズ監督が「あと何本だ?」と声をかけると米村コーチが「90本以上残ってると言っておけ~!えっと、ナインティーです」と(笑)。
コリンズ監督も負けじと「81本にしておけ」とジョークで答えていました。
でもダッシュを1本こなすごとに「あと97本!」「あと95本!」となぜか残り本数が増えていたのですが、このころからなんとか持ってくれていた曇り空から雨が本格的に降り始めました。
ダッシュの様子を見つめていたコリンズ監督は濡れることもいとわずその場に立って声を上げていましたが「だれだ?こんな場所でキャンプするって決めたやつは?!こんな時間に雨が降るなんて!」とこれまた得意のジョーク。
雨が強くなったからというのを一応の理由にして「20本走ったら終わり」ということになりました。
濱中選手はダッシュ開始のときにはまだ室内練習場にいたため、サブグラウンドに出てくるのが最後になってしまったので、最後まで残って一人になっても雨の中を走っていました。
体が冷えないかと心配しましたが、気温そのものはそれほど低くなかったですし、ダッシュを繰り返していたのでむしろ雨が気持ちいいくらいだったかも知れません。
ダッシュを終えた濱中選手は早々にサブグラウンドを後にして、トレーニング着に着替えて筋トレ。
ただ、今日はジムの窓は開いていたもののすぐそばまでは近づけないようにコーンが立てられていて撮影などは出来ませんでした。
最後、室内練習場から濱中選手が出ようとしたとき送迎バスまで大雨のため歩いていくのが困難となり、迎えの車が来るのを待っていたのですがこのときも記者陣に囲まれて今日の様子を聞かれていました。
1時間近いウエイトトレーニングのあと、濱中選手が球場を後にしたのは17時をすぎていて、連日長時間のハードなトレーニングとなりました。
キャンプの最初からこんなにとばして大丈夫だろうかと心配になりますが、本人が「このキャンプは最初から全力でとばしていく。そのための準備は自主トレで出来ている」とコメントしていたことを考えると、予定通りの内容なのかも知れません。
とすればかなり中身の濃いキャンプとなりそうな予感を感じさせてくれた今日の内容でした。

キャンプイン
いよいよ球春、キャンプインです。
濱中選手にとっても、オリックスに移籍して初の宮古島キャンプ。
ただ、宮古島地方はここ1週間、ずっと天候がぐずついておりキャンプインとなった今日も朝から雨模様でした。
もちろん、初めて宮古島キャンプに行ったのですが球場に見られるファンの数はまばら。報道陣もタイガース時代に比べるとぐっと少なく、ちょっと寂しいくらいの雰囲気でした。
選手達がバラバラと室内練習場に入って行くのですが、濱中選手の姿はなかなか見られません。どうしたのかなぁと心配しながら待っていると向こうの方からゾロゾロと報道陣がやってきました。
そのカメラの先にいたのが濱中選手。
北川選手と一緒に歩いてきた濱中選手はリラックスした様子で笑顔を振りまきながら、室内練習場へと入っていきました。
初めて見るオリックスのユニフォーム姿。でも筋トレで締まった体にフィットしたユニフォームはかなり濱中選手には似合っていて、全然違和感はありませんでした。
そして室内練習場で始まった'08年の春季キャンプ。
まずはアップから始まったのですが、そのアップのやり方もタイガース時代とは全く違っていました。濱中選手はとまどったような様子を見せながらもそれでも元気いっぱいに体を動かしていました。
オリックスのトレーニングを見ていて驚いたのは、選手もコーチもみんな元気がいいこと。常に大きな声を出して、全力で走り回る様子は見ていて気持ちのいいものでした。
アップが終わると選手達は全員別室に移動して、合気道を取り入れたトレーニング。バットを構えた姿勢を自然な形で維持できるようなトレーニングをしていましたが、途中みんなで拍手したりとリラックスした雰囲気で行われていました。
それが終わると濱中選手はバットを持って、室内でティーバッティング開始。
バッティング練習もタイガース時代とは違って、細かくメニューを区切ってティー、フリーを何度も何度も繰り返していました。

このとき、濱中選手に付きっきりになってくれたのが水口コーチ。
濱中選手のスイングを見ると最初に指摘したのが左手の使い方。右打者の濱中選手にとって引き手となる左手の返し方を手取り足取りかなり念入りに指導してくれていました。
その中で、引き手をうまく使う練習としてバットを一握りあまらせて左手1本で握り、右手は左手首を握ってティーバッティングをするという方法があったのですが、ちょっと変わった方法ながら濱中選手もこの方法に納得したのか、真剣な表情で取り組んでいました。
フリーバッティングの間も濱中選手の様子を水口コーチだけでなく、ディーバスコーチも注目して見ていましたし、途中、コリンズ監督もきて、「もっとポイントを前に」と指導していました。
英語が全く分からないという濱中選手でしたが、通訳を介して必死に監督のアドバイスに耳を傾けていました。まぁ、そのあと水口コーチと目を合わせて「英語は分からないですね~」とでも言うように首をかしげてしましたが・・・(笑)
バッティング練習を終えたところで午前のトレーニングは終了。
お昼ご飯の時間になりました。球場の食事会場に移動した濱中選手でしたが、あっという間に食事を済ませてすぐに出てきて室内練習場へと戻りました。
全員が室内練習場に集まると、先ほど合気道のトレーニングをした別室に移動。そこでミーティングが行われました。
もちろん、外からではどんな内容かは分からなかったのですが、かなり長い時間をかけてミーティングが行われており、今季にかけるチームの気持ちが表れているようでした。
ミーティングを終えた選手達はグラブを持ってそれぞれ投手陣、内野陣、外野陣に分かれました。このころには朝とは違って雨もすっかり上がり、すこし日が差すくらいの好天になっていましたので内野陣だけを室内練習場に残して、投手陣はサブグラウンドの内野、外野陣はサブグラウンドの外野の芝の上に移動してキャッチボールを開始しました。
濱中選手は同じく今季オリックスに移籍となった古木選手を相手にキャッチボール開始。
肩の不安など全く感じさせない様子で最初からかなりしっかりとしたボールを古木選手の胸元めがけて投げ込んでいました。
約50~60mまで距離を伸ばしてしばらくキャッチボールを行った後、少しずつ距離を縮めて終了。
ここで外野陣はノックを受けるチームと室内に戻ってバッティング練習をするチームに分かれたのですが、濱中選手はまずはノックを受けるチーム。松山コーチがノッカーとなり、古木選手、濱中選手、下山選手、村松選手の順にノックを受け始めました。
松山コーチはノックの前に全員に向かって「しっかりキャッチすれば返球は無理するなよ~!山なりのボールでいいからな~」とキャンプ初日ということもあり、ゆっくり調整するように気を遣ってくれていました。
ノックが始まるとそれでもそれぞれの選手達はかなりしっかりとノッカー横のスタッフに向かって返球。
あわてた松山コーチが「もっとゆっくりでいいからな!」といさめていました。
ただ、その言葉を聞いて古木選手がゆっくりと返球したときには「回転が悪いなぁ。緩い球でいいけど回転には気をつけて返球しろよ~」とちゃんとアドバイス。
こういった内容もタイガース時代には聞いたことがありませんでした。
濱中選手は順調にボールをさばいて返球していたのですが、途中一度だけ力んでしまって送球が大きくコーチの頭の上を越えてしまうことがあったのですが、松山コーチは笑いながら「ここはそんなにギャラリー多くないから、リラックス・リラックス」と声をかけていました。まぁ、確かにタイガース時代に比べると観客の数は数えるほどだったのですが・・・(笑)
ノックの方法もバラエティーに富んでいて、普通のノックが終わると距離を縮めて内野手さながらのゴロのノック。右へ左へと走り回ってボールを処理して時にはターンを入れて返球のポーズをとったりしていました。松山コーチいわく「これは下半身のトレーニングなんだからそれを意識しながらな!」とのことでしたが、どの選手も無難にこなしていました。
最後の最後に「じゃあ、最後はクッションボールの処理な」と言ってノック。どういう意味か分からなかったのですが、下山選手もよく分からなかったのか普通に受けて普通に返球。
それをみた松山コーチはがっくりして「ちゃうやん!それやったら普通のノックやんか。クッションボールや、クッションボール。」と続けて村松選手にノック。
ボールをキャッチした村松選手は振り返って送球のポーズ。
「よっしゃ、それや!さすが、よう分かってる!」と松山コーチは満足げ。
そうです、フェンスに当たって戻ってきたボールをキャッチしたつもりで振り返って返球するということだったのです。
続けて古木選手、濱中選手も村松選手をまねてクッションの処理さながらのノックを受けていました。
ここでノックは終了となり、先ほどチーム分けしたもう一つのチームと交代して室内練習場に入ってバッティング練習。
濱中選手はすぐにケージに入るとディーバスコーチが比較的近い位置に置いたバッティング投手用の網の後ろからボールを内外角、高め低めと投げ分けて軽く投げ、それをテンポ良く打ち返していました。
フリーバッティングでもティーバッティングでもなくちょうどその間のような練習でしたがこれも初めて見たバッティング練習でした。でも濱中選手は気持ちよさそうにそのボールを打ち返していて、室内練習場にはメープルのバットの乾いたいい音が響き渡っていました。
古木選手と交代でケージに入っていましたが、途中、反対側に設置されたケージにも入ってここではマシン相手にフリーバッティング。ここではまた水口コーチの指導を受けていました。濱中選手に対する期待の表れなのか、コーチや監督がかなり濱中選手のバッティングに興味深く見入っていて色んな細かな点までアドバイスを受けていました。
ここでバッティング練習は終了。再びグラブをとった濱中選手は先ほどノックを受けていたサブグラウンドの外野に移動。
1軍キャンプに参加している外野選手全員でノックが始まりました。
さっきのメンバーに迎選手、坂口選手、由田選手を加えた7選手が順にボールを追っていきます。村松選手はさすが守備の名手と思えるようなダイビングキャッチなどファインプレーを随所に見せてくれていましたし、俊足の坂口選手は守備範囲が広くて元気に「I got it! I got it!」と声をかけながら走り回っていました。
移籍直後にもかかわらずいじられキャラになっていたのが古木選手。ボールをこぼしたり、追いつけなかったりするとみんなから突っ込まれて、「あと3球!」と追加ノック。最後はへろへろになって足がもつれてくるとすかさず下山選手などから「足に来てるよ~!」と笑われていました。なかなか雰囲気はよかったですよ。
こうしてみるとオリックスには外野手が数多くいて、これ以外にもローズ選手など強力なライバルがいるわけで、スタメン争いは熾烈になりそうですね。
もちろん、濱中選手には負けずにポジションを勝ち取ってもらいたいです!
ノックが終わるといったん室内練習場に戻ってグラブを置くと、再びサブグラウンドに外野手全員が集合。コリンズ監督から一言二言、言葉をかけられていたのですがそうこうしているうちに内野手、投手も含めて全員が集合してグラウンドでのミーティングが始まりました。
帽子をとった濱中選手は真剣なまなざしでコリンズ監督の言葉に耳を傾けていました。
ミーティングのあと、濱中選手たちはスパイクをランニング用のシューズに履き替えるとサブグラウンドの外野に集合。内野手・外野手が集まって米村コーチによるダッシュが始まりました。
ここでも驚いたのはダッシュの距離の長さ。70~80m程度の距離を全力疾走するのですが、走り終わった後も歩いて元の位置に戻っていたら通りかかったコリンズ監督から「歩いて戻ってるから時間が足りなくなるんだ!走れ~!」とカツが入れられていました(笑)。
4本のダッシュが終わったところで、米村コーチが「次、何本目や?!」と聞いたのですが、どの選手の声かは分からなかったのですが「7本目です」と虚偽申告。すぐに見破った米村コーチが「だれや!嘘ついてるのは~」と声を上げると、「いや、岡田がいいました!」とまたまた誰かの声(笑)。米村コーチが「岡田~!今、何本目や!」と聞き直したのですが岡田選手は回りからプレッシャーをかけられて「な、7本目です・・・(ごにょごにょ)」と仕方なく答えて回りから笑いを誘っていました。
結局「5本目です!」と申請し治して5本目からダッシュが再開されたのですが、もうへばってきている選手達は「え~?!ほんまに5本目?」「これ6本目違うんか?」と首をかしげながら必死に走っていました。でも、ホントに5本目でしたよ(笑)。
ダッシュを終えた濱中選手。いったん室内練習場に戻ったのですが、すぐに出てきてグラウンドへ。何が行われるのかと思ったらキャンプを見に来ていた金村さん、大塚さんがインタビューアーとなってJ-Sportsの「がんばれ日本プロ野球!」の'08年第1回の収録でした。
金村節炸裂のかなり面白いインタビューになったのですが、ここで書いちゃうと皆さんご覧になったときの楽しみが半減しますので内容は割愛します。
まだ放送日は決まってないそうで、シーズンに入ってから試合中継の合間に放送されるらしいので見逃さないために全試合J-Sportsの試合は録画しないといけませんね(汗)。
インタビューを終えて引き上げようとした濱中選手は隣で記者達を相手にコメントを発表していたコリンズ監督に呼び止められて、再び記者達の中へ。
そこでは「右肩の調子はどうだい?記者達に聞かれてたんだけど、僕には分からないから本人に聞いてくれと言ってたところなんだよ」と右肩をポンとたたかれていました。
取材陣からは笑いが起こり、濱中選手も笑顔で「大丈夫です」と答えていましたが、濱中選手への注目ぶりは本当にすごいものでした
この後は筋トレ。
ここでびっくりしたのが、タイガース時代なら絶対見ることの出来なかったジムの中も窓から見ることが出来たことでした。
ユニフォームを脱ぎ、トレーニング着に着替えた濱中選手はマシンが並べられたジムにやってきて筋トレ開始。
勝手の分からない濱中選手は赤川コーチに色々教えてもらいながらひとつずつメニューをこなしていましたが、先に筋トレをはじめていた吉野投手がそばにやってきてアドバイスしてくれたり、北川選手も声をかけてくれたりしてみんなが気を遣ってくれていました。
濱中選手もファンの方を見て笑いながら「タイガース時代ならこんなことってないですよね~。これはオリックスの方がいいですね!」と声をかけていました。
筋トレが終わってすべての練習が終了。
これであとは帰るだけ・・・と思ったらなんと帰り道に待ちかまえていたのが取材陣。まずはテレビ相手に共同記者会見。続けて新聞各社の取材を受けていました。
そこではオリックスでのキャンプの印象や、自分自身の今季にかける意気込み、筋トレの効果やバッティングの調子などを聞かれていましたが、濱中選手の言葉からは今季にかける意気込みだけでなく、自信のようなものも伺えましたし、体調も含めてかなり順調に仕上がっているようでした。濱中選手の「僕自身が今季の自分には期待しています」と言う言葉がすべてだろうと思います。
やっとすべてのスケジュールを終え、濱中選手が乗り込んだバスが球場を出たのが17時。朝9時20分にホテルを出て練習開始が10時でしたから、都合7時間以上に渡る初日となりました。
見ている僕でさえ疲れを感じるような1日でしたから、濱中選手にとっては大変な1日だったと思いますが中身のある充実したキャンプインになったのではないでしょうか。

自主トレキャンプ打ち上げ
今日で約2週間の自主トレキャンプも打ち上げ。
ただ、最終日の今日は悪天候で球場は雪。
他、室内施設の準備もしていなかったそうで、軽くキャッチボールをしただけで終了となってしまいました。
でも、基本的には天候には恵まれ寒さも去年ほどでは無かったですし、スタッフの方や一緒にトレーニングした藤本選手・秀太選手との相性にも恵まれていいキャンプになったのでは無いでしょうか。
あとは神戸に戻ってスカイマークスタジアムや室内練習場で調整していよいよキャンプインですね。
2月1日からスタートダッシュを切れるよう、最後の一踏ん張り、がんばってもらいましょう。

自主トレ第2クール初日
徳島で行われている自主トレも2クール目。
天候に恵まれた第1クールとは違い、第2クール1日目となる今日は天気予報では雨。明日、明後日も雨となり気温も下がるという予報でしたが、今日の朝はなんとか薄曇りで気温もそれほど低くはありませんでした。
宿泊先からホテルまで4km程度の道をランニングでやってきた濱中選手、藤本選手、秀太選手の3人はグラウンドに出るとまずストレッチ開始。レフト側のファールグラウンドの芝生にマットを引くと、この上に横たわってまず藤本選手からトレーナーさん相手に背筋をのばすようなストレッチを始め、続いて秀太選手、濱中選手と同じメニューをこなし始めました。
今日はグラウンドにはテレビ取材が来ていたのですが、キャンプの取材ではなくこのトレーナーさんを追いかけての取材だとのこと。次々とストレッチを行うトレーナーさんの姿をずっとテレビカメラが追いかけていました。
マットでのストレッチを終えると立ち上がった3人はそれぞれ足を高く上げながらジョギング。
藤本選手は頭の高さくらいまで高く足を蹴り上げていましたが、濱中選手は腰くらいまでしかあがらず、藤本選手につっこまれていました(笑)。
次のメニューはちょっと変わっていて、お手伝いに来てくださっていた方を含めた4人が輪を作って並ぶと小さな手まりというか、お手玉のようなもの使って打ち上げ始めました。
手をラケット代わりにしてポン・ポンと器用に打ち上げながらラリーが続けられていましたが、途中で誰かがへまをすると「おぃー!」と残りの3人から容赦ないつっこみの声がかかり、笑い声の絶えない楽しそうなトレーニングでした。
秀太選手が失敗してしまうことが多く、みんなにつっこまれていましたが、よくよく見てみると濱中選手がわざと秀太選手をねらって低いボールを打っていて、どうやら濱中選手の狙い通り秀太選手がやられちゃってるようでした(笑)。
右手だけとか、左手だけとかそのときそのときで使っていい手を決めてラリーが行われ、最後の方ではラリーを続ける回数と続けられる時間の両方を測定しながら長いラリーを続けていました。最終的には100回ラリーを続けたところで目標達成となり終了。
今度はダッシュ開始。
小さなカラーコーンを置いてジグザグにダッシュしたり、芝に目印となるスティックを少しずつ間隔を広くなるように置いて、これを目印にダッシュしたりしていました。
続いて、今使っていたスティックを十字に並べ替えてそれぞれの4つのエリアをジャンプ。
もうこの頃にはすっかり体も温まったのかかなり汗が出てきて、濱中選手は上着を脱いでアンダーシャツ1枚になっていました。
ここでびっくりしたのが濱中選手の上半身。アンダーシャツ姿になると、胸板が厚く、両上腕の筋肉が今までより一回り太くなっていたのです。昨年のシーズンオフから筋トレを開始したとは聞いていましたが、ここまで体を作り上げているとは思っていなかったので驚きでした。飛距離にこだわる濱中選手が選んだ方法が、この筋力アップだったのでしょうね。鍛え上げられた上半身を見て、新たなシーズンでの濱中選手の活躍にまた期待がふくらみました。
そしてその後、またカラーコーンをスクエアに置いて方向転換を交えたショートダッシュを繰り返したりしていました。
ダッシュが終わると2人1組になって足のストレッチ。
秀太選手と組んだ濱中選手はまず、お互いの右手を相手の左肩に置き、左足を蹴り上げてストレッチ。今度は反対向いて左足。
最後は向かい合って足を内転・外転させていました。ただ、このとき足がお互いぶつかりそうになって苦笑いしていましたが、ふと気づいて同じ方向に足を動かすことでぶつからないようにしていました。
トレーナーさんによるアップの締めくくりは反射神経のトレーニング。
トレーナーさんが出す合図を見てすぐに手を打つというものですが、フェイントにかかったり、一拍遅れてしまってうまく拍手できなかったりとミスが続発。濱中選手も「これ、見た目よりかなり難しいわ~」と必死になっていました。

ここでいったん3人はベンチに戻りトレーニングシューズをスパイクに履き替えました。
そしてベンチ前で軽く数本ダッシュ。
スパイクの感覚を確かめるとみんなグラブを持ってキャッチボールが始まりました。
濱中選手のキャッチボールの相手は藤本選手。お互い短い距離から相手の胸をめがけてしっかり力強い送球。
まだ自主トレ前半だったためか、距離は50m程度とそれほど長くありませんでしたが、山なりのボールではなく力強いボールをお互い投げ合っていて、グラウンドにはボールがグラブに収まる音がきれいに響いていました。
キャッチボールを終えると内野に移動してノック開始。
3塁キャンパスに構えた3人は順にノックを受け始めました。
去年までの自主トレでは思ったことも無かったのですが、やっぱり本職の内野手のゴロ捌きはうまいですね。
ノッカーがミスしてとんでもないところにボールが飛んでいっても涼しい顔でそれを捌いて軽快に送球。
藤本選手も秀太選手もファインプレーが随所に見られました。
あ、でももちろん、濱中選手もエラーしたりというわけではありませんでしたよ。
途中、濱中選手がボールを追いかけた先に藤本選手がいて、危うく正面衝突というシーンがあったのですが、お互い手を伸ばして衝突を回避して、二人で「わぉ!」といいながら笑いあっていました。無事でなによりでした。
最後は「ラスト10球」のかけ声で、ノーミスで連続10球捕球できたら終了という条件でのノックが始まりました。
初っぱな、藤本選手が1球目をファンブルしてしまったのですが、あとはみんな順調。ところが濱中選手が4球目に痛恨のエラー。
結局、秀太選手、藤本選手がノックを終えた後も濱中選手はのこり3球ほど一人でノックを受ける羽目になってしまいました。
まぁ、本職が外野なのですから仕方ないですよね~
ノックの後は、バッティング練習開始。
濱中選手がバットケースから取り出したのは今シーズン使い始めた黒いメープルのバット。
そして藤本選手、秀太選手、濱中選手の順でまずはティーバッティングを始めました。
久しぶりに見る濱中選手のスイングでしたが、やっぱりきれいですね~。黒いバット、黒いアンダーシャツのためか精悍さがよりいっそう目立っていました。
ティーバッティングのあとはフリーバッティング。
これもティーバッティングと同じ順番で交代しながら何度も繰り返し行われていました。
ただ、このころになると気温が下がり始めていて、インコースのボールに詰まると手がしびれるらしく3人とも途中で「いっだぁ~」と大きな声を上げながら手を振っていました(笑)。
濱中選手はフリーバッティングとはいえ、まだ全力のスイングではなく、感触を確かめるかのように右へ左へと打ち分けていました。
結局、柵越えは2本しかありませんでしたが、これも自主トレ開始して間もないことを考えれば心配することは無いと思います。打球そのものは鋭い低いライナー性のものが多く外野へと飛んでいましたから。
今年はバッティングの復活にかける濱中選手。バットを変えたこともそうですが、スイングのチェックにも余念が無く、フリーバッティングの合間、自分の番が回ってくるまでにガラスに映る自分の姿で確認しながら素振りを繰り返していました。
バッティング練習が終わり、最後は恒例のスローイングの練習。
ネット前に広く足を広げ、中腰の半身の体勢で構えた濱中選手は、トスされるボールを受けると目の前にセットしたネットに力一杯送球。
これを何セットも繰り返していました。
濱中選手がスローイングの練習をしている間は藤本選手・秀太選手は2個のボールを使い、お互いトスしあって右へ左へと走り回っていました。これはこれできつそうでしたよ。
今日の野外練習はここまで。グラウンドにトンボをかけて終了。
あとはジムに移動して筋トレを行うようでしたが、ちょうど球場をあとにしたころに雨が降り始めました。
なんとか野外練習の間だけは天候が持ってくれたおかげでしっかり練習を見ることができました。
まだ自主トレは始まったばかり。あと10日ほどの日程が残っています。
怪我なく、充実した自主トレになるといいですね!
自主トレ開始

今日からいよいよ自主トレ開始ですね。
トレード移籍で自分自身の環境がかわったこと、昨年まで一緒に汗を流していた金澤投手も日ハムに移籍したことなどで今年は徳島で藤本選手、秀太選手との自主トレとなりました。
今シーズンはすべてが新しく、そして次なるステップへの一歩となる年。
この自主トレでも2月1日のキャンプインに向け、万全の態勢を整えるための準備が進められていくのでしょうね。
初日から穏やかな天候で、午後からとはいえしっかり汗を流していたようですし、表情も明るかったと聞いています。
最後まで、順調で実りのある自主トレになればいいですね!
(画像はMatchanからお借りしました)
オフィシャルホームパーティー
今日は待ちに待ったホームパーティーの日。
トレードからこちら濱中選手は甲子園の室内練習場でトレーニングしているためその姿を見ることは出来なかったので、久しぶりに生で濱中選手を見ることが出来る機会です。
阪神タイガースからオリックスバファローズへと移籍が決まった濱中選手ですが、今年もHMNKとMonkey9の合同オフィシャルホームパーティーとして企画されたこのパーティーは一昨年と同じくホテルニューオオタニ大阪で行われました。
司会はABCの清水次郎アナウンサー。
食事が済んであとは2人の登場を待つだけになっていた会場に、清水アナが現れると一気に場内のボルテージが上がりました。
そしてまずは藤本選手の入場。会場が暗くなり藤本選手のビデオが流れたあと、テーマ曲の「LET'S GET RETARDED」に合わせて藤本選手が壇上へと上がりました。少し清水アナとやりとりをした後、いよいよ濱中選手の入場です。
またも会場が暗転して濱中選手のビデオ放送が開始。ビデオはプロモーションビデオ風のイメージビデオが最初に流れたあと、なんと入団会見から今に至る濱中選手の足跡を辿るビデオが流れはじめました。
若かりし頃の濱中選手の顔に一瞬、会場から笑い声もあがりましたが、そのあとはシーンと静まりかえった会場にしずかにビデオのBGMだけが流れていました。
そしてビデオが終わり「Layla」に乗せて濱中選手が登場。一斉にフラッシュがたかれ、黄色い歓声の中、濱中選手はステージへと上がりました。

清水アナからの紹介がありましたが、本人から「今日はタイガースの濱中として最後のステージです」との一言。
実は各テーブルの一人一人の席には濱中選手と藤本選手からのメッセージ入りカードがあったのですが、そこにあるサインも「濱中治5」のサインが書かれていました。
ただ、入場の際流れたビデオに関しては「すき間からのぞいて見てましたが、めっちゃ恥ずかしかったです」とのこと。やっぱり18歳の頃のビデオって自分で見てもちょっと気恥ずかしいものなのでしょうね。
このビデオの中では、入団会見で「いつか甲子園で場外ホームランを打ちたい」と語ったシーンも流れたのですが、「何でそんなこと言ったのか・・・今でも後悔しています。でもインパクトはあったでしょ?!(笑)」と本人自ら告白していました。
そして壇上の3人は着席してトークショーの開始。
やはり最初の話題は濱中選手のトレードについて。
濱中選手自身は「京セラドームは相性もいいし、好きな球場。よく打ってる印象がある。」と語っていましたが、その直後に「でも一番好きなのは甲子園。残念ながら来季からは年間2試合しか行けませんが・・・」と。ただ、やっぱり長年過ごしてきたチームを去るのは寂しいと漏らしていました。
清水アナも「願わくば両チームが各リーグで優勝して日本シリーズで濱中選手と藤本選手の対戦が見たいですね!」と語ったのですが、濱中選手は笑いながら「お互いベンチでね!?」なんて冗談も飛ばしていました。

トレードが決まったあと、濱中選手は藤本選手や鳥谷選手、葛城選手達とプライベートで食事に行ったらしいのですが、その2次会のカラオケでお互い涙ぐむシーンがあったとのこと・・・
清水アナがどんな状況だったのか聞いたのですがどうやら濱中選手が「栄光の架け橋」をカラオケで歌ったときに感極まった藤本選手が濱中選手に抱きついてお互い涙がこみ上げてきたという状況だったらしいです。照れながらもその時を思い出しながら顔を見合わせて話していた二人をみて、本当に仲が良かったんだなぁと再確認しました。
ただ、トレード先がオリックスバファローズで関西のチームだったので今後も二人のプライベートでのつきあいは続けていくとのこと。濱中選手は「引っ越ししなくて良かったのが一番助かりました(笑)。おかげでもっさんとも家が近いままですし~」とおどけて見せていました。
ただ、パ・リーグに移籍したことで飛行機での移動がふえてしまい、それだけがちょっと困ると苦笑い。来季のスケジュールが発表されるやいなやすぐに予定表を見ながら「ここは飛行機使わずに移動できる、ココは無理」などと予定を立てたそうです。仙台までは意地でも飛行機に乗らずに移動すると断言していました(笑)
タイガースでの濱中選手の一番の思い出は?との質問には「やはり復活して最初の札幌ドームでのツーベース」とすぐに答えていました。今でもあの一打だけは忘れられないそうです。
オリックスに移籍になって清原選手も期待してくれてるようですが?と聞かれて、「実はまだ機会がなくてこちらからは連絡してないんです・・・ただ・・・やっぱり怖いですよね(笑)」とカミングアウトしてました。さてさて、清原選手・濱中選手はどんなコンビを結成してくれることやら。
続いては質問コーナー。あらかじめお客さんから受け取ってた質問票から清水アナが選んだ質問に二人が答えていきました。
まずは藤本選手への質問。そして濱中選手・・・
濱中選手への最初の質問は・・・なんと僕の質問が読まれました。まさか読まれるなんて思ってなかったのでデタラメな名前で質問票を出したのですがいきなりその名前が呼ばれてびっくり。清水アナから「どちらにいらっしゃいますか?」と言われたのですが恥ずかしくて立ち上がれませんでした(汗)
僕の質問は「来年30歳になりますが、そろそろ『濱ちゃん』と呼ばれることに抵抗はないですか?もしトレードを機会にニックネームを変えるとしたらどんなものがいいですか?」という内容。
濱中選手は「さすがに『濱ちゃん』って年じゃないですね~」と笑いながらも「でも何と呼んで下さってもいいですよ。『ハマヤン』でも『濱ちゃん』でも。呼びやすいように呼んで下さい。今までと同じでもいいです!」としっかり答えてくれました。ありがとうございます。
続いての質問も同行した○×さんの質問が読まれてびっくり。「ネギは食べられるようになりましたか?」との質問に間髪入れずに「ダメですね!」とキッパリ。全然食べられないままとのことでした。
最後の質問は「自分の前世は何だと思いますか?」とちょっと風変わりな質問。濱中選手も困ってしまって「人間がいいですか?ものでもいいですか?うーん・・・」と考え込んでしまって・・・
結局、具体的に答えることはできませんでした。確かに難しい質問ですよね~
質問コーナーが終わると今度はテーブル対抗のクイズ大会。客席は40あまりのテーブルに別れていたのですが、各テーブルの代表者が立って○×クイズに答えていくというコーナーでした。
濱中選手に関してのクイズには「梅干しが大好物である。○か×か?」とか「初ホームランは'01年5月13日である」「ホームページに掲載されている誕生日祝いのケーキはチョコレートケーキである」「通算盗塁は16である」「通算ホームランは70本である」なんて普通の○×クイズが並んでいたのですが、ひとつだけ「今日のパンツの色はベージュである」なんてものもありました。答えは×でしたが、具体的に何色かは照れて教えてくれませんでした(笑)

(写真は濱中選手のパンツの色を覗き込む清水アナと藤本選手です)
1位のテーブルにはパーティー終了後に別室でツーショット写真撮影の権利が与えられ、2位のテーブルには連名の直筆サインが手渡されました。うらやましいですよね~。
このあとオークションのコーナーになったのですが、今年から入札方法が変わりパーティー前に自分の欲しい品物にあらかじめ落札希望金額を書き込む方式で、落札できた方が次々と発表されていきました。
でも濱中選手の品物はいずれもものすごい高額で落札されており、ただただため息が出るばかりでした。
オークションに出品されたのはバッティンググラブ、ウインドブレーカー、ヘルメット、バット、ユニフォーム2着でしたが、最後に追加でタイガースから支給されたスーツも出されていました。どれもこれも濱中選手ファンにとってはうらやましい品物ですね。

オークションのあとは抽選会。
グッズやサイン、練習用Tシャツなどがありましたが、僕は例年のようにハズレ(笑)
そのあとじゃんけん大会もあり、これも3回くらいは勝てたのですがやっぱり最後までは残れませんでした~

そしてパーティーもいよいよ大詰め。
席を立った2人に清水アナが「ここで今日来て下さったお客様のためだけに、ユニフォーム姿の動く濱中選手の映像を!」と重大発表。
暗転した会場にプロジェクターでビデオが映写されました。そこにはオリックスバファローズのユニフォームで背番号「7」の背中が・・・
ただ・・・ん?・・・よく見ると濱中選手の背中ではありません。
画面の中でふり返ったのはなんと赤星選手。今回のパーティーにも特別にビデオで参加してくれました。濱中選手へのメッセージが主でしたが、暖かいメッセージに会場中が感激でした。
ユニフォーム姿についてなど一通り清水アナと濱中選手のやりとりがあったのち、清水アナが「実はもう一人、特別なゲストが・・・」と。
そこに現れたのは花束とファンから濱中選手への寄せ書きを持ってプレゼンテーターとなった藤本選手。
濱中選手は大事そうにその2つを受け取っていました。
最後に濱中選手からの一言・・・
「今まで応援してきて下さってありがとうございます。残念ながらタイガースを去ることとなり、もう甲子園で皆さんの前でプレーすることは出来ません。・・・」
そこまで言って濱中選手は言葉をつまらせました。
額に一杯の汗を光らせ、目はまっすぐにファンの方を見て、口を一文字に結んだ濱中選手。

胸にこみ上げるものを必死にこらえるかのように次の言葉をやっとの想いで口にしました。
「タイガースの選手としてプレーすることは出来ませんが、来年はオリックスで活躍して胸を張ってここに立てるようにがんばります。皆さんもぜひ京セラドームに足を運び、これまでと変わらず応援をお願いします。今日は本当にありがとうございました。」
その言葉には文字では表せないほどの濱中選手の思いが込められており、会場中の全ての人の心に響くメッセージでした。
会場には大きな大きな拍手が鳴り渡りました。
パーティーは藤本選手のしめの言葉で終わり。
と思ったら、最後の最後に入り口に待機した両選手が会場を出て行く全員にハイタッチをしてくれました。
そこでもお二人は「今日は本当にありがとうございました!」と長かったイベントのあとにも関わらず元気に声をかけて下さいました。
この時点で時間はもう10時をとうに過ぎていたのですが、ホントあっという間に感じました。
これが本当に阪神タイガースの選手としての濱中選手の最後。
明日からはオリックスバファローズの濱中選手として、来季の活躍を目指し頑張ってくれるでしょう!
そして笑顔で来年のオフィシャルホームパーティーを迎えられることを期待しています。
入団会見
今日、京セラドーム大阪で濱中選手のオリックスへの入団会見が行われました。
席上、背番号7のオリックスの真新しいユニフォームに袖を通した濱中選手は力強く「自分の肩には全く不安はない。守備もこなしてレギュラーを穫る」と高らかに宣言。
オリックスにファンを沢山呼べるようなプレーをしたいと抱負を語っていました。
その目はまっすぐに自らの明日を見つめるかのようで、全く不安を感じさせないものでした。
さぁいよいよ新生濱中治選手の誕生です!
オリックスでの新たなる歴史がここからスタート。
その活躍に期待が高まりますね!
オリックスへのトレード
このオフに入ってからずっと濱中選手のトレードに関しての報道が続いていましたが、今日そのトレードが最終的に決定しました。
トレード先はオリックス・バファローズ。同じ関西のパ・リーグのチームへの移籍となりました。
正直、まだ実感がないというか、なんだか心の整理がつかず、僕はまだ受け入れられないでいます。
ただ、それは濱中選手自身が一番感じていることかも知れません。
高校卒業後、ずっとタイガース一筋でここまで来た濱中選手にとって突然のトレード話はまさに晴天の霹靂だったのではないでしょうか。
もちろん、僕は濱中選手がどこへ行こうと野球選手としてプレーし続ける限りは声援を送り続けるつもりではいます。
昨年は結果を残すことは出来ませんでしたが、本来濱中選手が持っている力はこんなものではないはず。オリックスへは右の大砲として長打力を期待されての移籍でもあり、新天地での活躍が楽しみです。
頑張れ、濱中治選手!

秋季キャンプ第2クール2日目
秋季キャンプの第2クール2日目。今日も昨日と変わらぬ快晴。
濱中選手は昨日と同じく練習用Tシャツ姿。
今日は短めのミーティングからアップ開始。

ジョグの後、腕や足をしっかりストレッチ。特に肩は入念にほぐしていました。
ダッシュも終えて、アップは終了。
今日のスケジュールはまずはベースランニングから。
まずは本塁から一塁への走塁。バッターボックスでバットを振るような仕草をしてから一塁へ走りベースを少し回ったところでストップ。順に1回ずつこなしていきます。

今度は2塁からの走塁。シングルヒットが出たシーンを想定して3塁へ向かい、そこで和田コーチの指示で本塁へ向かったりストップしたり、一旦止まって打球の行方を自分の目で確認してから本塁に再スタートを切ったり・・・
それぞれの選手に様々な指示が出されたのですが、濱中選手もしっかり指示通りの走塁が出来ていました。
走塁練習を終えた選手達はベンチにもどるとグラブを持って出てきてキャッチボール開始です。

濱中選手は今日も前田忠選手を相手に少しずつ距離を伸ばして強い球をしっかり投げていました。今日もその距離は60m程度。この距離でしばらく投げていましたが、どれも強い球が前田忠選手の胸元に投げ込まれていました。
キャッチボールを終えてグループごとの練習が始まったのですが、濱中選手のグループはまずはバント練習。C組の濱中選手は前田忠選手、鳥谷選手と一緒。

順番にマシン相手にバントをこなしていました。昨日は脇腹の痛みでバントはしなかったのですが、今日は全く問題なくバントをしていました。ちゃんと足を引いて三塁側に転がしたり、普通に一塁側に転がしたりと方向を分けてバントできていました。案外上手いものですね。
バントを終えた濱中選手達はバックネット前に来てティーバッティング。他の選手がトスを上げてもらって打っていたのに対して、濱中選手は原田バッティング投手がティーの上に置いてくれるボールをしっかり見据えてスイング。

文字通りのティーバッティングでした。スイングのチェックの為にはこちらの方がいいのかも知れないですね。
しばらくこの方法でティーバッティングを行った後、ケージに入ってフリーバッティング。
昨日と同じくセンターから右への打球が多かったのですが、昨日の脇腹の痛みはもういいのか幾分強めにスイングしていてちょっと安心しました。

バッティングの次は守備練習。グラブを持ってライトに向かうと中村豊コーチがノックをしてくれました。返球はないものの実戦さながらに前後左右に走り回ってボールを追いかけていました。

そして再び走塁練習をして午前中の最後はまたまたバッティング。
ケージに入ってのフリーバッティングでした。この秋季キャンプではバッティングに重点を置いて練習が組まれているようで一日何度も何度もバッティング練習を行っていました。
ここまでで午前中は終了。ランチの時間となり、午後からはサブグラウンドでのトレーニングでした。
ドームから出てきた午後の濱中選手のチームは藤本選手、葛城選手、関本選手。
サブグラウンドを斜めに使って30m、50m、100mのコーンまでそれぞれダッシュしてはもどり、ダッシュしてはもどりを繰り返していました。ただ、みんな疲れが出てるのかなかなかスタートが切れず、続木コーチにおしりを叩かれていました(笑)

最後は室内に入って強化ウエイトトレーニングのようでした。
昨日より時間的にはやや短めのスケジュールでしたが内容は濃厚でかなりハードな練習のようでした。でもその中で怪我することなくしっかり他の選手に負けない練習量をこなす濱中選手。
来季にかける思いが伝わってくるようでした。
秋季キャンプ第2クール開始
安芸で続けられている秋季キャンプ。
第2クール初日となる今日、濱中選手の様子を見ようと安芸まで行ってきました。
安芸は朝から絶好の晴天。気温もドンドン上がってまるで夏のようでした。
濱中選手はサングラスをして、練習用Tシャツに白いシューズを履いてグラウンドに現れました。時間をかけてミーティングをした後、アップ開始。
ジョグをした後、入念にストレッチ。
全身の腱や筋肉をしっかり伸ばしてトレーニングに備えていました。途中、濱中選手の様子を見るために権田トレーナーが近くに来て声をかけてくれていました。

ストレッチのあとはダッシュ。グランドを右へ左へ、足を高く上げてみたり、背走してみたり、腕を回してみたり、色んなバリエーションを加えながら走っていました。
アップが終わると野手と投手陣が別れてのトレーニングになりました。
野手陣はベースランニング。ここでは捕手の送球練習を兼ねての練習で、他の野手は一塁上にいて盗塁を試みていました。
選手達は順番にスタートを切っていましたが、濱中選手の順番がやってきました。
投手役のコーチの姿を見ながら離塁し、投球と同時にスタート。捕手からの送球がそれたこともありましたが、難なく盗塁を成功させました。
結構いいスタートを切っていましたよ。

盗塁の練習が終わると野手達は一旦ベンチにもどりグラブを持ってキャッチボール開始。
レフトの芝生に移動した濱中選手はここでも前田忠選手を相手に少しずつ距離を伸ばしながらボールを投げ始めました。
前田忠選手は内野の土の上にいて、濱中選手が少しずつフェンスに向かって下がっていったのですが最終的には60mくらいの距離でキャッチボールをしていました。
しばらくその距離でキャッチボールを行ったあと、終わりの号令と共に距離を短くしてキャッチボールは終了。
そのままライトの守備位置に移動して今度はシートノックの開始です。
まずは外野のレフトからノックが始まり、センターそして濱中選手がいるライトへのノック。

打球を追いかけてキャッチすると二塁への返球や三塁への送球、そしてバックホームと次々とシートノックをこなしていきました。
その送球は中継に入った内野手にドンピシャのところに投じられていて、肩の調子の良さが伺えるようでした。
シートノックが終わると内野にはケージが用意されてバッティング練習が始まりました。
濱中選手のバッティングの順番は後の方でしたので、まずは外野でノックを受け始めました。

今度は返球は無しで、ひたすらボールを追いかけていましたがここでも闘志あふれるプレーが見られました。とても届きそうにもないフェンス際のボールを猛然と追いかけてスライディング。残念ながらボールは捕れませんでしたが、カメラのファインダー越しにもその気合いが伝わってきました。ただ、フェンス近くだったので怪我をしないかとヒヤヒヤしましたが・・・(汗)
しばらくノックが続いたのですが、ノックを終えた選手をコーチが集めて何やら説明が始まりました。
その身振りを見ているとどうやら回転レシーブをしてみろと言っているようでした。

コーチから投げられるボールを前進してキャッチするとそのままの姿勢から柔道の前回り受け身の要領で回転。怪我を防止するために、キャッチの後の体勢を練習しておこうということのようでした。
ただ、みんな慣れない動きだったためこわごわと飛び込んでいてボールのキャッチから回転の動きがスムーズにいってないように見えました(笑)。
これで守備練習は終了。ここまでで午前中の練習が終わりランチタイムとなりました。
ただ、昼食の時間はわずかに30分。すぐに出てきてバッティング練習の開始です。
まずはいつものようにバックネット裏に来てティーバッティング開始。濱中選手は自分の白木のバットを振っていましたがバッティング用のグラブのみはいつもと違う白と黒のもの。よく見ると関本選手のもので、どうやら借りて使っているようでした。

ティーバッティングを終えた濱中選手はケージに入ってフリーバッティング開始。
ただ、今日のバッティング練習はいつもと少し違っていました。普段なら濱中選手の打球はレフト方向に高々と上がることがおおいのですが、今日はほとんどの打球がセンターから右。それもゴロやライナーといった低い打球が目立ちました。
スイングを気にしながら何かを確かめるようにバッティングを繰り返していて、自らが「キャンプで試してみたいことがある」と明言していた新たなスイングへの挑戦なのかも知れません。
ケージから出た濱中選手に広澤コーチが歩み寄り、濱中選手のバットを受け取るとバットの先端近くを指で指し示しながら何か説明していました。バットの芯やスイートスポットを具体的に示しながらどこでボールをとらえるべきなのかを説明しているように見えました。
そしてケージを換えて今度はマシン相手にスイングを続けました。ケージの真後ろでは腕組みしながら広澤コーチが真剣な表情で濱中選手のスイングを見ていました。
ここでも基本的にはセンターから右への打球が多くて、やはり何かを確かめるかのようなバッティングが繰り返されていました。
フリーバッティングを終えた濱中選手のグループは次はバント練習。
藤本選手や関本選手、葛城選手達が出てきて次々とマシン相手にバント練習をはじめたのですが濱中選手の姿がありません。
少し遅れて出てきた濱中選手は少し表情が曇って見えました。そうしてキョロキョロと回りを見回したかと思うとフェンス越しに様子をうかがっていた岡先生を見つけるとジェスチャーで左の脇腹を押さえて痛そうな表情をしていました。
結局、濱中選手はバント練習を行わず、かなり脇腹が痛いのかと心配しましたがその直後に行われた走塁練習には元気に参加していて全力疾走も見せてくれていましたのでそれほど心配はなさそうでした。
ここまでで全体の練習メニューは終わり、この後は個別練習となりました。
濱中選手の個別練習は特打。
軽くティーバッティングをした後、一旦ドームにいって室内でマシン相手にバッティングをした後、メイングラウンドにもどってきてフリーバッティングを開始しました。
ここでも右打ちを意識したようなバッティングが多かったのですが、どうも脇腹が気になるようで十分に腰を回転できないような感じに見えました。
無理をせず、スイングのフォームを確認するためだけにひとつひとつのスイングを繰り返しているようでした。
フリーバッティングが終わった後、仕上げのロングティーがありました。
相手をしてくれたのはまたも広澤コーチ。

濱中選手のスイングを確認しながらトスを上げてくれていた広澤コーチでしたが、途中で「ちょっと貸してみろと濱中選手からバットを受け取ると自らがフルスイングでティーバッティングを始めました。最初はスイングを濱中選手に見せてコーチするつもりだったようですが、振ってみると勝手が違ったのか「腰痛いなぁ」「年取ったなぁ」などと言いながらも「どうだ!」「これはいっただろう!」などと途中からは目の色を変えて現役にもどったかのような豪快なスイングを披露してくれました。
今日の野外練習はこれで終了。あとはホテルにもどっての夜間練習が行われたようでした。

暑い日差しの中、朝早くから夜遅くまで野球漬けのキャンプ。その中で濱中選手は自分の本来のスイングを取り戻すべく・・・いや、新たなる自らのスイングを見つけるべくひたすらバットを振り続けていました。
きっとその成果はすぐに現れるはずです。
試行錯誤の中で・・・
昨日に引き続いて鳴尾浜球場で行われた秋季練習。
晴天の天候と日曜と言うこともあり、スタンドは朝早くから多くのタイガースファンで埋め尽くされていました。
長いこと鳴尾浜球場には通ってきましたがこんなに人が多いのは珍しいってくらいの人で、スタンドの席は全部埋まり、それでも座りきれない人が通路やフェンス前に陣取ってほとんど移動も出来ないくらいの状態でした。
濱中選手は昨日と同じく長袖のアンダーシャツに練習用Tシャツを着て、今日はサングラスをして現れました。
藤本選手と談笑しながらベンチへと向かい、荷物を置くと外野の芝生の上に集合。

練習が始まりました。
いつもと同じようにアップが開始されたのですが、今日は昨日とはうって変わっての暑いくらいの天候。青い芝生の上で選手達も汗をぬぐいながら体を動かしていました。
練習のメニューそのものは昨日と同じ。
アップ、ダッシュのあとキャッチボール開始。
濱中選手のお相手は昨日と同じ前田忠選手。
濱中選手が外野のフェンス側にバックして距離を伸ばす形でしっかり投げ込んでいました。

そしてキャッチボールが終わるとバッティング練習。今日も立石コーチがティーバッティングの相手をしてくれていました。
「シュッ、シュッ」・・・渾身の力を込めて濱中選手がバットを振るたび口から音がもれて回りに響きました。
そしてそのたび鋭い打球がネットを揺らしていました。
思い切りバットを振ったあとネットに集まったボールを片づけてしばし立石コーチとスイングやトレーニング方法について話をしていました。立石コーチも濱中選手の復調を願って連日、熱血指導を繰り返してくれているようでした。

続いてフリーバッティングなのですが、まだ前の選手がバッティングを続けていたためしばらくケージ後ろで待機。
そのとき、すぐ横にいた広澤コーチからも何やらアドバイス。穏やかな表情でのお話でしたが濱中選手は熱心にその話に聞きいっていました。

やっと順番が回ってきて濱中選手はケージの中へ。
ケージは2つ並んでいて三塁側のケージが右投手、一塁側のケージが左投手相手なのですが濱中選手が最初に入ったのは右投手相手の三塁側のケージ。
ここで吉竹コーチ、平田二軍監督が見守る中、昨日に続いてレフトに大きな当たりを連発していました。
調子いいなぁと思いながらバッティング練習の様子を見ていたのですが、時間がきて隣のケージに移って左投手を相手に打ち始めてから打球が上がらなくなってしまいました。
広澤コーチが見つめる中、バットを振り続ける濱中選手。ヒット性の当たりはあるのですが、サク越えは無くなりどうも右投手相手に打ってたときと感覚が違うようで首を振ったりしていました。
でもその試行錯誤の中で自らのバッティングを取り戻そうとするかのように、濱中選手は構わずバットを振り続けていました。
バッティング練習を終えた濱中選手はグラブを持ってライトの守備位置に。
今日もノックはなかったのですが、フリーバッティングで飛んでくる打球を追いかけていました。鳥谷選手の打球はライトにドンドン飛んできて、濱中選手はボールを追いかけて走り回っていました。
守備についている途中、山脇コーチがそばにやってきてバットを片手に濱中選手に送球についてのアドバイス。ここでも外野手濱中選手にとって今後も重要な本塁送球について熱心に指導がなされていました。

守備が終わると一塁上に移動して走塁練習。これまた昨日と同じで一塁上に来てグラブを外した濱中選手のところに和田コーチがやってきて濱中選手のグラブを借りていきました。どうやら一塁の守備をするときに自分の内野用のグラブより濱中選手の外野用グラブの方が具合がいいようでした。
二塁、三塁と進んで三塁上から本塁への走塁練習のとき、そばにいた山脇コーチが濱中選手・藤本選手・関本選手・前田選手に声をかけました。
どうやら本塁への走塁のコツのようなものをレクチャーしていたようで、その話を聞いたあと4人は並んで一斉にスタートを切る練習をしていました。4人一斉に走る様子はなかなか壮観でしたよ。
走塁練習のあとは昨日と同じくバント練習。
慣れないバントにちょっと及び腰ながらも右へ左へと上手くボールを転がしていました。
最後は外野フェンス前のダッシュ。
今日も2時間半くらいで野外練習は終了。あとは室内での練習となりました。

バッティングの方は一進一退といった様子でしたが回りのコーチに色んなアドバイスをもらいながら色んなことを試してみているようでした。この秋季練習はきっと濱中選手にとって実りあるものになるはずです!
秋季練習
フェニックスリーグから帰阪した濱中選手も鳴尾浜での秋季練習に参加していると聞き、今日も朝から鳴尾浜に行ってきました。
明け方まで降り続いた雨も止み、雲の多い状態ながら空も明るくなりグラウンドの整備も済んだ頃、選手達が球場に入ってきました。濱中選手もスタッフさんと一緒に登場。
長袖アンダーシャツの上に白の練習用Tシャツを着て、左肩にはバッグとタオルを担ぎ、ベンチに向かう濱中選手。
トレード報道などもあり、どんな表情か心配しましたが笑顔でやってきてスタンドからの声援にはにかむように会釈をしていました。

ベンチ奥に荷物を置いた濱中選手は他の選手と一緒にグラウンドに出てきました。
鳥谷選手と並んで外野の芝生に向かったのですが、何を話していたのか突然鳥谷選手が濱中選手を後ろからギュッと抱きしめるように手を回して二人でじゃれ合いはじめました。必死に逃げ出した濱中選手はそのあと、「マァマァ・・・」となだめるように鳥谷選手の肩を叩いていました。
どんな話をしてたんでしょうねぇ(笑)
その直後、濱中選手はスタッフの方に声をかけられたのですが呼ばれたのは濱中選手だけではなく藤本選手も。
二人並んで何やら報告を受けているようでしたが、これもどんな話だったんでしょうね。笑顔で話してたので深刻なものでは無かったのでしょうが・・・

そして練習前のミーティングが始まったのですが、ユニフォームを着た木戸コーチがコーチ就任の挨拶をしていました。背番号91。球場内でユニフォームを着た木戸コーチを見るのは久しぶりですし、新しいユニフォーム姿は見たことなかったので新鮮な感じでした。
ミーティングが終わってアップ開始。
ジョグのあと、ストレッチ。そしてダッシュ・・・。下半身のストレッチをしながらのランニングなども織り交ぜながら30分ほどしっかり体を動かしてアップを終えると一旦ベンチにもどってグラブを持って再び外野の芝生へ。
キャッチボール開始です。濱中選手のお相手は前田忠選手。距離こそ短いもののしっかりと力のこもったボールを投げ込んでいました。
ただ、やはり一軍・二軍の大部分の選手がいるだけあって選手の人数が多くて場所を広く使えずちょっっと窮屈そうでした。
キャッチボールのあとはバッティング練習。
白木のバットを二本持ち、もう片方の手にはヘルメットを持って出てきた濱中選手は、しばらく自分の順番が回ってくるのを待っていましたが順番がやってきてバックネット前へ。立石コーチ相手にティーバッティングをはじめました。
途中、立石コーチからスイングについての指導が何度も行われました。
バットの出方についてアドバイスをもらっているようで、濱中選手は頷きながらすぐにスイングで確認していました。外から大きく回ってバットが出ないように、最短距離でスイングできるように・・・そういったアドバイスのようでした。

ティーバッティングを終えた濱中選手はそのままフリーバッティングのケージへ。
そしてスイングした濱中選手のバットからは高々と美しい放物線を描く濱中選手独特の滞空時間の長い大きな当たりが何球もレフトフェンスを越えていきました。
立石コーチのアドバイスが良かったのでしょうか。打った瞬間に「いった!」と分かる打球ばかりでした。
バッティングで苦しんだのが嘘のようなフリーバッティングでの調子の良さ。
なんか、このスイングを見てるだけでモヤモヤしてた気持ちも少しずつ晴れていくようでした。
選手の数が多いためかバッティング練習は普段より短い時間で終わってしまいましたが、それでも内容は充実したものでした。
バットを置いた濱中選手はグラブを持って颯爽とライトの守備位置へ。
バッティング練習で飛んでくるボールを追いかけていました。
結局、ノックを受けることはできなかったのですが、結構ライトには打球が飛んできて濱中選手も忙しく動き回っていました。
しばらく打球を追いかけていた濱中選手でしたが、途中で1塁キャンパス上にきて走塁練習の開始。
グラブをポンと芝生に置いて塁につくと、打球を見ながらスタートを切ったり帰塁したりと一人で走塁のシミュレーションを繰り返していましたが、和田コーチがそばにやってきて何を言われるかと思ったらいきなり濱中選手のグラブを手にとって「ちょっと貸してね~」と持って行っちゃいました。
一塁や二塁で送球を受ける役をしていたのですが、濱中選手のグラブが良さそうだったようです。
濱中選手の方は、二塁・三塁へと次々に移動してそこで走塁練習。

そして走塁練習を終えるとバットをもって今度はマシン相手にバント練習をしていました。
通常、シーズン中にバントすることはまずないですが、それでもしっかりバント練習。狙ったところにしっかりボールを転がしていました。
バント練習のあと、ベンチにもどった濱中選手はバッグを担いで出口の方へ・・・

これで練習が終わりかと思いましたが、出口近くにバッグを置いて最後にフェンス前でダッシュ。
山田選手や大和選手らと一緒に最後まで全力でダッシュを繰り返して、野外練習は終了。
計3時間弱の野外練習でしたが、食事のあとはどうやら室内での練習が行われたようでした。
早くも来季を見据えて新たな挑戦をはじめた濱中選手。そのバットには確かにあかりがともったように思えました。
もう一度、上を目指して
シーズン終盤、残念ながら一軍を離脱してしまった濱中選手。
その様子を見るため、朝から鳴尾浜球場に行ってみました。
スタンドに入るとちょうど練習が始まったばかりのタイミングでした。
濱中選手は前田忠節選手と並んでジョギングの真っ最中。
長袖のアンダーシャツに練習用Tシャツ、トレーニング用の白のシューズを履き、曇り空のためかサングラスは帽子にかけて黙々とコーンとコーンの間を走っていました。
足を上げたり、バック走したり、サイドステップで走ったり・・・
色んなアップのメニューを濱中選手は涼しげな表情でこなしていきました。
アップが終わると外野のフェンス前に移動して5人ずつの組に分かれてレフトのポールからライトのポールへの長い距離のランニング。ライトまで来るとまた方向を変えてレフトへと。

濱中選手のグループには前田忠選手の他、上坂選手、三東投手、ジャン投手がいましたが、ジャン投手と併走するとあの大きな濱中選手の体が小さくみえました(笑)。
ポールの間を3回往復してランニングは終了。汗をぬぐう濱中選手の表情は晴れ晴れとしていました。
ランニングを終えた選手達はベンチへともどり、投手陣と野手陣の一部はキャッチボール開始。
少し遅れて出てきた濱中選手はスパイクに履き替え、手に2本のバットとヘルメットを持ってフリーバッティング用のケージへ。
ケージ後ろに陣取るとバッティング投手を務める萱島さんにカーブを投げてみてとか、ジェスチャーで伝えていましたが、萱島さんが慣れない変化球を投げて直接濱中選手の方にボールが向かってくるのを慌てて避けたりしていました(笑)
バックネット裏のティーバッティングの準備が出来ると濱中選手のティーバッティング開始。
いつもとちょっと違ったのがバットとバッティンググラブ。
バットはチームの黒いバットを使っていたのと、バッティンググラブも黒いグラブ。よくよく目をこらして見てみると手首の所に「Shoda」の文字。どうやら庄田選手からグラブを借りていたようです。
でも黒いバッティンググラブも精悍な感じがしてこれはこれで格好良かったです。
スタイルは違えどもスイングをはじめた濱中選手の目はいつもと同じ。真剣な表情でボールをしっかり見据えてフルスイングを繰り返していました。
1球1球・・・なにかを吹っ切ろうとするようなスイングが続いていました。
自分自身を奮い立たせるために、そのバットに思いを込めるようにバットを振り続けていました。
そしてフリーバッティングを終えた濱中選手はそのままフリーバッティングのケージへ。
最初は萱島さん相手に。続けてバッティングマシン相手にフリーバッティング。
フリーバッティングではバットをいつもの白木のバットに切り替えてスイングしていましたが、今日はサク越えは数えるほど。むしろ低い弾道の打球が多く見られました。
濱中選手らしい高々と上がる打球は少なかったのですが、自らの本来のバッティングを取り戻すべく様々な試みをしていたのかも知れません。
最後の打球もフェンス直撃のいい当たりでしたが、表情を崩すことなく「ありがとうございました!」と一礼するとケージを離れてベンチへもどり、水分補給。
すぐにグラブを持ってセンターの守備位置へと向かいました。
山田選手と並んでノック開始。ノッカーは平塚コーチです。
打球を追いかけ右へ左へと走る濱中選手。キャッチしたボールはフェンス際にいるスタッフに投げて戻していました。2人で交代で受けていたためか規定の本数はすぐに終わってしまいあっという間のノックでしたが、その分、短時間での運動量は多かったかも知れません。
ノックのあとは、他の選手のフリーバッティングの間、ずっと外野で守備について飛んでくる打球を追いかけていました。フェンスにぶつかりそうなボールも背走していきジャンプしてキャッチしたり、思い切りチャージして浅いボールをグラブのネットになんとか引っ掛けるようにキャッチしたりとナイスプレーも続出でした。
全員のフリーバッティングが終わると内野にもどって片づけをして・・・これで終わりかな?と思ったのですが、最後に大変なトレーニングが待っていました。
レフトのポール際に野手全員がグラブを持って集合。
センター、ライト、ホームベースにノッカーが配置されてランニングとノックの混合したようなトレーニングです。
具体的にはレフトのポール際からセンターに向かってランニングを開始。そしてセンターで守備範囲ギリギリに打ち込まれたノックボールを追いかけてキャッチ。そのままライトに向かい同じくボールをキャッチして方向転換。一塁ベースまで来たところで三塁に向かってダッシュ。三塁線ギリギリに打たれるゴロを逆シングルや飛びついてキャッチして終了という具合です。

アメリカンノックの変形版のようですが走る距離が長くてなかなか大変そう。
全選手が順番にこれをこなしていき、最後まで行くとまた先頭の選手から再開。最初は足取りの軽かった選手達も繰り返されるランニングに次第にへばっていきました。
6週がおわったとき、平田二軍監督から「次、3球のノックのうち2球捕れた者から終了!」の一声。
全員、目の色を変えて最後のダッシュを開始しました。
濱中選手も必死の形相でボールに飛びつき、センター・ライトでボールを捕って早々に終了を決定しました。でも最後もちゃんとキャッチしてパーフェクトで終了!・・・と思ったら最後のボールをファンブル。スタンドから「あぁ~、惜しい」と声援が上がっていました。

追加で8週目もこなした選手が数人いましたがなんとか全員がクリアしてこれでやっと午前中の練習が終了。
濱中選手もグラブを右手に、黄色いタオルを左肩に掛け、背中にはリュックを背負ってすがすがしい表情でグラウンドをあとにしました。
ちょうどこのタイミングで雨が少しずつ降り始め、午後は室内での練習のようでした。
正直、この時期の一軍離脱で濱中選手の様子が心配だったのですがいつもと変わらず、懸命に汗を流して体を動かしている様子をみてちょっと安心しました。
クライマックスシリーズに向けてきっと調子を取り戻してくれる。そう信じています!

一軍復帰に向けて
オールスターも終わり、ペナントレースも終盤に突入しようとしています。
濱中選手も鳴尾浜でのリハビリ、トレーニングが続いていましたが、順調に回復し状態も良くなっていることからいよいよ一軍昇格が近付いているようです。
今日も鳴尾浜では朝から練習が行われていました。
曇天ながら気温と湿度は高かったのですが、少し風があって助かりました。ただ、途中で何度か日が照って、その間は結構暑くて大変でした。
濱中選手はサングラスに練習用Tシャツ、トレーニングシューズ姿でアップ。軽いジョグのあと、ストレッチ、ダッシュとメニューをこなしていました。
アップを終えていったんベンチに戻ると今度はグラブを片手に出てきてボールを一つ取るとトレーナーさんとキャッチボール開始。
他の選手と並んでキャッチボールを行い、距離は長くなかったもののしっかりした強いボールを投げていました。
キャッチボールの途中で平塚コーチがやってきて何やら濱中選手に耳打ち。
何を相談していたのか分からなかったのですが、ここで濱中選手はキャッチボールを切り上げました。
ベンチでグラブをバットに持ちかえると一塁側に設置されたマシンの前に。
ここでバントの練習です。

そうそうバントをする機会のない濱中選手ですが、なかなか上手く転がしていました。
ただ、1球だけ上手くあたらずファールのハーフライナーになってしまったのですが、マウンドの方から「こら~!ハマ~!」と一喝。
なんとフリーバッティングが行われていた内野のバッティングマシン横にいた平田二軍監督がしっかりその様子を見ていたようです(笑)
バント練習を終えた濱中選手は、ティーバッティングの順番を待つ間、秀太選手がフリーバッティングを行っているケージの後ろに陣取って、時々声をかけながらそのバッティング練習の様子を見ていました。
順番が回ってきてティーバッティング開始。
最初はゆっくりとしたスイングから始めて徐々に力を入れてフルスイング。
バットの感触を確かめるように1球1球を丁寧に打ち込んでいました。
途中のインターバルでは、したたる汗をぬぐいながらでしたが、ティーバッティングを終えるといったんベンチに戻って水分補給。
一息ついてからフリーバッティング開始。
最初は遠山コーチが相手。最初からフルスイングで、何度も打球がフェンスを越えていきました。
気持ちよさそうにバットを振る濱中選手の様子を見てるとバッティングの調子は良くなってきているように見えました。
途中からケージをかえて、マシン相手に打っていましたがここでは右へ左へとミートを心がけてのバッティング。
それでも内角に来たボールは高々とレフトフェンスを越えるように打ち返していました。
バッティング練習を終えた濱中選手はグラブを持って外野に移動。ここではさっきより長い距離をトレーナーさん相手にキャッチボール。
そうして肩を温めてから外野のノックを受け始めました。
最初はチャージしてバックホームを数本。
返球されるボールは全てノッカー横に立ってるスタッフさんのグラブに収まっていて、投げる方も全然心配ないようでした。

この後は、フライノック。右へ左へ、前へ後ろへとボールを追いかけて、フェンス前の難しいボールなども難なく処理していました。
ノックの後はそのままその場にとどまって内野で行われているフリーバッティングの守備についていました。
何度かやってきた打球をうけてはそのまま後ろのスタッフさんにボールを渡して・・・
しばらくそうやって守備についていたのですが、内野で他の選手が走塁練習を始めたのを見て濱中選手も帽子を拾って内野に移動。
グラブと帽子を置いて、一塁キャンパス上で走塁練習を始めました。

打球の方向を見ながらスタートを切ったり一塁に戻ったり・・・
それが終わると二塁から三塁への走塁を練習。
何本か繰り返して走塁練習終了。
ベンチに戻った濱中選手はいったん昼食をとるためにグラウンドを後にしました。
30分ほどして選手達がみなグラウンドに戻ってきました。
ユニフォーム姿に着替えた濱中選手は、グラブを手に秀太選手とキャッチボール。
そしてライトの守備位置についてシートノックが始まりました。
ライトの守備位置にいるのは濱中選手だけ。
いつものようにライン際のボールを処理して内野へ返球。チャージしての三塁への返球。バックホームなど、色んな打球の処理・返球をこなしていきました。

そうしてシートノックを終えるとなんと練習試合が始まりました。
濱中選手は表の攻撃のチーム。4番ライトで先発出場でした。
1回の表、最初の打席は2死1塁で回ってきたのですが、ストレートの四球。
バットを振るチャンスはありませんでした。
3回表にチャンスで打席が回ってきました。2死3塁の先制のチャンス。
対戦相手は田村投手。1球目を見送った2球目。アウトコースのストレートをフルスイング。
打球はライト前へ。
先制タイムリーヒットです。
これをダイレクトでキャッチしようとしたライトの選手が打球を後逸して濱中選手は一気に三塁へ。1ヒット1エラーでしょうか。公式審判員がいたらもしかしたら3塁打と判断したかも知れません。いずれにしても貴重な先制タイムリーヒットとなりました。

3打席目は6回表。この回の先頭打者として打席に立った濱中選手。相手は相木投手でしたが、簡単に2ストライクに追い込まれた後、粘って2ストライク2ボールからレフト前にクリーンヒット。
しっかりチャンスメークできました。
練習試合と言うこともあり、6回で試合は終了となったのですが2打数2安打1打点1四球と文句なしの結果を残してくれました。
試合後、投手と野手に別れて長目のミーティングが行われ、練習が終わり・・・と思ったら、地獄のノックが始まりました。
右へ左へと長い距離を走らせられるノックが延々と続きました。
朝10時から始まった練習は途中30分の食事休憩を挟んだだけで16時過ぎまで・・・
かなりハードで内容の充実した練習でした。
今日の濱中選手の様子を見ていたら直ぐにでも一軍に上がって活躍できるのでは無いかと期待できる内容でした。
後半戦が楽しみですね!
シートノック開始
いよいよ濱中選手がシートノックを受け始めたとの報道があり、この週末はちょうど広島との二軍戦が甲子園で予定されていたため、鳴尾浜ではなく甲子園に行ってきました。
球場が開場されたのは試合開始の1時間前である11時30分。
グランドではちょうどカープの選手のバッティング練習の真っ最中。
濱中選手の姿はグラウンドにはありませんでした。
一塁側ベンチにもいなくて、「もしや甲子園に来ない?」なんて不安に思っていましたが、10分ほどするとすぐにユニフォーム姿の濱中選手がタオルを持ってグラウンドに入ってきました。どうやら室内練習場で汗を流していたようです。

ベンチに入った濱中選手はグラブを持って出てきたと思うと、ダッグアウト横にいた福本さんを見つけるとすぐに歩み寄って座り込んでしばらく一緒に談笑していました。
今の状況がよくなりつつあるからこそ、この表情で話ができるのでしょうね。
途中からは審判さんも一緒になって何やらいろいろ話し込んでいました。
そうこうしているうちにカープのバッティング練習が終わり、グラウンドの片付け。
濱中選手もグラブをおいてグランドでネットやボールの片付けを手伝っていました。
そして片付けが終わったグラウンドではカープのノックが始まり、タイガースの選手たちはベンチ前でアップを開始しました。

ユニフォーム姿で甲子園のグランドを駆け回る濱中選手を見るのは久しぶり。
なんかここが二軍の試合であることを忘れてしまいそうでした。

そしてキャッチボール開始。
秀太選手を相手に少しずつ距離を伸ばしながらしっかりしたボールを投げていました。
カープのノックが終わると同時にライトの守備位置に。
いよいよシートノック開始です。
レフトから順にノックが行われ、いよいよ濱中選手の番。
まずはライン際のボールを追いかけてクッションボールを処理して内野に返球。もちろん、100%の全力の送球です。

続いてライト前への打球を処理して、三塁へ返球。間で内野のカットなしに直接の送球ですがこれも問題なし。
ライン際のフライを処理してのバックホーム。チャージしてのバックホームと続きましたが、いずれも全く問題なく処理してシートノックを終えました。

甲子園のライトの守備位置でボールを追いかける濱中選手の姿を見るのは久しぶりでしたが、やっぱりいいものでした。
シートノックを終えて、一軍の試合ならすぐにベンチに戻ってくるのですが、今日はそのままセンターの守備位置へ。
内野でのノックが行われる間に、外野選手達がみんなフライノックを受けていました。
これでノックは終了。

ベンチ前で行われた円陣を組んでの試合前のミーティングに参加した濱中選手はグラブを片手にタオルを持って笑顔でグラウンドを後にしました。
実戦復帰に向け、少しずつ少しずつ練習内容が充実している濱中選手。
今日のシートノックを見る限りは、もう送球にもほとんど不安は無いように見えます。
あとは実戦での結果を出すだけですね!
少しずつ着実に・・・
真夏かと思うような猛暑の中、鳴尾浜球場では今日もトレーニングが行われました。
今日は先日までとは違い二軍本隊も一緒。
大勢に混じって濱中選手の姿がありました。
長袖アンダーシャツに、白の練習用Tシャツ、サングラスにスパイク姿の濱中選手は葛城選手と並んでアップ開始。

まぶしく光る芝生の上をジョギング、ストレッチ、ダッシュなどをこなしていきました。
アップを終えた選手たちはいったんグラウンドを後にしましたが、みんなそれぞれグラブを手に戻ってきてキャッチボール開始。
内野から外野に向かって扇状に並んでキャッチボールが始まったのですが、濱中選手だけは権田トレーナーを相手に、一人でレフトからセンターに向かって距離を伸ばし始めました。
一球、一球確かめるように力強いボールを投げる濱中選手。
少しずつその距離を伸ばし、30m・・・40m・・・
60mくらいになると相手をする権田トレーナーがその距離を投げるのが大変になってきたため、伊藤コーチと交代。

すぐに濱中選手のそばに来た権田トレーナーは、後ろからずっとその投球フォームをチェックしてくれていました。
結局、80mくらいまで距離を伸ばし、ここから勢いをつけて数球投げていましたが、きっちり強いボールをコントロールよく投げることができていましたよ。
キャッチボールを終えた濱中選手。
内野ではすでにバッティング練習が始まっていたのですが、濱中選手はそのまま外野で行われていたノックに参加。
左手のグラブを高く上げ、ノックをうけ始めました。
いつもと同じように、ボールを受けてそれをそのまま近くに返球?!・・・
「!!!」
いえいえ、なんと今日はそのままノッカー横までバックホーム。
思い切り投げ込んでいて、まさに実戦と同じ形式。
先週までは見られなかった光景です。

守備位置から少しチャージしてボールをキャッチしてはそのまま勢いをつけてバックホーム。
それを何度も何度も繰り返していました。
もちろんナイス返球ばかりでしたよ。
日々、少しずつ着実に状態はよくなっているようですね。
練習内容の充実ぶりを見ているとその回復ぶりが手に取るように見て取れて安心できます。
しばらくバックホームを続けていた濱中選手でしたが、途中からは大きなフライノックを受けるようになってここでバックホームは終了。

続けて何球も、右へ左へとボールを追いかけていました。
ノックを終えた濱中選手はノッカーの平塚コーチと少し言葉を交わしてから再びセンター辺りで権田トレーナーと軽くキャッチボール。
肩をクールダウンさせるためか、このときは軽く短めの距離を投げていました。
そしてグラウンドを後にした濱中選手。
さすがに二軍本隊がいるためにグラウンドでのバッティングは見られませんでしたが、しばらくして出てきた濱中選手はライトのフェンスのむこうにあるダッシュ用の場所で何本もダッシュを繰り返していました。
横には伊藤コーチがつきっきり。

距離を調整しながら何度も何度も行ったり来たりしてしっかり汗を流していました。
結局、この日の野外練習はここまで。
あとは室内での練習となりましたが、守備の面での大きな進歩を見ることができました。
あの返球を見てたらすぐにでも実戦復帰できそうな錯覚に陥ってしまうほどでした。
本人は「完全な状態になってから戻る」と明言しているようですので、まだまだ気が早いとは思いつつ、その日が来るのはそう遠くない日だと確信できました。
野外でのバッティング練習開始
昨日に引き続き快晴となった鳴尾浜球場。
今日も朝から居残り組の練習が行われました。
昨日までは暑い中でも汗出し用の黒のウエアを着ていた濱中選手でしたが、あまりの暑さのためか今日は長袖のアンダーシャツに練習用の白のTシャツ姿。サングラスをしてスパイクを履き、そしてなんと手にはバットとグラブを持ってグラウンドに入ってきました。

昨日まではグラブ一つでグラウンドに出て来ていたのですが、いよいよ野外でのバッティング練習が始まるようで沢山のバットを手にベンチに入っていきました。
そしていつもと同じアップ開始・・・と思ったら少しいつもと違った風景が・・・
みんなでラグビーボールをパスしあいながらのジョギングが始まったのです。

走りながらパスを受けてすぐにまたパスを出す。濱中選手も器用にこなしていました・・・が、一度だけラグビーボールが手に付かずぽろりとこぼしたりもしてました(笑)。
この後はいつものストレッチやダッシュなどがあって、キャッチボール。最初はトレーナーさん相手にキャッチボールをしていたのですが、距離が長くなったためか途中からお相手が太陽投手と交代。
昨日の60mを越えて70~80mくらいの距離で今日は助走を付けて思い切り投げていました。もう投げる方は全く問題ないように見えました。

そして続いて外野ノック。今日も筒井コーチが付きっ切りで濱中選手のためだけにノックをしてくれました。バックホームはしなかったものの昨日同様、30~40mくらい離れたトレーナーさんのところまでしっかり強い球で返球していました。
昨日と違ったのはノックの仕上げ。
昨日は筒井コーチの「ラスト6本!」のかけ声でフライノックを受けて終わりだったのですが、今日は「ラストフライ6本とチャージ3本!」とのこと・・・
フライ6本受けた後、浅めのボールに思い切りチャージしてボールを捕るとそのままトレーナーさんに返球。

この時も思い切りダッシュしていて最後はかなりきつそうでした。
ノックが終わった瞬間に「ありがとうございました~」と声を上げながらその場にへたり込んでしまってましたから・・・(笑)
その後、濱中選手はベンチに戻るといったん奥の方へ。
しばらくして出てきた濱中選手はユニフォーム姿になっていました。両手にはバッティンググラブ。
バットを持ってグラウンドにやってきたときから「もしかして・・・」と期待していましたが、やはり今日から野外でバッティング練習が始まるようです。
久しぶりに見る濱中選手のこの姿。やっぱりいいですね~
バットを持って出てきた濱中選手は筒井コーチとバックネット前へ。
ティーバッティングの開始です。

最初はゆっくり、軽いスイングから開始して次第にギアチェンジ。最後は思い切り振り抜いて、気持ちのいい乾いた打球音が響き渡っていました。
ティーバッティングが終わって、次はフリーバッティング・・・と思ったのですが、ケージにはまだシーツ選手がいてフリーバッティングをしていましたので濱中選手はいったんベンチに戻ってシーツ選手の番が終わるのを待っていました。
ようやく濱中選手の番が回ってきました。
ここでもバッティングピッチャーをつとめてくれたのは筒井コーチ。朝からずっと付きっ切りで濱中選手の練習を手伝って下さっていました。
ケージに入り、まずはバント。そしてバスターをいつものように1球ずつ行っていよいよフリーバッティング。

この広いグラウンドでバットを振るのは10日ぶり。
筒井投手が投じるボールを1球1球気持ちよさそうに打ち返していました。
ミートすること、そしてセンターから右を意識していたのかレフトに大きな当たりはそれほど多くなくサク越えは6本くらいだったのですが、それでも筒井コーチがビックリしてしまうような鋭い当たりがセンターや右中間に飛んでいました。
10日しか経ってないのになんだか随分久しぶりに濱中選手のバッティングを見たような気になりながら、じっとそのスイングを見ていました。
バッティングの細かな事はわかりませんが、とにかく気持ちよさそうにバットを振っていたのが印象的でした。
やっぱり濱中選手のスイングは綺麗ですし、見ていて全然飽きないですね。
何だかあっという間にバッティングの時間が終わってしまった気がしましたが、15分間しっかり打ち込んでいました。
ベンチに戻った濱中選手はしばらく筒井コーチとバッティング談義。二人でスイングを再確認しているようでした。
このあと、荷物をまとめた濱中選手はグラウンドの出口に向かいましたが、出口近くに荷物を下ろすとトレーナーさんと二人で外野へ・・・
あれ?今日もダッシュかなぁと思ってみていると、ライト側のフェンスに設けられた出口から一塁側のブルペン横に作られたランニング用の施設へ移動。
坂道のところまで行ってそこで坂道ダッシュを十数本行っていました。
トレーナーさんも筒井コーチと同じく朝からずっと濱中選手に付きっ切りでした。
周りの方々も含めてみんなが濱中選手の復帰を待ち望んでいるのでしょう。

今日の野外練習はここまで。
昨日に引き続きかなりハードなメニューでしたが、午後も室内でウエイトなどの練習が続くようでした。
キャッチボールがつい先日始まったかと思えばもう野外でのバッティング練習が始まって・・・
一日も早い復帰を目指して濱中選手のエンジンも回転数が上がってきましたね。
一人黙々と・・・
梅雨入りしたはずの関西地方ですが、今日は朝から快晴で気温も上がりまるで夏のよう。
鳴尾浜球場では、由宇に遠征した二軍本隊を除いて居残り組だけが練習をしていました。
グラウンドに出てきた濱中選手は今日もこの暑さの中、長袖のアンダーシャツに黒い汗出し用の黒いウエア姿。
ただ、この前までと違ったのは、今日はトレーニングシューズではなくてスパイクを履いていること。
こんなところからも、トレーニング内容が実戦的なものに近付いていることがうかがわれました。

練習前のミーティングの後、すぐにアップが開始されました。
軽いジョグの後、ストレッチ。今日は能見投手や中村泰投手、三東投手と何やら話ながらストレッチしていました。
ストレッチの後はレフトのフェンス前に移動してはしごを使った小刻みなステップでのトレーニング。そして外野の芝生に戻ってダッシュと次々にメニューをこなしていきました。

先週なら野外での練習はここまでだったのですが、今日は違いました。
グラウンド入り口近くに置いてあったグラブを取ると、ボールを手にグラウンドに。
トレーナーさん相手にキャッチボールを開始しました。短い距離から少しずつ少しずつ、肩の状態を確かめるかのようにしっかりとした球を投げていました。
最初は15mくらいから始めたキャッチボール。30mを越え、40mを越え・・・
最終的に60m程度まで距離を伸ばしましたが、この距離を難なく強い球で投げていました。相手をしているトレーナーさんの方がこの距離を投げるのが大変そうでした。
しばらくこの距離でキャッチボールをしていましたが、時間が来たので少しずつ距離を縮めてキャッチボールを終えることになったのですが、濱中選手は他の選手がドンドンキャッチボールを終えているにもかかわらず、最後まで短い距離でもしっかり強い球を投げていました。
最後に力みすぎて暴投になっちゃったのはご愛敬ということで・・・(笑)
キャッチボールを終えた選手達。居残り組の大部分は二軍の投手で野手はシーツ選手と濱中選手だけでしたので、投手陣は内野でノック。シーツ選手はいったんグラウンドから出て行きました。
濱中選手はトレーナーさんと筒井コーチと3人で外野の芝生に移動。
たった一人で外野ノックを受け始めました。
筒井コーチの「ハマ~」のかけ声に、大きく手を挙げて応える濱中選手。ノックが始まりました。筒井コーチのノックバットから繰り出される打球はいずれも大きなフライ。右へ左へ・・・そしてフェンス際まで思い切りバックしてランニングキャッチしたり・・・とてもハードなノックになりました。

ノックとは言え、一人で受け続けるとほとんど走りっぱなし。日差しはどんどん強くなり気温も上がってかなりきつそうな表情でしたが、それでも濱中選手は必死になってボールを追い続けていました。
とても届かないと思われる打球にも食らいついて走って行き、最後はジャンプ。ボールはグラブの上を越えていくようなシーンも何度もありましたが、フェンスにぶつかりそうな勢いで濱中選手はボールに向かっていっていました。
キャッチしたボールは30m程離れたところにいるトレーナーさんに返球。これもしっかりしたボールを投げていました。
アメリカンノックほどではありませんが、それでも時間いっぱい走り回った濱中選手。
筒井コーチの「ラスト6本」の声で、疲れ切った体を奮い立たせて最後の最後までボールを追いかけ続けて走り回っていました。
ノックを終えた濱中選手は汗をぬぐいながらベンチに戻り、どっかりイスに腰をかけて水分補給。少し落ち着いて余裕も出てきたのか内野で行われている投手達のノックを見て指をさして笑ったりしていました。
内野のノックが終わり、今度は内野にフリーバッティング用のケージが用意されました。
もしかして濱中選手もフリーバッティング?!なんて期待しましたが、フリーバッティングを開始したのはシーツ選手。
濱中選手はグラブを手にグラウンドを出て行ってしまいました。

あー、今日の野外練習はこれで終わりかぁ・・・と思って荷物を片づけてスタンドを出ようとしていたのですが、スタンドからかすかに見える室内練習場。暑さのためかその入り口が開けられたままでした。そしてその入り口から一人の選手の姿が見えました。フェンス越しでぼんやりとだったのですが、その中に見える姿は確かに濱中選手のものでした。
バットを持った濱中選手はマシンが投げる一定のリズムの投球を打ち返していました。
耳を澄ますとかすかに打球の音が聞こえます。フルスイングしたバットから聞こえる乾いた打球音。
遠くから見ているとスイングの姿から少しだけ遅れて聞こえてくる打球音は濱中選手らしい当たりを思わせる大きなそして綺麗な音でした。
野外でしっかり1時間汗を流した後、上着を脱いですぐに始めた室内でのマシンバッティング。ずっとその姿を遠くから見ていたのですが、濱中選手は全くバットを置くことなくひたすらスイングを続けていました。
数えてみると1分間にマシンから投げられる球は約8球。
15分・・・20分を越えても濱中選手はマシンに向かい必死にバットを振り続けています。
25分・・・もうすでに200球は打った計算になります。
もうすでにグラウンドで行われていたシーツ選手のフリーバッティングは終わり、グラウンド整備が始まり選手の姿も無くなっていました。
ようやくここで濱中選手の姿が入り口からは見えなくなりました。
これでマシンバッティング終了か・・・かなり沢山打ち込んでいたなぁと思って見ていたのですが、少しするとまた濱中選手の姿が見えてバッティング再開。
どうやらマシンにセットしてあったボールが全部無くなったようで、それを補給して再びバッティングを開始したようでした。
30分・・・35分・・・もう300球は越えました。
遠くからフェンス越しに見える濱中選手の姿は明らかに疲れています。それでも歯を食いしばってバットを振っているのか聞こえてくる打球の音は鋭く、濱中選手の意地というか気迫というか・・・鬼気迫るものが伝わってくるようでした。
誰も居ない室内練習場でただ一人、みんなが練習を終えても黙々とマシンに向かう濱中選手。
結局、マシンバッティングは40分近く行われました。途中、見送るボールもあったのですが少なくとも250球は打ち続けた密度の高い時間でした。
遠くから暗い室内をネット越しに見続けると目が痛くなってきましたが、懸命にスイングを続ける濱中選手の姿に知らず知らずのうちに見入ってしまいました。
バッティングを終えた濱中選手は、一人で散らばったボールを集め片づけを済ませるとバットを持って室内練習場を後にしました。
そして・・・なんと再びグランドに戻ってきました。

もうすでにグラウンドから人がいなくなってしばらく時間が経っています。そんな中、誰もいないグラウンドに戻ってきた濱中選手はしたたる汗をタオルで拭くと、今度は一人でダッシュを始めました。
レフトのポールからセンターを越えてちょうど100mくらいの距離をダッシュ。残りの60m位を歩いてライトのポールの所までくるとまたふり返って100mのダッシュ。
朝から走りっぱなし、スイングしっぱなしでもうヘトヘトだろうと思うのですが、それでも最後の力を振り絞るように・・・自分自身の体にむちを入れることで本来の姿を取り戻そうかとするように、誰もいないグラウンドをただ一人で走り続けていました。
結局、4往復。8本のダッシュを済ませてた濱中選手は、タオルを持って誰もいないしずかなグラウンドに深く頭を下げると虎風荘へと姿を消しました。

誰も見てないところで、ひたむきに体を動かし続ける濱中選手。自分のスイングを取り戻そうとひたすらにバットを振り続ける濱中選手。そんな濱中選手の姿を見ることができて、なんだか僕自身の中にあったモヤモヤも吹き飛んでしまいました。
大丈夫。絶対に大丈夫。必ず濱中選手のこの努力が報われる日が来る。再び濱中選手が輝く時がやって来ると確信できました。
内容の濃い充実した一日・・・・この日は濱中選手の姿に僕自身が勇気づけられた日になりました。
再度鳴尾浜で調整・・・
7日に一軍登録抹消された濱名選手。
鳴尾浜でトレーニングに励んでいると聞き、その様子を見に行ってきました。

スタンドに入るとすでにアップが始まっていました。
二軍本隊はウエスタンリーグの試合で鳴尾浜にはおらず居残り組だけのトレーニング。
濱中選手は太陽選手と何やら話しをしながらジョグ、ストレッチ、梯を置いてのステップ、四角に置いた小さなコーンを使っての前後左右のダッシュなどをこなしていきました。
他の選手の大半が半袖アンダーシャツにユニフォーム姿でしたが、濱中選手はその上に汗だし用の黒いウエアを着ていました。肩を冷やさないためでしょうか。
トレードマークのサングラスは無く、足には白地に赤のストライプが入ったトレーニングシューズをはいていました。
アップが終わり、他の選手がスパイクに履き替えグラブを持ってキャッチボールを始めましたが、濱中選手だけは一人でトレーニングシューズのままレフトのフェンス際に。
トレーナーさんとこの後の練習内容について確認したのか少し言葉を交わして、ダッシュ開始。レフトのポールからセンターバックスクリーン前まで約80mほどをダッシュしてはレフトのポール際までまた戻って来て、休むことなくダッシュ。
それを計10本以上繰り返していました。

途中、戻ってくるときに右腕・左腕を振ったり、肩を回してみたりと自分の背中や肩の様子を確認するかのような仕草も見られました。
ダッシュ途中にもトレーナーさんがやってきて話をしたりもしていました。
どうやら「ダッシュの時に使う筋肉を意識するように」というような内容だったようで、走るときの足の運びをジェスチャーをつけてレクチャーされていました。

ダッシュを終えた濱中選手は最後の1本の後、ゆっくりとライトのポール際まで歩いてクールダウン。フェンス際を、ダッシュし始めた安藤投手や吉野投手と話しながらレフト際まで戻ってきて、そのままグラウンドに一礼して野外練習は終わりとなりました。

バットやボールを使ったトレーニングはなく、あくまで基礎的なトレーニング内容でした。野手陣がほとんど鳴尾浜に残っておらず、投手メインのトレーニングだったからかもしれませんが、今は肩の調子を取り戻すために、じっくりとやっていくということなのかもしれません。
いずれにせよ実戦復帰を焦るがあまりに、無理をして調子をさらに崩してしまうことだけはないように腰を落ち着けてやっていって欲しいものです。
我慢の時・・・
札幌と言えば、あの劇的な復帰劇を見せてくれた'05年の交流戦が思い出されます。
今回も、故障から復帰した濱中選手の活躍の舞台になってくれるのではないかと期待して札幌ドームに行ってきましたが、結果は残念ながら2連敗。

濱中選手も両試合ともスタメン出場することはできず、代打での登場も結果を残すことが出来ませんでした。
やっぱり1打席で結果を残すのは簡単なことではありませんね。
左投手が先発なら、指名打者スタメンで4~5回のチャンスがあるのですが、1試合に1打席ではそうは打てないと思いながらもそれでもこの状況の中で結果を残してこそスタメン奪回のチャンスを掴むことができるのでしょうね。
今は、チームにとっても濱中選手にとっても我慢の時。
いつも誰よりも早く練習をトレーニングを開始してやってきた努力が報われる日がきっとくることでしょう。

今日の試合前のフリーバッティングでも大きな打球がバットからドンドン繰り出されていましたから、その時はそう遠い日では無いはずです。
がんばれ!濱中選手!
出場機会はなかったものの・・・
交流戦に入り、一軍に復帰した濱中選手。
復帰後は猛打賞もあり、指名打者で調子を上げてきていることもあり今日もその活躍を期待してスカイマークスタジアムに向かいました。
開門直後にスタンドに入り、グラウンドを見渡すとすでに濱中選手はライト側の外野の芝生の上。
グラブを持ってノックを受けていました。
ただ、これまでと違ったのは受けたボールをしっかりバックホームしていたこと。
浅めのノックを受けてそのまま思い切り勢いをつけて本塁に返球。
1球1球その送球の行方を確認しながら何度も何度もノックを受けては返球を繰り返していました。
キャッチボールのように送球フォームに注意しながら投げるのではなく、より実戦的な状態での送球練習がはじめられていて次第に肩の調子が万全に近付いていることが見て取れました。
続けてフライノックを受けて、守備練習を終えた濱中選手はそのままセンタバックスクリーン前に設置されたネットの下に移動。
ここではトレーナーさんとしばらく話し込んでから、ダンベルを持っての投球フォームの確認や、ネットに結びつけたゴムを使って肩関節の水平屈曲・進展・外旋・内旋運動、肘関節の回内・回外運動などを行っていました。
もちろん、肩以外にも横になっての足のストレッチなども丹念に行っていました。

こうした基礎的なリハビリ・トレーニングと実戦的なノックを受けての返球などを織り交ぜながら順調に完全復活に向かっているようですね。
交流戦の間は指名打者制度があるので守備につけなくてもスタメンで出場可能ですが、その後は守備につけないとスタメン争いに加わることが出来ません。
何とか交流戦が終わるまでに肩の調子を万全に仕上げて、ライトスタメンの座を再び勝ち取って欲しいですね。

この後、いったんベンチに向かったのですが、途中吉竹コーチと何か話していましたが表情はとても明るくてニコニコしていました。きっと順調だからこその笑顔なのでしょう。
ベンチからバットとヘルメットを持って出てきた濱中選手はバッティング練習を開始。

最初にティーバッティングを行っていたのですが、その横にいたのは広澤コーチ。濱中選手のバッティングに熱い視線を送り、ティーバッティングの途中と終わってから熱心に濱中選手に指導をしていました。
濱中選手も真剣そのものの表情でその話に聞き入って、時折確かめるかのようにゆっくりとフォームの確認をしていました。

そしてケージが空いて濱中選手のフリーバッティング。
気持ちよさそうにバットを振ると打球は高く舞い上がってレフト方向へ。
何度もフェンスオーバーしていましたし、打球を見ているとバッティングは好調そうでした。

フリーバッティングが終わり、オリックスのシートノック。
続いてタイガースのシートノックになりましたが、さすがにここには濱中選手の姿はありませんでした。
試合の方は、ご存じのように一方的なオリックスのペース。濱中選手の出番はないままに試合が終わってしまいました。
せっかく濱中選手の打撃の調子が上がっているだけに、どこかで濱中選手の出番があるかと期待したのですが残念な結果に終わってしまいました。
ただ、試合前の練習の様子を見ているとバッティングも好調ですし、守備の面・送球面でも少しずつ状態が良くなっていることを知ることが出来ました。
低迷するチームの状態を上向きにするためにも、濱中選手の力は欠かせません。
明日以降の濱中選手の活躍を期待しています!
一軍合流
21日、ついに濱中選手が一軍に合流しましたね。
前日のプロアマ交流戦で結果を残した濱中選手の打撃に岡田監督が期待を寄せての一軍昇格。
ちょうど交流戦が開始されるタイミングでの昇格でもあり、指名打者としての活躍が期待されます。
調子に乗りきれないチームを牽引するような活躍、見せて欲しいですね!

いよいよ実戦復帰へ

4月23日に右広背筋肉離れで登録抹消となり、鳴尾浜でリハビリを続けていた濱中選手ですが、19日のプロアマ交流戦に3番指名打者で出場。
26日ぶりの実戦復帰となりました。
この日は、久々の実戦と言うこともあり残念ながら4打数無安打に終わったのですが、第1打席のセンターフライなどはかなり大きないい当たりでバッティングの方は心配ないと思わせてくれました。

翌日20日のプロアマ交流戦にも先発出場し、2塁打を含む3打数2安打。
実戦復帰2試合目で、アマチュア相手とはいえ結果を出してくれました。
一軍のペナントレースもちょうどパ・リーグとの交流戦が始まる時期。
まだ守備につくことはないかも知れませんが、もうバッティングの方は準備万端。
いよいよ濱中選手が一軍のグラウンドに戻ってきますね!

一歩ずつ着実に・・・
一軍を離れてリハビリを続けている濱中選手ですが、すでにフリーバッティングが始まったり、キャッチボールが始まったりと少しずつ復帰に向けて動き始めているという話を聞き、その様子を少しでも見てみたいと朝までの仕事を終えてそのまま鳴尾浜球場に向かいました。
球場についた時にちょうどアップが始まりました。
今日は二軍の本隊は上富田でサーパス戦があり鳴尾浜には居残り組の少人数がいるのみでした。そうは言っても先日首の故障で一軍登録を抹消された赤星選手の姿や復帰に向けて最後の調整をする安藤投手、中村豊選手などの顔ぶれも見られ、結構豪華なメンバーでした。
いつものようにアップとしてストレッチやジョグ、ダッシュなどを繰り返した後、ここからが先週までとは違っていました。
ベンチに戻った濱中選手はグラブを手に出てきて、外野の芝生の上で行われていた他の選手達のキャッチボールの輪に加わりました。
キャッチボールの相手は育成担当の西口さん。他の選手よりゆっくり本当にゆっくりと送球を開始し、ちょっとずつ・ちょっとずつ距離を伸ばし、肩の調子を確かめるかのように慎重に慎重に1球1球を確かめるようにボールを投げていました。
その姿を見ると、「早く一軍に上がって活躍が見たい!」と思っていた僕の気持ちはいつの間にか「戻ってくるのはいつでもいい。完全に治して、万全の状態で・・・」という気持ちに変わっていました。
結局、キャッチボールの距離は30m位まで伸ばしましたが、あまり力一杯の投球ではなく五・六分の力のボールでした。
投げたボールは80球程度。
他の選手がキャッチボールを切り上げても、焦ることなくゆっくりと投球を続けていました。あ、そうそう、途中からお相手は石原トレーナーに交代していました。
キャッチボールを終えると少し石原トレーナーと言葉を交わして、そのままセンターで行われていた外野ノックに参加。
中村豊選手、坂選手、小宮山選手に混じってノックを受け始めました。

右へ左へと走り回ってボールを受けた濱中選手は、近くのスタッフにボールを投げて返すのですが今日はちゃんと上からしっかり投げていました。
それにしても今日の鳴尾浜は風が強くてボールが流されるのか、どの選手もフライを受けるのに四苦八苦していました。元々外野手ではない坂選手や小宮山選手のボールの追い方を見ていると本当に大変そうでしたが、濱中選手や中村豊選手は慣れたもので風をしっかり計算して、素早く落下点に入っていて、「さすがだなぁ」と思わせてくれました。
フライノックが終わり今度は浅めのライナーやゴロのノック。濱中選手以外の選手は捕ったボールをそのままノッカーの筒井コーチまでバックホーム。ただ、濱中選手はさすがにそこまでは投げられないため、投げるまでの体勢は真似て、その後ふり返ってスタッフにボールを返していました。
ノックを終えた濱中選手はいったんベンチまで走って戻ってきたので、バッティング練習かな?と思ったのですが、汗をぬぐって少し水分を摂るとすぐにベンチを飛び出してレフトの守備位置へ。
フリーバッティングの守備につきました。
フリーバッティングのケージに入っていたのは小宮山選手。しばらく小宮山選手の打球を追いかけていました。
フリーバッティングのケージの後ろでは中村豊選手が筒井コーチ相手にティーバッティングをしていたのですが、中村豊選手のティーバッティングが終わると筒井コーチが大声で「ハマ~!」と濱中選手を呼びました。

そうして濱中選手のティーバッティング開始です。
バッティングは最初から全開!フルスイングで気持ちの良いバットの乾いた音が響き渡りました。
もちろん痛そうな素振りなんてこれっぽっちもありませんでした。

ティーバッティングを終えると中村豊選手がフリーバッティングを行っているケージの後ろに陣取って、順番待ち。中村豊選手のバッティングを見ながらバッティング投手に向かって、ジェスチャーで「外角に投げろ~」とか指示してました(笑)
中村豊選手のフリーバッティングが終わり、濱中選手の番がやってきました。
ケージに入り、ヘルメットをかぶった濱中選手はバント、バスターを行って、スイング開始。
やっぱり、ティーバッティングとは違って、投手から投げられるボールを打つ濱中選手は気持ちよさそうですね。
真ん中やインコースのボールは思い切り引っ張ってレフト方向に大きな強いあたりを見せてくれ、アウトコースのボールは素直にセンターから右方向に打ち返していました。
結局、サク越えは6~7本と多くはなかったのですが、フェンスに直接当たるような打球もたくさんあって、濱中選手らしいバッティングを見ることが出来ました。
濱中選手のフリーバッティングで、全体のバッティング練習は終了。ケージやボール、ネットなどを片づけて濱中選手はいったんベンチへ戻り、腰掛けて汗をぬぐっていました。

少しして中村豊選手と一緒にグラウンドに出てきた濱中選手。
ちょうど3塁側のベンチの前で、筒井コーチを前に濱中選手、中村豊選手、坂選手が並んでこれから行われるトレーニングについて説明を受けていました。
どうやら筒井コーチが左右にボールを投げるのでそれを追いかけて連続でキャッチしろということのようでした。
それを聞いた中村豊選手が、「これ、キツいから両手にグラブはめて両手でボールを捕ってもいい?」という仕草を見せて笑っていたのですが、濱中選手もそれが気に入ったのか中林バッティング投手の左利き用のミットを借りて右手にはめて、嬉しそうに笑っていました。

もちろん、実際の練習ではミットをはずして左手に自分のグラブをはめただけにしていましたが・・・(笑)
それにしてもこのトレーニングはきつそうでした。1クール10本ずつ、筒井コーチは憎いくらいにギリギリ届くくらいの所にボールを投げ、必死になって濱中選手たちはこのボールを追いかけていましたが、1クールを終えるごとにそのままベンチになだれ込んで倒れ込んでしまうくらいでした。
結局、トータル5クール。もう最後のクールを終えた濱中選手はベンチで突っ伏してしばらく顔を上げられないくらいでした。

今日の野外練習はここまで。
濱中選手もトンボをかけてグラウンドをならしたあと、荷物を持ってグラウンドを後にしました。
少しずつトレーニング内容が充実して、実戦への復帰を十分予想させてくれるようなものでしたが、その中でも十分に注意深く慎重に様子を見ながら進めていることが分かりました。
あとは投げる距離を少しずつ伸ばし、しっかり投げても問題ないことが分かれば大丈夫でしょうね。その日が来るのが楽しみです。
ちょっと小休止?!
今日も鳴尾浜球場ではウエスタンリーグの広島戦が予定されており、その試合前練習の中で濱中選手たちのトレーニングも行われました。
やはり試合前練習でもあり、その時間のほとんどは試合に出場予定の選手の練習に費やされました。
濱中選手はアップこそ他の選手に混じって行ったものの、その後はグラウンドを後にして室内練習場で送球練習やバッティング練習をしているようでした。
45分ほどして濱中選手がグラウンドに戻ってきました。
その手にはグラブを持ち、一直線にレフトの守備位置につくとそのままフリーバッティングの打球を追いかけはじめました。
捕ったボールは昨日までと同じように振り向いてフェンス際にいるスタッフに上から軽くボールを投げていました。
が、途中からは捕ったボールを下から投げ始めました。
別に肩や背中を気にするような素振りはありませんし、痛そうな表情も見せてなかったのですが、上から投げるのを急に止めて下からばかり投げるようになりました。
もう一つ、あれっ?っと思ったのは、昨日まで受けていた外野ノックが無かったことです。
ノックバットを持った平塚コーチから「ノック受けるか?」とジェスチャーで聞かれたのですが、濱中選手は「今日はいいです」とノックを受けず、そのままフリーバッティングで飛んでくる球だけを追いかけていました。

そういう目で見てみると、濱中選手が外野で守っていた場所の横には三東投手も守っていたのですが濱中選手は何度も三東投手に話しかけて、何やら色々と話し込んでいました。
同じく肉離れでリハビリ中に三東投手に、経過やトレーニング方針などを聞いて自分のリハビリに生かそうとしていたのかも知れません。あるいは連日の練習で負担のかかっていた肩の状態について相談していたのかも・・・なんて風にも思えてきました。

最後の方で、平塚コーチから呼ばれて内野にやってきた濱中選手はグラブを置いてセカンドベース上で走塁練習を繰り返していましたが、この途中でタイガースのバッティング時間が終了し、濱中選手の野外練習も終了となりました。

濱中選手は途中で上から投球するのをやめて、ノックも控えたのですが別に練習を早めに切り上げたわけではなく、表情も明るかったので調子が悪いわけではないと思いますが、休み無く連日続くトレーニングの日々の中で、少し肩を休める日にしたのかも知れません。
焦って、せっかく順調に来た状態を悪化させないためにも、必要な休息はしっかりとってまた明日から着実に進んでいって欲しいですね。
ゆっくりと送球開始
昨日2日くらいから少しずつボールを投げ始めたと聞き、その様子を少しでも見ようと今日も鳴尾浜球場に行ってきました。
ただ、1日のウエスタンリーグの試合が雨で流れてしまい今日がその予備日となってしまい、今日は2軍本体と一緒。濱中選手たちのリハビリやトレーニングも試合前練習の一部を使ってという形になってしまいました。
まずはいつもと同じくアップ開始。
ストレッチを十分に行ってから、ジョグ、ダッシュ・・・
相木投手と並んでリラックスした表情でメニューをこなしていました。
全体のアップが終わると投手陣はキャッチボールを開始、野手陣はレフトのフェンス前に移動して、走塁練習となりました。
ここでは濱中選手は中村豊選手と並んで走っていましたが、お互い競争しあって走り終わると笑いながらお互いに何か話していました。

走塁練習が終わるとグラウンドではフリーバッティングが始まったのですが、試合前練習のため濱中選手はグラウンドでバッティング練習をすることなくそのまま出て行ってしまいました。
どうやら室内練習場でバッティング練習と送球練習をしていたようで、しばらく濱中選手の姿は見られませんでした。
グラウンドではフリーバッティングが続けられていましたが、1時間近くしても濱中選手が出てくる気配はなく、「もしかして今日はアップだけかなぁ・・・」と半分あきらめかけた頃、濱中選手が出てきました。
左手にはグラブをはめサングラス姿で出てきた濱中選手はそのままレフトの守備位置についてフリーバッティングの打球を追いかけはじめました。

そしてこれまでと違ったのがボールを捕ったあとでした。
キャッチしたボールをしっかり確認するように右手で握ると振り返ってフェンス際にいるスタッフに向かってゆっくりと上からボールを投げていました。
もちろんボールを捕った場所によってその距離はまちまちですが20~30m程度の距離を何度も投げていました。
しばらくそれを繰り返していたのですが、急に思い立ったかのようにそのボールを渡していたスタッフの方を振り返って合図をしてボールを1球受け取りそのままレフトのフェンス前まで移動。
そこにいた三東投手と少し言葉を交わしたかと思うと、受け取ったボールをフェンスに向かってぶつけはじめました。
ぶつけたボールが転がって戻ってくるのを受けるとまた投げる・・・何度も何度も・・・。
1球1球は決して強いボールでは無いのですがフォームを確かめるかのようにゆっくりゆっくりをそれを何度も繰り返していて、軽い投球ではもうすでに痛みが無くなっているようでした。

少しするとトレーナーが近くにやってきてその調子を聞いていました。ボールを右手に持ったまま濱中選手はシャドーピッチングを始めて、二人でフォームを確認していました。
こうやって念には念を入れて少しずつ前進してくれると安心ですね。
このあと、平塚コーチによるノック開始。
ボールをキャッチしたあとは時々、バックホームするような仕草をしていましたがもちろん投げることなく、振り返って軽くスタッフに送球。
フライを中心にしばらくノックを受けていましたが、平塚コーチの「ハマ、ラスト~」のかけ声でノック終了。
引き続きその場にとどまった濱中選手はフリーバッティングが終わるまで、飛んでくるボールを追いかけていました。
タイガースのバッティング練習の時間が終わり、ボールを片づけながら内野に戻ってきた濱中選手。
原田バッティング投手と談笑しながら片づけを済ませ、そして出口に向かい一礼してグラウンドをあとにしました。

このあとは、どうやら室内練習場やトレーニングルームで時間を過ごしたようで、野外で見られた姿は決して長くはなかったのですが、その短い時間の間にも何度も何度も上からボールを投げる姿を見ることが出来ました。その様子からは肩が順調に回復していることをうかがい知ることができ、ホッと出来ました。
送球再開に向けて
連日、復帰に向けて鳴尾浜球場でトレーニングに励む濱中選手。
今日もその様子を見に行ってきました。
いつもと同じようなメニューが進められていったのですが、アップの時、濱中選手は右手を上げて送球するフォームの動作を何度もしていて、肩の様子を確かめているようでした。

隣に立っているトレーナーさんに確認しながら腕を振り上げたり、振り下ろしたりしていて、送球練習の再開に向けて少しずつ準備をはじめたのかも知れません。
そう思えることは今日、他にも幾つかありました。
まず、アップの中で昨日までは上半身や腕のストレッチなどはほとんど参加せず、下半身中心にアップしてたのですが、今日は他の選手と同じく腕を振ったり上半身のストレッチにもかなり参加していました。

アップを終えて、昨日と同じくティーバッティングとなったのですが、ここではこの3日のうちで一番の力強いスイングを見せてくれました。
足を上げてのいつものスイングだけでなく、昨日と同じようにオープンに構えたり、両足を拡げて足を上げずに振ったりしていましたが、途中から渾身の力を込めたフルスイング。
そのバットから繰り出される打球はネットを大きく跳ね上げて揺らしていました。
そしてティーバッティングが終わるとそのままバックネット前のガラスに向かって、素振り。
これも気迫のこもったフルスイングでの素振りで、真上から見てるとそのバットが空を切る音が「ブォン、ブォン」と間近に聞こえました。
結局、今日もティーバッティングだけでフリーバッティングは見られませんでしたが、あの素振り、スイングを見てるとそれもすぐだろうと感じられました。
他の選手がフリーバッティングしてる間、濱中選手は外野で守備についていたのですが、今日はバッティング投手ではなく二軍の投手が渾身の力を込めて投げたボールを打っていたためボールがなかなか飛んで来ず、濱中選手は退屈そうでした。
途中、いったんグラウンドから姿を消したり、中村豊選手のそばに行って話をしたりしていましたが、それにも飽きたのか途中でやっと飛んできたボールを使ってシャドーピッチングのように送球フォームを繰り返し確認したりしていました。
あと、フェンス近くまで飛んでいったボールを拾うと、そのまま軽くフェンスに向かってボールを投げつけてバウンドしてきたボールをまた捕って投げてを繰り返したりもしていました。
こうしたところでも送球練習再開が近いんだろうということが実感できました。
ただ、このあともなかなかボールが飛んでこず、ジャグリングのように上に投げ上げてキャッチして退屈しのぎをする濱中選手の姿も見られました(笑)

やっとフリーバッティングが終わり、内野のケージやネットを片づけてノックの時間。
今日も濱中選手、中村豊選手、桧山選手の三人がノックを受けるべく、ベンチから出てきたのですが向かった先は外野・・・ではなく、なんと三塁キャンパス上。
今日は内野でのノックでした。
確かに外野ノックに比べると走り回る距離は短いのですが、いかんせん自分の番が回ってくるのが早くてこれはこれで大変そうでした。
ノッカーは筒井コーチだったのですが、筒井節も健在でした。
中村豊選手に「先輩~、へっぴりですよ」とか、桧山選手に「元三塁手!」って言ったかと思うと続けて「あー、3人とも元内野手か~(笑)」とか・・・

濱中選手以外の2選手は捕ったボールを1塁や2塁へと送球していましたが、濱中選手は投げる構えだけ。近くのネットに下手投げでボールを集めていました。
内野ノックが終わったあと、濱中選手の近くにやってきた筒井コーチが「外野ノックと内野ノック、どっちがいい?」って聞いていましたが、濱中選手は苦笑いしながら「いやぁ・・・」と明言は避けていました(笑)
最後はみんなでトンボをかけてグラウンドを整備。
ここですでに午前の練習時間が終わってしまっていたため、今日は最後のランニング無しで野外練習が終了となりました。

今日は基本的には昨日までと同じ内容の練習ではありましたが、所々で送球練習の再開が近いことを感じさせてくれるような動き、仕草が見られました。その日が来るのが楽しみです!
今日もティーバッティング
昨日に続いて鳴尾浜球場に行ってきました。
聞いたところによると濱中選手は「右広背筋肉離れ」と診断されてから休まずリハビリ・トレーニングに明け暮れる日とのこと。
先日の練習休日の日も休日返上で体を動かしていたとか・・・
復帰に向けての気迫が伝わってきます。
今日も練習開始時間は9時10分・・・のはずだったのですが、グラウンドにパラパラと選手が集まりはじめるとコーチがフライング気味に練習前のミーティング開始。
濱中選手の姿はまだありません。
ちょっとしてグラウンドに入ってきた濱中選手。練習開始までまだ5分くらい時間があったので、安心してやってきたようでしたがグラウンドでみんなが円陣を組んでいるのをみて、あわてて荷物を置いて小走りにみんなの輪に加わりました。
なんか授業に遅れてやってきて、先生に見つからないように教室に入っていく生徒のようで面白かったですよ。
ミーティングのあとはアップ開始。今日は相木投手と一緒に並んでジョグやストレッチ、ダッシュを行っていました。
仲のいい相木投手相手に、笑顔で話をしていてリラックスした様子でした。

ストレッチの途中で、右肩から背中に手をやってるシーンが見られましたが、その表情は決して痛いというものではなく、故障個所に手をやってその状態を確認しているというような雰囲気でした。

アップを終えた濱中選手は、ベンチに荷物を運びバットを出してティーバッティングの準備。
ベンチの最前列に座ってバッティンググラブを付けていた濱中選手に、濱中選手の様子を見に来ていた岡先生からスタンドから声がかけられました。
嬉しそうに席を立った濱中選手はスタンドを見上げて、岡先生に状態を報告するかのようにしばらく話をしていました。
このときの表情も明るくて、肩の調子がいいんだろうなぁと思わせてくれるようなものでした。
そしてティーバッティング開始。
今日、トスを上げてくれたのは石原トレーナー。
石原トレーナーと濱中選手が並んでいる姿を見るとあの辛かったリハビリキャンプの時のことを思い出しますね。
バットを振ることも出来ずひたすらがんばっていたあのころのことを思えば、今の一瞬の離脱なんて、たいしたことはないと思えます。

今日のティーバッティングもカゴ1つ分くらいのボールを打ったのですが、フォームのチェックのためか昨日と比べて7割くらいの力でスイング。
その代わり、トスを上げてもらう場所をこまめに変えたり、クローズに構えたり逆にオープンに構えたり、足を上げずに広く拡げてスイングしたりと色んなバリエーションでバットを振っていました。
ティーバッティングを終えた濱中選手は流れる汗をぬぐいながら、その場を少し離れて何かを確かめるかのように何度か素振りを繰り返してからベンチに戻りました。
ベンチにかけて、タオルで汗を拭いていたのですが、ちょうどその時ベンチ前では投手へのノックが行われていました。
その中には、三東投手の姿もあったのですがそれを見つけた濱中選手は三東投手に向かって「こんな投げ方になってるやん!」ってジェスチャーでからかったりしていました。
2年前のリハビリキャンプでは一緒に汗を流した三東投手。今は共に故障で戦線を離れていますが、お互いこれを乗り越えて一軍の舞台で投打に活躍してもらいたいですね。
なんだか今日はこうやって、岡先生、石原トレーナー、三東投手とあの頃のことを思い出すようなメンバーやシーンが随所に見られました。
汗を拭き終わって守備の準備を済ませた濱中選手はグラブを持って左中間の守備位置へ。
桧山選手、中村豊選手のフリーバッティングの守備につきました。
昨日と同じく基本的には捕った球を下から投げて近くのスタッフに渡していましたが、2球ほど上から投げるシーンもありました。これも、様子を見るようにそっと投げるだけでしたが。
フリーバッティングが終わって、いったんケージやボールを片づけてから昨日と同じメンバーで今日はライトの守備位置へ。
筒井コーチによるノックです。
ハイテンションの筒井コーチのノックはかけ声からして爆笑もの。なぜか桧山選手への打球がうまく上がらないことが多くて、「あー、桧山さん、あかん」と大声で。
当たり損ねで、ライトまで届かず落ちてしまったような打球が3人連続で続いたかと思うと「はい、皆さん、今のはポテンヒットの練習です」とか・・・
逆に一歩も動かなくても捕れるような真正面のボールが飛んでしまうと「あー、イージー。サービスで~す!」と、打つたび、いや喋るたびに観客席にも笑いが起こっていました。
とは言っても、昨日と同じく左右、前後に大きく走り回らされるノックで、うけてる3人は大変そうでした。
桧山選手への打球が一度あまりに大きくて、ホームランになってしまい桧山選手が右手を大きく回して「ホームラン」のジェスチャー。筒井コーチも「オーノー」とビックリするようなシーンもありました。
フライのノックが終わって、最後は昨日と同じく送球も含めてのノック。濱中選手が2塁、3塁、本塁に入って返球を受けていました。

そして最後は外野フェンス前のダッシュ。
レフトからセンターへと何本もダッシュを繰り返して今日の野外練習は終了。
基本的には昨日と同じ内容の練習でした。しばらくはこういった内容のままかも知れませんが、とにかく焦らず、少しずつステップアップして万全の状態に近づけて行って欲しいですね!
バッティング再開
22日の巨人戦で右肩の痛みを訴え、翌日「右広背筋肉離れ」と診断され登録抹消となっていた濱中選手ですが、症状そのものは軽傷だったのかすぐにリハビリを開始。
昨日27日にはバットを振り始め、今日28日からバッティング練習が再開されると報じられたため、その様子を見ようと鳴尾浜球場に行ってきました。
タイガースの二軍は今日は北神戸で試合があり、鳴尾浜球場では居残り組・リハビリ組がこじんまりと練習をしていました。

グラウンドに出てきた濱中選手はアンダーシャツの上に白い練習用シャツを着て、サングラス姿。シューズは白いトレーニングシューズを履いていました。
最初はストレッチから開始。
穏やかな天候のもと、芝生に気持ちよさそうに腰を下ろして下半身を中心にしっかり体をほぐしていました。
途中、何やら言葉を交わしていたのは仲良しの中村豊選手でしたが、始終表情は明るくて悲壮感なんか全くありませんでした。この表情からも今回の故障が軽傷であることが伺えました。
その次には、はしごや小さなハードルを使って色んな動きで走り回っていました。横に走ったり、足を高く上げながら走ったり、左右に足を拡げながらまるで曲芸のような動きで走ったり・・・
そしてアップの最後はダッシュ。レフト側のラインからセンター近くまでダッシュを数本繰り返してアップは終了となりました。
居残り組の選手の多くはここでグラブを持ってきて、キャッチボールをはじめたのですが、濱中選手は荷物を持ってベンチへ。
バッティング練習が始まるのを待つ間に、バッグから何か手の平に収まるくらいの大きさの物を出して自分の白木のバットのグリップのあたりをこすっていました。愛用のバットをしっかりメンテナンスしているようでしたよ。
しばらくして準備が整い、グラウンドに出てきた濱中選手は、バックネット前へ。
筒井壮コーチを相手にティーバッティングを開始しました。

スイングは最初は様子を見るように少し軽めに振っていたのですが、痛みの無いことが確認できたからかすぐにフルスイング。
かなり力強く振っていて、そのバットから繰り出される打球がネットを揺らす音が重く、大きくその場に響いていました。
これを見ると「バッティングでは痛みがない」という濱中選手の言葉に十分うなづけました。
バッティング再開初日なので、軽めで終えるかと思ったティーバッティングでしたが、結構な球数を打っていました。そんなに飛ばして大丈夫かなぁとちょっと心配になるくらい・・・
ケージ一つ分くらい打って、ボールを片づけるとバットを持った濱中選手はそのままバックネット前のガラスの前へ。

ここでスイングのフォームを確認しながら、何度も何度も素振りを繰り返していました。
これで野外練習が終わりかと思っていたのですが、ベンチに戻った濱中選手はバットを置くと今度はグラブを手にして、サングラスをかけ直して出てきました。
そのまま外野に移動して、桧山選手や中村豊選手のフリーバッティングのボールを追いかけていました。ただ、投球はまだ様子を見ているようでボールを捕ると下手投げで近くのスタッフの所に戻していました。
ただ、途中で2回ほど右肩の様子を確認するかのようにゆっくりとしたフォームで軽く上からも投げていました。
ちょっとビックリしましたが、もうそのくらいまで回復してるということでしょう。
フリーバッティングが終了し、内野に戻ってきてボールを片づけていましたが、ここでもまた確かめるように1球だけ上からボールをなげていました。
いったんベンチに戻ってきた濱中選手は喉を潤してから中村豊選手と一緒に出てくると再び外野へ。
何と、濱中選手、中村豊選手、桧山選手と一軍ライトを目指す三人が並んでノックを受け始めました。
ノッカーは筒井壮コーチ。
筒井コーチはいつもの元気な声で「ハマ~」と声をかけてからノック。濱中選手も元気な声で返事をしてボールを追いかけていました。
筒井コーチは中村豊選手には「せんぱーい!」と声をかけ、桧山選手には「ひーさん」と声をかけながらのノックで、なんか微笑ましかったです(笑)
ただ、このほのぼのした雰囲気とは違ってノックの打球はかなりきつくて、三人は右へ左へ、前へ後ろへとかなり走らされていました。
ここでも濱中選手は捕ったボールを下から投げて近くのスタッフにボールを渡していました。
最後、ノック終了!・・・と思い、濱中選手が「ありがとうございました~!」とお辞儀したのですが、筒井コーチは両手を大きく振って「違う、違う、まだ5球あるよ~」とアピール。
最後の仕上げということもあり、濱中選手だけは内野に戻ってきて内野手の役。
最初は二塁キャンパス上にいて外野からの中村豊選手・桧山選手からの返球を受け、続いて三塁、本塁でも同じように返球を受けていました。
これでノックも終了。ベンチに戻った濱中選手たちは荷物をまとめてグラウンドをあとに・・・するかと思ったら出口近くに荷物を下ろして、中村豊選手と二人でランニング。
レフト寄りの外野のフェンス前を二人で競い合うように何本もダッシュしていました。
ダッシュを終えて、今度こそ野外練習は終了。
荷物を再び担ぐとグラウンドに一礼して、その場をあとにしました。
午後はどうやら室内での練習のようでしたので、僕もここまでで帰ったのですが、濱中選手は野外練習の間、ずっとリラックスした表情で笑顔も見られましたし、バットを懸命に振る姿は痛みを全く感じさせないもので、見ていて本当に安心できました。
あとはボールを投げて問題なければ実戦復帰に一直線ですね。今日の様子を見ていればその日は決して遠い先の話ではなく、すぐにでもやってくるように感じられました。

登録抹消
開幕からの不振からもやっと脱出しようとしていた濱中選手。
22日の巨人戦に先発出場したのですが、6回表に右肩の痛みを訴えて途中交代となりました。
記事によると秋季キャンプのときと同じような痛みがあるとのことで自ら交代を申し出たようです。
結局、23日から登録抹消。
23日には病院で検査、24日に診断結果が発表と報じられました。
昨年は1年通じて離脱することなく過ごしていただけに、「もう大丈夫!」と思っていましたから今回の登録抹消の報道にはびっくり。
かなり心配です。
秋季キャンプと同じならしばらく安静だけで大丈夫なのかなぁと思いますが、まずは検査の結果の発表を待つしかないですね。
とにかく軽症で出来るだけ早く戻ってきてくれることを祈っています。

今季初長打、初打点!
昨日に続いて晴天の甲子園でのデーゲーム。対横浜ベイスターズ戦。

横浜ベイスターズの先発投手が工藤投手と予想されていたこともあり、昨日に続いて濱中選手が6番ライトで先発出場となりました。
タイガースのスターティングラインナップは投手を除いて昨日と全く同じ。
そして試合は初回から大きく動きました。
1回の表のピンチをしのいだタイガース。
その裏の攻撃は鳥谷選手の先頭打者ホームランから幕開けました。
横浜ベイスターズの先発・工藤投手が不調だったのか、連打連打で6番の濱中選手に回ってきたときにはすでにタイガースは2点先制し、1アウトランナー1・3塁。
濱中選手にとっては打点を上げる願ってもないチャンスです。

そして工藤投手が投じた第1球、真ん中高めの変化球を狙いすましたように振り抜いた濱中選手。
打球は左中間を破る二塁打。
今季初の長打、そして打点となりました。
やっと出た打点。甘い球でしたが、それを逃さず長打することが出来たことが、濱中選手の復調振りを物語っていました。
もう大丈夫でしょう。濱中選手本来のバッティングが戻ってきたと言ってもいいのではないでしょうか。
結局、このイニングは打者12人で7点というビッグイニングになり、ここで試合の行方は決まってしまいました。

濱中選手は初回の長打で、この日こそ「マルチ安打を!!!」と期待が高まったのですが、残り3打席のうち2打席が四球。結局この日は2打数1安打1打点2四球とマルチ安打を達成することは出来ませんでした。
でも四球を選んだ2打席とも2ストライク3ボールのフルカウントからの四球で、ボールの見極めがしっかり出来ていることを感じさせてくれるものでした。
2試合連続での安打。そして初打点、初長打。
やっと濱中選手らしい打球が戻ってきました。
きっと数字もすぐに上がってくることでしょう。
あとは本塁打。
濱中選手らしい高々と舞い上がる美しい放物線を描くホームランが早く見たいですね!

今季初の甲子園デーゲーム
今シーズン最初の甲子園でのデーゲーム。対横浜戦。
前日の大雨が嘘のように晴れ上がった甲子園球場は週末ともあり超満員でした。
濱中選手はいつものようにライトでシートノックを受けていたのですが、昨夜の雨で芝生が軟らかくなっていたのか、思い切りバックホームしたときに足が滑ってそのまま前につんのめりそうになって苦笑いしていました。

シートノックも終わり、タイガースの選手達はベンチへ引き返しました。あとはスタメンの発表を待つのみ。
なかなかバッティングの調子が上がってこない濱中選手ですが、ここ数試合は少しずつ当たりが戻ってきていて、今日もその打席の内容に期待が高まりました。
いよいよスターティングラインナップが発表されましたが、横浜ベイスターズの先発が土肥投手と予想されていたのと、赤星選手が首の故障で欠場となったためタイガースのスターティングメンバーは右打者がずらりと並んだオーダーとなりました。
ただ、横浜ベイスターズの先発投手は実際には右投手の川村投手。
タイガースサイドは裏をかかれたことになりました。

まぁ、おかげで濱中選手は6番ライトでスタメン出場。やっと調子を取り戻しつつある中で、スタメン出場で少しでも多く打席に立てることはチャンスでもあります。
最初の打席は2回裏。この回の先頭打者としてバッターボックスに立った濱中選手。心なしかその仕草は落ち着いているようにも見えました。

1ボールの後のストライクを見逃し、続くストライクを打ちに出ましたが空振り。追い込まれましたが、1球ボールを見送って2ストライク2ボールの平行カウント。
そして続く第5球。アウトコースのボールを濱中選手はうまくバットの先でレフト前に運びヒット。
すごくいい当たり!・・・というわけではありませんが、技ありの一打でした。
結局、この日はこの1安打だけだったのですが、残りの第2~4打席はレフトフライ・センターフライ・ライトフライの結果でいずれもなかなかいい当たりでした。
しっかりバットでとらえられるようになってきていると感じさせてくれる内容でした。
守備の方でも、この日は結構ライトに飛んでくるシーンがありました。
2回の裏の内川選手のライトフライを皮切りに、5回表のライト前ヒットの処理、7回表には2本のライトフライなどきっちり守備機会をこなしていました。
最後には9回表に佐伯選手のライトオーバーの3ベースヒットがあったのですが、フェンス直撃となるこのボールとキャッチしようとフェンスにぶつかるくらいの闘志を見せてくれました。
まぁ、見てる方は怪我でもしたら大変だとハラハラさせられたのですが・・・
勝敗の結果はともかく濱中選手の打撃の調子が少しずつ復調してきていることは間違いないと思わせてくれる内容の試合でした。

甲子園開幕
大阪ドームで幕開けを迎えたシーズン。関東遠征を終え、チームはやっと本拠地甲子園に帰ってきました。
濱中選手も開幕スタメンでシーズンインしたものの、バッティングで結果が出せず先日の巨人戦では1試合スタメンを外れることもありました。
数字的には不本意な打率しか残せていないものの打球そのものはいい当たりが野手の正面を突いたり、ファインプレーに阻まれたりと不運な面もあり、取りざたされているほどの不調とは思えないのですが、それでも勝負の世界は結果がすべて。
濱中選手に奮起を促すような監督やコーチ、解説の方々の言葉が新聞紙面を連日飾っています。
そんな中、いよいよ甲子園での開幕の日を迎えました。
タイガースと言えばやはり聖地・甲子園。
ここに戻ってくればスタンドからは他の球場以上の大きな声援での後押しもありますし、慣れ親しんだ球場でならプレッシャーを感じずに濱中選手らしいプレーが期待できます。
ちょうど僕が球場に入ったときには、スターティングメンバーの発表が行われていました。
濱中選手のスタメンを信じて球場に足を運んだのですが、発表の瞬間はドキドキ。もしかしてスタメンを外れてはないだろうか・・・不安が頭をかすめましたが、それは杞憂に終わりました。
「6番ライト、濱中」
対戦相手の中日ドラゴンズの先発が山本昌投手ということもあり、濱中選手がスターティングメンバーに名を連ねました。
甲子園球場の緑の芝生の上、ライトの守備位置に向かう濱中選手。ユニフォームだけは変わったものの、そこにはいつもと変わらぬ濱中選手の姿がありました。
ライトスタンドからの声援に応えてサインボールの投げ入れが行われ試合開始。
濱中選手の最初の打席は2回の裏に回ってきました。ノーアウトランナー無しで迎えた第1打席。ファーストストライクを積極的に打ちに出ましたが一塁側スタンドに切れるファール。
ボールを1球はさんで3球目を打ってセカンドゴロ。併殺打となってしまいました。
結果としては最悪の結果。でも初球からストライクを積極的に打って出る姿勢はこの前では見られなかったものでした。
最初の守備機会はその後すぐ。3回表にやってきました。
ワンアウトランナー2塁。井端選手の打球はライト線を破る二塁打。もちろん二塁ランナーの谷繁選手はホームインしましたが、濱中選手はライトのクッションボールをうまく処理して内野に返球。本拠地のライトの守備に慣れたところを見せてくれました。
第2打席は4回の裏。ノーアウトランナー1・3塁のチャンスで今岡選手が空振り三振。ワンアウトランナー1・3塁となって濱中選手の打席が回ってきました。
慎重になった山本昌投手はボールが先行しノースリー。そこからきわどいボール2球がいずれもストライクと判定されツースリーに。

ここからが、これまでとは明らかに違っていました。インコース低めの変化球を三塁側にカット。アウトコース低めの変化球をこれもカット。
そして8球目をジャストミート。ただ、ライナーは残念ながら荒木選手の正面を突き、セカンドライナーになってしまいました。惜しい・・・
でも、ボールに食らいついていく姿は「何が何でも打ってやる」という気持ちにあふれていました。不調でやや消極的になっていた濱中選手の姿はそこには無く「今日は違う!」と明らかに感じさせれくれる打席でした。
続く5回表。
二度目の守備機会がありました。
ノーアウトランナー二塁で谷繁選手の打球はライトのファールフライ。
セカンドから森野選手がタッチアップで三塁へ。濱中選手も懸命に内野に返球しましたが、捕った位置がファールグラウンドで三塁で刺すことはできませんでした。
続いて5回の裏に濱中選手の第3打席が回ってきました。
タイガースの猛攻で山本昌投手をノックアウトし4対2と逆転。
濱中選手の打席を迎えるときドラゴンズの投手が山本昌投手からS・ラミレス投手に交代となりました。
それを見ていた濱中選手はいったんベンチの奥へ。
「え?もしかして交代?」と一瞬びっくりしましたが、すぐに出てきて一安心。
そのまま濱中選手は打席へ。

そしてこの打席でもワンボールからのファーストストライクを積極的に打って出てセンター前ヒット!
クリーンヒットを放ちました。
これが濱中選手のバッティングですよね。

甲子園に戻って濱中選手の心境の中で何が変わったのかは僕にはわかりませんが、濱中選手のボールに食らいついていく姿、ファーストストライクからどんどん振っていく積極性・・・これらはここまでの試合ではあまり見ることのできなかったものです。
最終打席も結果は三振に終わりましたが、浅尾投手の150km/hを越える速球に対して、決して当てに行くというスイングではなく、フルスイングで何度もファールを打って粘っていました。
結果を焦るあまりに当てに行くようなバッティングをするのではなく、「結果がどうあろうと自分自身で納得のできるスイングをするんだ!」と言うような意志を感じさせてくれる内容でした。
不調のままここまでやってきた濱中選手でしたが、今日の甲子園開幕で何かが変わった気がします。
何かを吹っ切ったように見える濱中選手。
そろそろ自分らしさを発揮してくれるのではないでしょうか。
不調の中にあっても、我々ファンには応援することしかできませんがとにかくこのスランプを1日も早く抜けてくれることを祈るばかりです。

がんばれ!濱中選手!!
今季初安打
開幕2戦を無安打で終わった濱中選手。
特に昨日の試合では第1打席のセンター前に抜けるかという当たりを梵選手にファインプレーでおさえられたり、第3打席のいい当たりの右中間の打球がセンターのポジション取りがライトよりだったためにキャッチされたりと不運な面もありました。
今日は開幕シリーズの3戦目。チームも1勝1敗で負けられない試合ですし、濱中選手にとってもなんとかヒットを打ってきっかけをつかみたいゲームとなりました。
なかなかヒットのでないことで、精神的に焦りが出てるのではないかと心配したのですが、試合前のシートノックに向かった濱中選手はキャッチボールで使っていたボールを内野に返球するとき、フォークボールの握りを見せてからセットポジションの構え。そして2塁キャンパスあたりに座ってキャッチャーの格好をしてくれた藤本選手に向かって投球練習。藤本選手がこれをキャッチしてそのままひっくり返ってずっこけるジェスチャーをしてくれて二人で笑っていました。リラックスしてて、ホッと出来る一コマでした。
今日も濱中選手は6番ライトで先発出場。
最初の打席が2回の裏に回ってきました。この回、先頭打者として打席に立った濱中選手。
初日の試合が黒のバット。2試合目が白木のバットでしたが、今日はまたもや黒いバット。毎日の打席の中で何かを感じ取ってバットを変えているのかも知れませんね。
今日の相手はカープ先発の大竹投手。
1球目が一塁側へのファール。2球目空振りと簡単に2ストライク0ボールと追い込まれてしまいました。
そうして投じられた3球目。インコースよりのボールを濱中選手はうまくさばき、打球は三遊間を抜けてレフト前へ。

ようやく出ました、今季初安打!!
願掛けというほどのものではなかったのですが、濱中選手の初安打が出るまで球場でビール飲むのを封印していましたが、3試合目でやっと乾杯できました(笑)
あー、美味しいビールでした☆
1試合目、2試合目からちょっと気になってたズボンの左後ろポケットに入れてあった黒いグラブでしたが、ここで初めて登場。
スライディンググラブでした。いつも守備でもバッティングでも赤いグラブをしている姿を見ているので、黒いグラブを両手にはめて塁上にいる濱中選手が何となく新鮮というか不思議な感じでした。
そしてランナーに出たすぐその次の矢野選手の初球、濱中選手はいきなりスタートを切り2塁へ。矢野選手も打ってでましたが、ファール。ヒットエンドランのサインが出ていたようでした。
去年までは見られなかったような積極的な作戦にちょっと驚きましたが、これが今年のタイガースの目指す野球なのかも知れませんね。
ともかく濱中選手に1本出てちょっと一安心。見てる方も気持ちが楽になりましたしこうなると現金なもので次の打席が楽しみで楽しみで・・・
その第2打席は3回裏に回ってきました。2死ランナー一塁で迎えた第2打席。今回も相手は大竹投手。
低めに外れる1球目を見逃して1ボールからの2球目。
なんとインコースに大きく外れたボールは濱中選手の右手首を直撃。デッドボールとなってしまいました。痛そうに手を振りながら一塁に向かう濱中選手。トレーナーさんがすぐに駆け寄ってコールドスプレーを当てていました。
そのまま一塁ランナーになった濱中選手。これでチャンスは2死一二塁となりました。
ランナーに出た濱中選手でしたが、手首の痛みのせいかこのときはスライディンググラブははめていませんでした。
続くバッターは矢野選手。矢野選手はセンター前ヒットを放ち、二塁ランナーの今岡選手も濱中選手も一斉にスタート。
今岡選手が三塁を蹴ってホームに向かうのを見て濱中選手も二塁を回って三塁へと向かいました。
センターからの返球をカットした内野はこの走塁を見てバックホームを止めて三塁へ送球し、濱中選手は三塁手前でストップし二三塁間に挟まれました。この間に今岡選手はホームイン。
そのまま本塁に返球されていればクロスプレーでアウトになっていたかも知れないタイミングだっただけに濱中選手の走塁が追加点を助ける走塁となりました。
第3打席、第4打席は残念ながら凡退に終わってしまいましたが、この得点もあり結局タイガースは4対2で勝利。
3打数1安打1死球と初安打を放った濱中選手にとっての開幕戦となったこの日の勝利は濱中選手自身にとっても意味のある大きなものとなることでしょう。
このあと関東へ遠征しヤクルト・ジャイアンツと闘うタイガース。
濱中選手にはぜひ今季1本目のホームランを見せてもらいたいものです!

オープン戦最終戦
今日でオープン戦も最後。

その締めくくりの試合を見るために大阪ドームに行ってきました。
振り返ってみればこのオフは秋季キャンプで右肩の異和感を訴えてリタイアがあったものの、自主トレは金澤投手と淡路で順調に過ごし、2月のキャンプインからもほとんど休みを取ることなく連日ハードなトレーニングに汗を流してきました。
そうして迎えたオープン戦では、当初から打撃不振が続きいったんオープン戦本隊から離れ一人黙々とバッティングの強制に励み、甲子園球場で劇的なセンターオーバーツーベースでの復帰。
その後のオープン戦ではすっかりバッティングの調子を取り戻し、一気に開幕スタメンの座を引き寄せて迎えた最終戦。

そのスコアボードに並ぶ先発メンバーは大事をとって出場を控えている金本選手をのぞいては開幕を想定したメンバー。
濱中選手の名前は6番ライトにありました。
岡田監督の頭の中では、濱中選手の開幕スタメンはもう確実なものとなっているのでしょう。
試合前のアップ、キャッチボール、シートノックでも濱中選手の表情はリラックスしていて開幕を間近に控えても気負うところはなさそうでした。

試合の方は・・・ご存じのようにタイガースの一方的な敗戦。
濱中選手も4打数無安打に終わってしまいました。
まぁ、先日まで連続安打を続けていましたし、チームも8連勝の後の連敗。オープン戦でずっと負け無しだと、シーズンに入ってからが心配だったので、ちょうど良かったのではないでしょうか(笑)
さぁ、いよいよ27日の紅白戦を挟んで30日からシーズン開幕。
待ちに待った'07年シーズンの幕開けです。
濱中選手にとってはチームの優勝と自身の打撃記録3割30本100打点という大きな目標を持ってのシーズンです。
昨年も4月は打ちに打ちまくってくれた濱中選手。
今年もスタートダッシュのためには濱中選手の打撃爆発は欠かせません。
昨年以上の大活躍、期待しちゃいましょう!

京セラドームでのオープン戦
オープン戦もいよいよ大詰め。
関西に戻って京セラドームでヤクルトを相手に最後の2試合。

一時の打撃不振から脱し、すっかり調子を取り戻した濱中選手ですが、開幕に向けてスタメンを確定させるためにも大事な2試合です。
ヤクルトの試合前の打撃練習が終わりに近付くと、一塁側のタイガースベンチに選手たちが続々と出てきました。
濱中選手は藤本選手、赤星選手、秀太選手たちと並んで最前列に。
しばらくヤクルトの選手のフリーバッティングの様子を眺めていました。
そしてタイガースのアップ開始。みんなベンチから出てきて準備運動、ストレッチを行い、そのまま軽くジョギング。
いったんベンチに戻ってグラブを持ってキャッチボールに出てきました。今日もお相手は赤星選手。
軽くキャッチボールをして、ヤクルトの打撃練習が終わるのと同時にシートノック開始。
もちろん、濱中選手はライトの守備位置につきます。今日は一緒に並んでいるのは赤松選手。
ノックが始まると最初に打球を受けたのは濱中選手。二塁への返球。フェンス際のボールの処理、三塁送球、そしてバックホームとそれぞれのノックを難なくこなした濱中選手は、颯爽と走ってベンチへと戻りました。
タイガースのシートノックが終わって、ヤクルトのシートノックの最中に先発メンバーの発表。
濱中選手は6番ライトでスタメンです。
どうやらこのまま開幕も6番ライトでスタメンという雰囲気で、ちょっとほっとしました。
試合開始となり、ライトの守備位置についた濱中選手。
なんと試合開始の初球を青木選手がライトスタンドへ放り込むという幕開けになり、濱中選手はその打球が頭上を越えていくのを見送るしかありませんでした。
ただ、最初の守備機会はすぐにやってきました。1アウトランナー無しでリグス選手の打球は右中間へ。濱中選手が素早く落下点に入ってこれを抑えました。
第1打席が回ってきたのは2回裏。
1アウトランナー無しで登場した濱中選手。1ボールからの2球目を積極的に打って出ましたが、残念ながらセカンドフライに終わってしまいました。

第2打席は5回裏。
この回の先頭打者として登場した濱中選手。
相手投手はグライシンガー投手。新しい投手で、データが無かったと思いますがフルカウントまで粘り、さらにここからファール2球。
そして8球目を思い切り叩くと、打球は左中間をまっぷたつ。
2塁打となりました。
この打球を見てると濱中選手はすっかり自分のスイングを取り戻したようですね。軸がぶれることなくしっかりスイングしてボールをとらえられていて見ていても安心できるバッティングでした。
ただ、後続が凡退して濱中選手は本塁に戻ることは出来ませんでした。
このあと7回裏、9回裏にも濱中選手に打席が回ってきましたが、残念ながらいずれも凡退。
結局この日は4打数1安打(2塁打)。チームも無得点で連勝が終わってしまいました。
ただ、濱中選手は開幕に向けて順調そのもの。いつ開幕しても大丈夫と安心させてくれました。
完全復活!
今日の小牧球場での中日とのオープン戦に4番ライトとして先発出場した濱中選手。
オープン戦での先発出場は6日以来ですが、第2打席になんとツーランホームラン。
第3打席にもセンター前にタイムリーヒットを放ち、5打数2安打3打点の大活躍でした!
もうすっかり不振からは脱出したようで、一安心。
一時はどうなることかと心配しましたが、もう大丈夫ですね。
ここから濱中選手の快進撃が見られそうですね~
開幕に向けて楽しみです☆

(画像はjunkoさんにお借りしました。ありがとうございます!)
教育リーグ2戦目から甲子園でのオープン戦へ
教育リーグの調整も今日で2日目。
昨日の試合で4打数1安打と、なんとか安打を放ったもののまだ濱中選手らしい当たりをみることが出来ない状態でしたが、今日こそは・・・と大きな期待を胸に球場に向かいました。
鳴尾浜球場は昨夜から降り続いた雨は朝にはすっかり上がっていたものの、グラウンドにはうっすらと雨が浮いていて強い風が吹き渡っていました。
昨日ならすでに選手が出てきていた時間なのに、グラウンドにいる選手の姿はほとんど無く、ちらほら見かけた選手もみんなベンチを後にしてグラウンドを出て行ってしまいました。
もしかして、グラウンド状態が悪いので室内でアップするんだろうか・・・と思って少し待っていると、ぞろぞろと選手とコーチが入ってきました。
そのまま外野の芝生の上でアップ開始。
下が濡れているため、座ったり寝そべったりのストレッチが出来ず、代わりに途中で馬跳びをしたりしてました。
濱中選手の鳴尾浜での馬跳び姿を見るのは久しぶりで、鳴尾浜球場に通い詰めたあの頃のことをちょっと懐かしく思い出しちゃいました。
アップを終えると野手組は室内練習場へ。
さすがに内野の土のコンディションはまだ改善していなくて、ここではバッティング練習はできなかったようで、しばらくは投手陣が外野の芝生の上でキャッチボールを行っているのを見ていました。
少しして、野手陣もちらほらと姿を見せ始め、外野でノックを開始しました。
若手の二軍選手が中心で濱中選手は最初はいなかったのですが、しばらくして濱中選手は高橋光選手と一緒にグラブを持ってグラウンドへとやってきました。
まずは内野の一塁側ファールグラウンドでキャッチボール開始。
その後、そのまま外野に移動して今度は狩野選手と並んでノックを受け始めました。
ここでもグラウンド状態が悪いためかフライノックばかりを受けて、返球もそばのスタッフの所にしていました。
ノックを終えて、グラウンドを後にするのかと思ったのですが出口すぐ横のブルペンを覗き込むとそこでピッチングをしていたのは仲良しの福原投手。
それを見た濱中選手はブルペンに入ってどうやらそのピッチングのバッターボックスに立っていたようでした。
かなり長い間、ブルペンにいたのは福原投手のため・・・と言うだけでなく、自分自身が生きた球を目にして少しでもバッティングのタイミングをつかもうとしていたのかも知れません。
いったんこの後グランドを出た濱中選手でしたが、昼食の時間を終え1時間くらいしてから今度はいつものバッグとバットを持ってやってきました。
ベンチ奥でウインドブレーカーを脱ぎ、ユニフォームに着替えるとグラブを手に出てきてベンチ前の焚き火の缶の前に座って手をかざしていました。
そして試合前のアップ開始。
ベンチ前で軽くジョグやダッシュを繰り返して、続いてキャッチボール。
このときのお相手も高橋光選手でした。
そのままシートノック開始。ライトの守備位置に高橋勇選手と一緒に向かった濱中選手は最初はライン際のクッションボールの処理をしてセカンドへ返球。
続いてライト前ヒットを3塁へ返球。そうしてフライ処理のバックホーム、ライト前ヒット処理のバックホームといつもと同じ順番で次々と打球を処理して、ベンチへと颯爽と引き上げました。
スターティングオーダーの発表では、濱中選手の打順は何と3番。
新聞報道では、「鳴尾浜球場での教育リーグで数打席打った後、甲子園球場でのオープン戦に合流して途中出場する計画もある」とあったので、少しでも早い打順でとなったのかも知れません。
タイガースのシートノックが終わり、ソフトバンクのシートノックの時間、濱中選手はベンチの隅っこに高橋勇選手と並んで座っていたのですが、このとき何と空から雪が・・・
さっきまでは好天だったのですが、ホントにあっという間の天候の変化でめまぐるしいコンディションの変化の中、プレーする選手は大変ですね。
雪の中、バットを持ってベンチ前に出てきた濱中選手は突然の雪に苦笑いしながら素振りを開始。雪を吹き飛ばすような鋭いスイングを見せてくれました。

そしていよいよ試合開始。
1回の裏、濱中選手の第1打席が回ってきました。
2ストライク1ボールからの外角の球を打って出たのですが、残念ながらセカンドフライ。
3回裏に回ってきた第2打席。
ここではかなり大きな当たりもあったのですが、残念ながらレフト線に切れるファール。結局2ストライク1ボールから高めのボール球に手を出してショートゴロに終わりました。
今日はベンチ内やネクストサークルで町田コーチが何度も濱中選手に声をかけてスイングのチェックをしていました。
5回表、6回表にはそれぞれ1回ずつライトフライの守備機会がありましたが、これは難なく処理。

6回裏に第3打席。2スIトライク2ボールからの5球目。インコース低めの難しいボールを打って出たのですが、ショートゴロに終わってしまいました。
結局3打数0安打。
ベンチに引き上げた濱中選手はベンチのみんなにぺこりと頭を下げ、そのままベンチ奥に。
そして自分の荷物をまとめると、鳴尾浜球場を後にしました。
そう、甲子園球場へと向かったのです。
僕も濱中選手の出場機会を信じて、甲子園球場へと急ぎました。
甲子園球場に着くと、試合は5回裏が終わったところ。すぐに濱中選手がベンチに入ってきました。
他にも鳴尾浜球場から甲子園球場に駆けつけた選手が数人いて出場機会を得ていましたが、濱中選手はベンチ入りの瞬間に姿を見ただけで他は全くその姿が見あたりませんでした。
「きっと代打出場に向けてベンチ奥でバットを振っているんだ」と信じてその時が来るのを待ちました。
そして最終回。その時が来ました。
1アウト1塁から濱中選手の名前が甲子園球場にコールされ、球場中に大歓声がわき上がりました。
やはり濱中選手にはこの大歓声に包まれた甲子園球場が似合いますね。いつもと同じ仕草でバッターボックスに向かう濱中選手。
そしてゆっくりと右バッターボックスに入りました。
1球目、見送りのストライク。
2球目、空振りのストライク。
いきなり2ストライクに追い込まれてしまいました。
教育リーグでの調整に入り、結局昨日の1安打のみでその後凡退に終わっていた濱中選手。
その打席をこの目でずっと見てきていましたが、なかなか結果を出せずに苦しんでいる濱中選手の気持ちを思うと、ここからはもう祈るような気持ちになっていました。
そして打席に立つ濱中選手の姿をカメラのファインダー越しに見ながら、もう僕には球場の音が聞こえなくなっていました。
3球目はインコース高めのボール。牽制球2球をはさんで4球目はアウトコース低めのボール。
2ストライク2ボールの並行カウントとなりました。
そして・・・濱中選手のバットが真田投手の投じた第5球を捕らえました。その打球は低い弾道ながらグングンと伸びてゆきセンターのはるか頭上を越え、フェンス直撃。
ツーベースヒットとなりました!
やりました。あの苦しんでいた濱中選手のここ数打席が嘘のような素晴らしい当たりでした。もうちょっとでホームランという当たりでしたが、そんなことはもうどうでも良かったです。
とにかく濱中選手らしい当たりが出た、それだけで満足でした。
誇らしげに二塁上に立つ濱中選手の姿・・・そしてスタンド中から大きな拍手と歓声が送られました。
このバッティングが見られれば大丈夫。そう思える文句ない当たりでした。この挨拶代わりの一撃をのろしに、明日からオープン戦に再合流し、今度こそ開幕スタメンに向けての再スタートですね。
きっと不調を乗り越えた濱中選手が、成長したその勇姿を見せてくれるでしょう!

鳴尾浜での教育リーグ
打撃不振からオープン戦帯同を離れ、今日から鳴尾浜での教育リーグに参加となった濱中選手。
ただ、広澤コーチの指導でバッティングの状態は上向きだと聞き、その活躍を信じて鳴尾浜球場に向かいました。
朝8時半ころから少しずつ選手が球場に姿を現しはじめ、濱中選手もすぐにやってきました。
黒いウインドブレーカーにサングラス、赤のリストバンドに黒い手袋、赤と白のいつものバッグを持って喜田選手と談笑しながらベンチに入りました。

その表情はとてもリラックスしていて、笑顔を見ただけでここ数日の心配が少し晴れた気がしました。
荷物をダッグアウトに置いてベンチから出てきた濱中選手は朝早くて眠いのかアクビをしながらベンチ前に置かれた焚き火の缶のそばに行き、暖を取っていました。
選手がみんな集まると外野に移動。コーチがやってくると円陣を組んで今日のスケジュールの説明。
いつものように最前列に並んだ濱中選手はコーチの手元の予定表を思い切り覗き込みながらそれを聞いていました(笑)
そしてアップ開始。
寒い中、体をほぐそうと入念にストレッチした後、ジョグ、ダッシュと続けていきました。
ここで投手陣と野手陣が別れて投手陣はキャッチボール開始。
野手陣はレフトのフェンス前に移動して、ここでダッシュの続き。ベースランニングの距離を2人並んで競争して走っていました。
濱中選手のお相手は中村豊選手。僅差で中村豊選手が勝利して、勝利の瞬間、右手を「1ばーん」と高々と上げていました(笑)
そうして打撃練習開始。濱中選手はベンチに戻ると右手にヘルメット、左手に黒と白木の2本のバットを持って出てきました。

そこに現れたのが平塚コーチ。しばらく話し込んでいた二人でしたが、途中、濱中選手は身振り手振りで今のバッティングフォームの問題点を説明しているようでした。
どうも前にポイントがずれてしまってて、あまり意識しすぎると今度は差し込まれて・・・と言うような内容のようでした。それを聞いた平塚コーチからもスイングについての説明・指導が行われていました。
その指導のあと、ティーバッティング開始。
最近、見慣れてきた関本選手のバッティンググラブをして白木のバットで真剣にスイングを繰り返していました。
ティーバッティングを終えた濱中選手は汗をぬぐって、ケージの後ろへ。自分の番を待っていましたが、すぐに番が回ってきてまずは筒井壮コーチがバッティングピッチャーをしてくれているケージでフリーバッティング開始。
打球は結構いい角度で上がるものが多く、筒井壮コーチからも「完璧!」「ナイスバッティング!」「よっしゃ~」とその都度、声がかけられていました。
続いて隣のケージで今度はマシン相手にフリーバッティング継続。
ここでも自らのバッティングのポイントを確かめるように1球1球丁寧にスイングしていました。
バッティング練習を終えた濱中選手はいったんベンチに戻りウインドブレーカーを脱いで練習着に着替えるとグラブを持ってグラウンドに戻ってきました。
三塁側の内野のファールグラウンドで軽くキャッチボールをした後、レフトに移動してノック。
ノッカーの平塚コーチからは「何本かは自分で決めろよ~」と言われ、頷いてノック開始。
ただ、平塚コーチのノックボールがあまり勢いが無くて・・・(笑)
途中から濱中選手がジェスチャーで「こーんなボール」「ここのコースに打って」とリクエストが入っていたのですが、なかなか思うような打球が飛んでこなくて、ちょっとずっこけるシーンもありました。
それでも捕球したボールは全てノッカーの横までしっかり返球できていましたし、一人でノックを受けていたからかいつもより多くボールを追いかけていました。
ノックを終えるとセンターに移動してフリーバッティングの守備についていましたが、しばらくして内野に戻ってくると走塁練習開始。
まずは一塁上で秀太選手と並んで二塁へのベースランニング。
続いて二塁上に移動してここから三塁への走塁練習。
ただ、途中でなぜかグラブを持ってショートの守備についたりしてました(笑)
二塁上での走塁練習を終えると最後は三塁側のファールグラウンドで三塁から本塁への走塁練習をしていました。

そうしてベンチに戻ったので、これでシートノックまでもう出てこないかと思っていたら、しばらくしてから再びグラブを持って登場。
センターの守備についていました。守備の途中、またもや平塚コーチがやってきてここでもスイングについての談義なのか、グラブをバットに見立ててスイングの形を繰り返していました。議論が白熱している間にタイガースの打撃練習が終了。
散らばったボールを片づけて、昼食を摂るためにいったんグラウンドを後にしました。
1時間弱ほどしてから今度はホームのユニフォームに着替えた濱中選手が、右手に白木のバットを1本持って仲良しの山本記者と一緒にグラウンドに戻ってきました。ベンチの所までやってきた二人は、ベンチには入らず、その横の記者席のフェンスに腰掛けてしばらく話し込んでいました。
二人で同じ方向に足を組んでて見てると面白かったですよ。
ソフトバンクのバッティング練習の時間が終了して、片づけの時間。濱中選手もみんなと一緒にネットなどを運んで片づけていました。
そしてベンチ前でアップをしてからキャッチボール。続けてライトでシートノックを受けました。
この後、スタメンの発表。濱中選手は4番ライトで先発出場。
試合前には選手がベンチ前に全員集合して円陣を組んで、声を掛け合っていました。
そしてこの後、恒例のベンチ前での素振りがあって、いよいよ試合開始。
まずはタイガースナインが守備につきました。
ライトの守備位置についた濱中選手。初回から守備機会がやってきました。
2アウトからライトフライが飛んできて濱中選手はこれを難なくキャッチ。
3アウトチェンジとなりました。
2回には最初の打席がまわってきました。
先頭打者として打席に立った濱中選手。1ストライク1ボールからの3球目。
インコースよりのボールを思い切りスイング。
ややつまり気味でしたが、レフト前ヒットとなりました。久しぶりのヒットで濱中選手は一塁に出塁。
何はともあれ、ずっと無安打が続いていた濱中選手にとってもちょっとホッと出来る1本になりました。
続く喜田選手の3塁打で一気に本塁に戻って先制のホームベースを踏んだ濱中選手がベンチに戻ると選手たちがみんな揃って祝福してくれました。
加藤コーチも汗をぬぐっていた濱中選手のところにわざわざやってきて笑顔でハイタッチしてくれていました。みんなが濱中選手にヒットが生まれたことを喜んでくれていて、このシーンを見てるとジーンと来ました。
ベンチでその後の攻撃を見てる濱中選手の表情も少し晴れやかに見えました。
ただ、結局この日はこの1本だけ。
第2打席は三振。第3打席はセカンドフライ。最終打席は当たりはよかったもののピッチャーゴロで併殺打に終わってしまいました。
最後まで出場した濱中選手は試合後もミーティングを終えて、再びスイングを確認するためか、立石コーチと一緒に三塁側のファールグラウンドへ。ここでコーチとスイングについて少し話した後、ロングティーを開始。
7~8本くらいをワンブロックとしてこれを何度も何度も繰り返して打っていました。
自分のバッティングのポイントを取り戻すため、何度も何度も・・・
ブロックとブロックの間には流れる汗をぬぐい、息を整えてまた打つ。

カゴに積まれていたボールが無くなっても、横で行われていたフリーバッティングのケージの中に落ちているボールを拾い集めてまた打つ。
振り続けることがこのスランプから脱出する一番の近道だと言わんばかりにスイングを続けていました。
そうしてやっとティーバッティングを終えようとしたのですが、フェンスオーバーしたらこれで終わりと2球だけ立石コーチにボールを渡したのですが、残念ながらボールはフェンス直前までしか届かず、またあわててボールを2球拾いに走りました。
でもこれもまたダメで、笑いながら更に2球。
「これはいったやろ~」の一言とともに飛んだボールはイイ当たりだったのですがラインドライブがかかってフェンス直撃。ずっこけた濱中選手はまた走ってボールを拾って再挑戦。
今度こそ「いったやろ~!!」で、フェンスオーバー。
長かったロングティーをやっと終了しました。
この後も最終チェックをするように立石コーチとスイングについてしっかり話し合って、打ち続けて外野に転がったボールを拾い集めた濱中選手が長い1日を終えてグラウンドを後にしたのはもう4時半でした。
完全復活とはいきませんでしたが、そのきっかけとなる1本が出た試合。今日何かを掴んだ濱中選手はきっと明日以降、本来の姿へと近付いて行ってくれると思います。

関西でのオープン戦
関西での最初のオープン戦。
対戦相手はまたまたオリックス。
球場に入ると濱中選手はちょうどバットを持ってベンチから出てくるところでした。
それを見つけた解説者の田尾さんがそばにやってきてしばし談笑。
どんなことを話していたんでしょうね。
田尾さんも濱中選手も表情は明るくて、決して不振で深刻という表情ではありませんでしたよ。
そうして濱中選手のバッティング練習開始。
まず始まったのはティーバッティング。
2つ並んだネットのうち、三塁側のネットの前にきた濱中選手は赤いバッティンググラブをして黒い自らのバットを持って、ティーバッティングをはじめました。
力一杯スイングする姿はいつもの濱中選手で、とても力強く見えました。決して調子が悪いようには見えませんでしたよ。
続いて行われたフリーバッティングもしかり・・・
フルスイングしたバットから繰り出される打球は高々と舞い上がって何本も何本もフェンスを越えていきました。
上段のスタンドにも何度か届いていて、濱中選手らしい滞空時間が長く、きれいな放物線を描く打球が数多く見られました。
岡田監督もこのフリーバッティングの様子をケージに張り付いてじっと見ていました。
フリーバッティングを終えて濱中選手がケージから出てくると、そばにいた正田コーチが歩み寄ってフォームのチェックをしていました。
その後、いったんベンチ奥に姿を消した濱中選手でしたが、グラブを持って再び登場。
赤星選手と一塁ファールグラウンドでキャッチボールをしてからライトに移動してノック開始。
これも赤星選手と交互にノックを受けていました。
最初はきっちりノッカー横まで返球。
濱中選手は返球した後、ボールの行方を最後までじっと見て、ボールがちゃんと狙ったところに行ったのを確認すると小さく頷くのが癖みたいですね。
しばらくボールを追いかけて右へ左へ前へ後ろへと走り回っていましたが、守備練習を終えると一塁キャンパス上へ。
走塁練習です。
フリーバッティングの打球にあわせて二塁へとスタートを切ったり、打球の行方を見て一塁へ戻ったり・・・
それが終わると二塁へ移動して、同じように走塁練習。
ここでは吉竹コーチがそばにいて濱中選手に走塁について指導してくれていました。
バッティング練習が終わり、オリックスのシートノック。
そしていよいよタイガースのシートノック開始です。
濱中選手は藤原選手や高橋選手と並んでライトでノックを受けていました。
シートノックの途中でスタメンの発表があり、「4番ライト濱中」のコール。バックスクリーンのスクリーンに濱中選手の姿が大写しになしました。
シートノックを終えたタイガースナインはベンチ前で円陣を組み、試合前のミーティング・・・試合に備えていました。
このあと、野手はみんなでベンチ前に出てきて素振り。
いよいよ試合開始・・・の前に、今日が京セラドームでの初ゲームと言うこともあり、オリックスに今年からやってきた選手やコーチ陣の紹介がありました。
場内アナウンスにのって、選手たちがベンチからマウンドの所に走っていくのですが途中、一塁側のラインをまたぐところでわざと転んでみたり、大きく飛び越えてみたりそれぞれパフォーマンスをしていて、見ていた濱中選手たちタイガースナインもベンチの中で大笑いでした。

試合開始。
濱中選手の最初の打席は2回表。
この回、先頭打者としてバッターボックスに向かった濱中選手。0-1からのファーストストライクを積極的に打って出たのですが、残念ながらショートフライ。凡退に終わりました。
最初の守備機会は2回裏。先頭打者の下山選手の打球はライトのライン寄りに上がるフライでしたが、濱中選手はしっかりこれをキャッチしました。
4回表には第2打席。一死1・2塁のチャンスでの打席でしたが、空振り三振に終わってしまいました。残念。
6回裏に2回目の守備機会がきました。一死2・3塁で岡田選手の打球はライト前ヒット。二塁ランナーは大引選手で、アウトカウントを除くと安芸の時と同じ状況だったのですが前回の捕殺の送球のイメージが強かったからか、今回は大引選手は三塁でストップしました。
濱中選手の送球がホンモノに近付いてるからこそでしょうね。
7回表、9回表に回ってきた打席でも残念ながらヒットを打つことは出来ず、この日は4打数無安打でした。
試合も結局4-1で敗戦。
あまりいいところなく終わってしまった試合でしたが、今のこのオープン戦の時期に問題点をすべて出し尽くしてしまった方がいいのではないでしょうか。それによって今を乗り切ることが出来れば、一段階進歩した状態で開幕を迎えられることでしょう。

春季キャンプ打ち上げ
2月1日に沖縄宜野座村で幕開けた春季キャンプも1ヶ月の日程を終え、今日ついに打ち上げとなりました。
ほとんどの休日を返上してひたすらトレーニングに明け暮れた日々。
その成果はすでに現れ始めています。
自らのブログでは「まだ万全とは言える状態ではない」と述べているものの、連日のオープン戦や紅白戦では好調な打撃を見せてくれていますし、守備の方でも光るプレーもあります。
ただ、この1ヶ月間、突っ走ってきただけに疲れがあるのも確かでしょう。
久々の自宅でゆっくり体を休めて、また週末からのオープン戦でがんばってもらいたいですね!

オープン戦2戦目
安芸から高知に場所を変え、オリックスとのオープン戦2戦目。
高知市営球場に着くと、サブグラウンドでオリックスの投手陣がアップを行っていました。開門までまだ時間があったのでしばらくその様子を見ていたら、タイガースの選手たちのバスがやってきて、そのまま全員サブグラウンドに。
なんと目の前でアップを始めました。
フェンスをはさんで我々の目の前に荷物を置いた濱中選手でしたが、途中藤本選手と戻ってきてバッグをごそごそ・・・
荷物の中からネックウォーマーを2つ取りだして、一つは藤本選手に貸してあげていました。
選手が全員集まったところでコーチがやってきて点呼を取りはじめました。
それぞれ選手の名前が読み上げられ、返事をしている様子はまるで授業の前に先生が出席をとっているかのようで微笑ましかったです。
この点呼の後、アップ開始。
いつもと同じアップの光景なのですが、選手と同じ目線の高さでフェンスを一つはさんだほんとに近いところで行われていて、なんか新鮮な感じでした。選手の息づかいやかけ声の一つ一つまで感じ取れましたよ。
アップを終えた選手たちは荷物をまとめて球場へと入っていきました。
選手が通る道の左右には多くのファンが詰めかけて人によるアーチが出来ていました。
僕も球場の入り口の方に移動して、開門を待っていましたが、まもなく開門の時間となりスタンドに入るともうすでにタイガースのバッティング練習が始まっていました。
ただ、濱中選手の姿は最初はグラウンドにはありませんでした。
少しして濱中選手は関本選手のバッティンググラブを借りて黒い自分のバットを持って出てきました。
ティーバッティングをしようとバックネット前に来たのですが、トスを上げてくれる人がいなくて少しの間、一人で寂しそうに立っていました(笑)
きょろきょろしているとスタッフの方がやってきて、ティーバッティングが開始されました。
真剣な表情でしっかり打ち込んでボールを片付けた濱中選手でしたが、今日はビジターゲームでフリーバッティングのケージが1つしかないのでなかなかフリーバッティングの順番が回ってこず、しばらく素振りをしたりしながら自分の順番が回ってくるのをじっと待っていました。
ケージ横で待っているときに、グラウンドにやってきてノックを手伝っていた片岡さんと何か話をしていました。
バッティングの調子とか聞かれていたのでしょうか。

やっと回ってきたフリーバッティングも4分少々で終了。
でも短い時間でしたが、レフトスタンドに飛び込む大きな当たりも結構見られましたよ。
バッティング練習はここまで。いったんベンチ奥に戻った濱中選手はグラブを持って元気に走って飛び出してきました。
ライトの守備位置に行くと、センターにいた赤星選手とキャッチボール開始。
センターとライトの距離くらいをしばらく投げて、キャッチボールを終えました。
もちろん、こんな短い距離を投げるのは全く問題なくてごく当たり前のようにこなしていました。
そしてそのままの場所でノック開始。
最初は普通にノックを受けていたのですが、途中から濱中選手の方からノッカーにジェスチャーで、打って欲しい打球を指示して前後左右にボールを追いかけていました。
返球も最初のうちはノッカー横までしっかり投げていました。
この返球も昨日の捕殺を思い出させてくれるようなノーバウンドのストライク送球が多くて、見てて気持ちいいくらいでした。
ノックを終えると一塁ベース上に行き、走塁練習。
何度か二塁への走塁を練習し、今度は二塁に移動して二塁から三塁への走塁も練習していました。
ここまででタイガースのバッティング練習時間が終了。
タイガースの選手はみんないったんベンチ奥に引き上げました。

オリックスのシートノックがあって、それが終わってタイガースのシートノックとなりました。
赤松選手とライトの守備位置に並んでシートノックを受けていましたが、昨日のようなミスは全然ありませんでしたよ(笑)
そしてスタメンの発表。濱中選手は4番指名打者での先発出場でした。
2回の表に最初に回ってきた打席。濱中選手の打球は高々と舞い上がってレストスタンドに向かいましたが、残念ながらファール。
距離は十分の大きな当たりだっただけに残念でした。

結局、濱中選手はこの日は無安打。チームも散発3安打で9対0と大敗を喫してしまいました。
広沢コーチのブログでは「原因は昨日の川越のシュート」だそうで・・・
この時期、特に右打者はシュートを見せられると体が開いてしまうらしいですね。濱中選手もインコースにはつまって内野ゴロ、アウトコールには体が開いて打ち上げてしまうという悪循環に陥っていました。
でも、微調整ですむらしいのでまた次の試合から調子を取り戻してもらいたいものです。
オープン戦初戦
沖縄宜野座村から場所を高知県安芸市に移した阪神タイガースの一軍二次キャンプ。
今日からオープン戦が開幕です。
週末の試合でもあり、球場には今キャンプ一番の人出。
スタンド中がタイガースカラーに染まりました。
球場ではすでに選手たちがアップの真っ最中。黒いウインドブレーカーを着てサングラスをした濱中選手の姿もその中にありました
他の選手に混じって、関本選手と並んで外野の芝生の上でストレッチをしたり、ランニングやダッシュを繰り返していました。
アップを終えた選手たちは走ってベンチに戻ってきてバットやグラブを手に試合前のバッティング練習に。
濱中選手もウインドブレーカーを脱ぎ、練習用Tシャツに着替えグラブをもってライトの方に行き、赤星選手とキャッチボールを開始。センター方向に距離を伸ばしながらキャッチボールをして肩の調子を確かめ終わると早々に切り上げて、すぐにレフトへ。
レフトでは外野ノックが行われていました。中村豊選手、桜井選手、赤松選手がすでにもうノックを受けていたのですが、ここに濱中選手と赤星選手が合流しました。
ノックの打球は前後左右に飛んできて、濱中選手も縦横無尽に走り回って打球を追いかけていました。
捕ったボールはホームまで返球するのではなく、後ろのフェンス際にいるスタッフに向かって投げていました。
ノックを終えた濱中選手はライトの守備位置に移動してフリーバッティングの守備につきました。
ここでもバッターが林選手ということもあってライトにも結構打球が飛んできて、赤松選手と二人交代でボールを追いかけていました。

しばらくすると濱中選手は二塁上へ。高橋光選手や鳥谷選手と並んで走塁練習。途中、鳥谷選手と並んで仲良く笑いながらなにやら話していたのですが、ここにフリーバッティングのするどい打球が飛んできて、二人はあわてて飛びのきました。
走塁練習を終えた濱中選手は、鳥谷選手と一緒にベンチに戻って今度はサングラスを外しバットを持って出てきました。
バックネット前に移動した濱中選手はティーバッティング。
ティーバッティングの途中、笑顔も見られましたしスタッフや周りを通りかかるチームメイトとも話しをしたりして余裕が感じられました。
最初はチームの白木のバットを使っていましたが、途中からはいつもの黒いメープルのバットに交換。
新聞報道では今年からアオダモにまた戻すとありましたが、まだそのバットは無いのでしょうか。
あるいは今、こうやって使ってるバットも黒のアオダモバットなのでしょうか。
一通り、ティーバッティングを済ませて、ボールを片づけて汗をぬぐった濱中選手。
今度はケージに移動してフリーバッティング開始。
右へ左へと打ち分けていましたが、ミートを心がけていたのか低い打球が多かったようです。
途中、首をかしげるシーンもあり何か課題を持ってバットを振っているように見えました。
タイガースのバッティング練習が終わると今度はオリックスのバッティング練習。
タイガースの選手はみな、ベンチに引き上げました。
そして試合開始前になるとユニフォーム姿になったタイガースの選手たちがグラウンドに出てきました。
濱中選手も仲良しの藤本選手と並んで笑いながら出てきてライト側のファールグラウンドの芝生の上に。アップを済ませるとライトに移動してまずはキャッチボール。
そしてシートノック開始。
いつものように難なく打球を処理・・・と思ったら最後のノックの打球をお手玉してしまいもう一度やり直し(汗)。でも追加の打球はしっかりキャッチして好返球を見せてくれましたよ。
この後、スターティングメンバーの発表。濱中選手はライト4番で先発出場。
恒例の試合前のサインボールの投げ入れも終わり試合開始。
ライトの守備位置に向かう濱中選手の新しいユニフォーム姿。体は締まってるのに、背中が大きく見えたのは濱中選手の自信の表れだったのかも知れません。
2回裏に最初の打席が回ってきました。
無死ランナー無し。この回の先頭打者としてバッターボックスに向かいました。0-2となった3球目をうまくはじき返してセンター前へ。初打席初安打です。
そして続く今岡選手のヒットで二塁に進んだ濱中選手は鳥谷選手の一塁ゴロでダブルプレーを焦った大引選手の一塁への送球がそれる間に先制のホームイン。1得点をあげました。
3回に最初の守備機会がありました。大西選手の打球はライト前にフラフラッと上がり、濱中選手は猛然とダッシュ。この回からセカンドに入った藤本選手もバックして打球を追いましたが、結局二人の間に打球はポトリ。ライト前のヒットになりました。
二人が交錯しそうになった瞬間はドキッとしましたが、ぶつかったりしなかったようでホッとしました。
2回目の守備機会は6回表。二死2・3塁で森山選手の打球はライト前ヒット。
濱中選手は猛然とダッシュして本塁へ送球。俊足のセカンドランナー大引選手を本塁タッチアウトとして追加点を阻止しました。
「今シーズンは捕殺を増やしたい」と明言していた濱中選手がいきなり見せてくれたオープン戦での捕殺でした。
結局、7回裏の3打席目を終えたところで中村豊選手と交代となったのですが、3打数1安打1得点、そして捕殺も見せてくれてオープン戦初戦としては十分な内容でした。
この調子で残りのオープン戦でも活躍してくれればスタメン獲得は間違いないですね!
1次キャンプ打ち上げ
2月1日から沖縄・宜野座村球場で行われていた阪神タイガースの一軍1次キャンプも今日で打ち上げ。
濱中選手にとっては実りの多い、充実したキャンプになったようですね。
実戦でもまだ練習試合とはいえ、本塁打を放ったり連日タイムリーヒットを見せてくれたり・・・
その好調ぶりが連日報じられました。
明日の移動日をはさんで、20日からは高知県安芸市で二軍と合流して2次キャンプ。
いよいよ週末からはオープン戦が始まります。
開幕に照準を合わせて最後の調整の時期に入るだけに、今の好調さを維持して、このまま開幕まで突っ走ってもらいたいですね!

(画像はあだっちゃんにお借りしました)
キャンプ第2クール
沖縄・宜野座村球場で行われているキャンプも第2クール。
濱中選手はバッティングのポイントを確認しながらかなりしっかり打ち込んでいるようですね。
右へのホームランを増やす・・・それが今年のテーマ。
クリアできれば目標の30本塁打、100打点も間違いないでしょうね。
このままの調子でキャンプを乗り切って、早く実戦でその成果を見せてもらいたいものです!

(画像はあだっちゃんにお借りしました)
キャンプイン
いよいよ今日からキャンプイン。
新たなユニフォームとともに、新たな気持ちで迎えるシーズン最初の日ですね。
新ユニフォームは従来のユニフォームのデザインを基本的には踏襲しながらも、ホーム用には黄色を配したり、脇腹のラインが入ったりとスタイリッシュにモディファイされ、背番号や名前のフォントも変更されました。
慣れるまではちょっと違和感があるかも知れませんが、濱中選手ならきっと何を着ても似合うんでしょうね。

(画像はうえちゃんにお借りしました)
今オフは、例年にも増してハイピッチでここまで調整してきた濱中選手。
このまま全開でキャンプを乗り切り、全試合出場、そしてそのままスタメン獲得し、最終的な目標は勝負強いバッティングでクリーンナップの一角を担いチームに貢献すること。
今の濱中選手の好調ぶりを見ていると決して難しいことではないでしょう!
球春到来・・・それは濱中選手にとっても輝かしいシーズンの幕開けになることでしょう。
自主トレキャンプ最終日
2週間前に淡路島で始まった'07年の自主トレキャンプも今日が最終日。
球場には濱中選手たちの姿を見ようと、このキャンプ中で最も多い人が来ていました。
グラウンドに姿を現した濱中選手が手にしていたのはサッカーボール。
これまでもサッカーボールをグラウンドに持ってくることはあったのですが、金澤投手が少し使ったくらいでほとんど使用されることはなかったのですが、この日は違っていました。
持ってきたボールを転がすとドリブル、パスをしながら外野を走り始めました。
お互いの行く先にボールをけり出して右へ左へとグラウンドを行ったり来たりしていました。
途中、岡先生とSICの岡田さんが参加して4人でパスとドリブル。
結構みんなうまくこなしていましたよ。
なんか野球場の中をサッカーボールを追いかける4人が走り回るのはちょっと不思議な光景でしたが・・・(笑)
ランニングを終えたあとも外野の芝生の上でリフティング合戦。
これがまたみんなうまいんです。
濱中選手も小学生の頃、サッカーをかじっただけとは思えないくらいの腕前で器用にリフティングを繰り返していました。
ヒールキックもヘディングも、胸を使ったトラップもなかなか堂に入ってましたよ。
リフティングを終えるとボールを持っていったんベンチ奥に戻った濱中選手。
しばらくしてグラブを持って出てきました。
外野に移動してキャッチボールです。
金澤投手相手にキャッチボールをはじめた濱中選手。
自主トレ初日には非常に寒かったこともあり、距離も50~60m程度でしたが、今日は最後の日でもあり軽く80mを超える距離を難なく投げていました。
こんなところでも濱中選手がこの2週間で肩の調子を上げてきたことがうかがえました。
キャッチボールを終えた濱中選手たちは内野に戻ってきてネットを用意してノック開始。
今日のノッカーは岡田さんです。
濱中選手と金澤投手、岡先生が交代でノックを受けていました。
途中まではいいペースでみんな頑張ってボールを追いかけていましたが、そこはプロとアマの違い。岡先生がへばってきて、ボールを追いかける足がおぼつかなくなってきました。
そりゃあそうですよね。プロ野球選手と同じノックを受けているのですから・・・
でもそれを見て濱中選手は大喜び。岡先生がボールを逸らすと鬼の首を取ったかのように右手を挙げて「はーい!あと3球~」と岡先生に続けてノックを受けるように促していました。(笑)
でも岡先生もがんばって最後までノックを受けていましたよ。
内野ノックを終えた3人は岡田さんがいるホームベースのあたりに集合。
ここで岡田さんがあげてくれる内野フライノックを受けていました。
ところがこのノックはすぐ終了。
なんと・・・ここで濱中選手の投球練習が始まりました。
マウンドに立った濱中選手は全力投球。
もと投手だけあってフォームは決まってましたし、途中、スライダー、カーブ、シュートを交えてかなりしっかり投げていました。
フォークボールを投げるよ~ってサインも出してましたが、濱中選手の持ち玉にフォークボールは無かったはずでは?!(笑)
岡先生がキャッチャーをしてくれていたのですが、岡先生をからかおうと金澤投手もマウンド上へ。
濱中選手と金澤投手が二人並んで投げるふり。
岡先生も慌てて逃げ出していました(笑)
そりゃあ怖いですよね~。
プロ野球選手の全力投球を受けとめるだけでも怖いと思うのに、二人並んで投げる仕草をされたら・・・(汗)
あ、もちろん、二人とも投げる構えだけで投げなかったんですけどね(笑)。
そうしてマウンドを金澤投手に譲った濱中選手。
ただ、さすがに金澤投手のボールはすごくていきなり岡先生のグラブをはじいてしまったので、濱中選手がキャッチャーになりました。
金澤投手の投げる球を、キャッチングしては「高い!低く低く!」とジェスチャーしたり、「ナイスボール!」と大きなアクションで示したりしていました。
二人の投球練習(?!)を終えて今度はバッティング練習。
濱中選手と金澤投手が二人でお互いトスを上げてティーバッティング。
隣では岡先生と岡田さんがバッティングピッチャーをつとめるために投球練習をしていました。